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素晴らしい!(室内合唱団 日唱 第18回定期演奏会) [音楽]

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(公演のパンフレット)

こんにちは。


11月14日、練習の合間、みなとみらい
小ホールで開かれた演奏会を聴きに行った。
日唱(日本合唱協会)はプロの合唱団。
同じプロ合唱団の東混と違い20人程度の
少数精鋭で歌う。


今回のテーマは「山田一雄リバイバル(日唱
初演の軌跡)」


第1部は名指揮者山田一雄先生の作曲した曲
を聴く。

 ・竪琴の音に寄せて  (詩、深尾須磨子)
 ・風の又三郎      (詩、宮沢賢治)
 ・もう直き春になるだろう(詩、城左門)
 ・組詩「祖師谷より」  (詩、深尾須磨子)

山田一雄先生は名指揮者としてのイメージが
強いが、名作曲家でもあった。
日唱とは音楽監督を25年務めたほど絆が深
いとのこと。


山田先生のご息女の山田英津子さんのソプラ
ノソロと日唱との共演ステージ。
またとない機会に恵まれた。
山田先生は我が昼どき合唱団の声楽指導をし
て下さっている。
先生のソプラノソロがとても楽しみだ。


第2部は日唱初演作品を聴く。

 ・春の小川幻想
 ・動物たちのコラールⅢ
 ・水のいのち

19時開演***********

はなからロケットスタート。我々の演奏会も
こんなスタート切りたいな!
エッセンスの一杯詰まった曲ばかり、合唱の
素晴らしいバランス。美しいハーモニーと、
ソリストの熱演。
特に、思いのこもったソプラノソロはその場
でなければ絶対再現出来ないほど熱がこもり
感動の連続だった。


私が1番感動したのは、深尾須磨子作詞の
「祖師谷より」。13曲もの大曲。ソプラノソロ
と混声合唱の共演。
とにかく詩が素晴らしい上に。曲も歌も超素晴
らしい。私の半世紀以上の前の原風景の記憶が
鮮やかに蘇る。


こんな感動的な演奏会は初めて。もう泣きた
くなるほどだった。
本当に難しい曲を軽やかに歌う。ソロも合唱
も、もはや我々とは別世界、十分に堪能した。


第2部は合唱。
印象に残ったのは組曲「水のいのち」。
聞き慣れた組曲だが、

全体が一つに同化したクリアな発声。
ホールの隅々まで届く発声。
何より楽譜に実に忠実。
言葉にできない綺麗なハーモニー。

これらが見事に融合し、思わずブラボー!!
目い演奏だったと思う。お手本そのもの。

ほめ過ぎだろうか、いやそんなことはない。
心のこもった演奏だった。
こういう演奏を聴くと本当に幸せな気分にな
る。
11月27日の本番も頑張ることを誓い、満
ち足りた気持ちでホールをあとにした。


youtubeに山田一雄先生指揮の「夏の思
い出」がアップされています。
https://youtu.be/3PnRebd6mYg



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