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12月0日「メサイヤ&水のいのち」を聴いた [合唱]



(公演のチラシから)



こんにちは。



12月30日、ギャラクシテイ西新井文化ホ
ールで行われた歓喜の演、Vol,16<合唱>
公演を聴いた。



14時半開場、15時開演。


指揮:  近藤直子
ソプラノ:山田英津子
アルト: 岩森美理
テノ-ル: 望月哲也
ピアノ: 小池亜季
管弦楽: 東京シティ・フィルハーモニック管
     弦楽団

合唱:  歓喜の演Vol,16合唱団(足立区民
     公募)


曲目


第1部 混声合唱組曲「水のいのち」 
     髙田 三郎 作曲・高野 喜久雄 作詩 
     弦楽とピアノ伴奏版 編曲:今井邦男

第2部 オラトリオ「メサイア」(抜粋英語版)
     ヘンデル作曲 
     合唱・ソロ
     弦楽楽団、混声合唱団



メサイア全曲なら、2時間半を要するが今回
は抜粋版である。
水のいのちも良い曲なので、楽しみだ。



年越しを飾るのには申し分ないね。それに我
が師匠がソロで出られるので、聴くことにした。



12時に自宅を出る。それでも、ついたのは
14時、丁度2時間だった。全席指定なの
で、慌てなくて済んだが。



「水のいのち」はピアノ版が普通だが今回は
ピアノ+管弦楽つき。
また趣が変わって、楽しく聴いた。ピアノ、
フォルテの使い分けも良く、男声も良く頑張
って良い演奏だったと思う。



でもこの曲を歌いこなすのは大変だな。私も
、3年前、組曲の中の2曲を歌ったが、反省
事項ばかりだった。今なら上手く歌えるかな。



第2ステージはお待ちかねの「メサイア」。
合唱団は総勢80名だが、男声が14名と少
な目だ。本当はあと10名は欲しいとこだが。
単独合唱団でこれだけ集めるのは容易でな
い。公募だからできること。



大曲を歌うのは特別編成のスタイルが人気だ
ね。こういう大曲は単独では難しいし全員が
好きでなければできない。
宗教曲が歌いたい人が集まるから一からの音
取りも必要ないことも多いのはメリットかな。



メサイアは全曲で47曲。合唱、アリア、叙
唱(レチタティーヴォ)が縦横に張り巡らさ
れ、2時間30分かかる。
もちろん3部制だから、途中休憩できるが。



ドイツ人だが、英国に帰化したヘンデルが英
語で作り上げたもの。イエスキリストの誕生
・受難・復活、そして神への賛歌を描いたオ
ラトリオ、壮大な叙事詩だ。



これほどソリストが活躍するのはオペラぐら
いかな。今回も、テノール、ソプラノ、アルト
のソロ、アリア、叙唱。もうたっぷりお腹い
っぱいに聴いた。合唱がかすむぐらいだった
と表現しておこう。



私は合唱もソロも興味あるから、聞き入った
が合唱を聴きに来た人は少し肩透かしだった
かもしれない。



合唱10曲、テノールソロ7曲、ソプラノ7
曲、アルト2曲1部の〆ハレルヤ・コーラ
ス、3部の〆アーメン・コーラス。全27
曲、聴くだけでも疲れた~。



事前にストーリーを調べていったのだが、速
いテンポ、アリアになると英語はわかりにく
い。字幕の1部はプログラムにあるものの、
聖書を知らない日本人には荷が重い。抜粋
版で良かったな。とにかく圧倒されて、会場
を後にした。



今日の座席は前の方(4席目)に座ったので、
合唱のは勿論、ソリストの迫力が伝わってき
て、楽しかった。
これからは、せいぜい前から5,7番目くら
いに座るのがいいのかな。オケがすぐそばな
のは気になったが。



メサイヤ最終曲、アーメン・コーラス。
ハレルヤに匹敵する迫力があります。






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



今日はいよいよ12月31日、2017年最
後の日、今年はいろいろと教えていただき、
そして暖かい励ましも頂きありがとうござい
ます。来年もどうかよろしくお願いします。
よいお年を。


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賛美歌「いつくしみ深き」に込められた思い出 [音楽]

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こんにちは。



賛美歌312番「慈しみ深き」は、文部省唱
歌など日本詩が付けられて、民謡扱いに親し
まれた曲である。



原曲は、コンヴァース作曲『Erie(エリー)』
で、歌詞はアイルランドのスクライヴェンに
よる『What a friend we have in Jesus』。
スクライヴェンはこの歌が世に出る前に溺死
したという。死後発表された曲。



自らの婚約者を事故と病気で2度とも失った
という悲惨な体験をした。愛する者を失い深
い悲しみに暮れるなかで、闘病生活をしてい
た母親を慰めるため、どんな絶望の中でもイ
エスを信頼する気持ちを詠ったという。



悲しみや困難が訪れたときに、イエス・キリ
ストはいつでも見守っていますよ。そういう
敬虔な思いが込められている歌。



賛美歌の思いはどうかな。でもこの曲は私が
歌好きになった原点の曲といえる。



足が悪く小学校時代はいじめにあっていた私
は中学1年の7月、京都大学病院で足を手術
をした。当時では、日本初の難病手術だった。



でも一流の先生の執刀にも拘らず、抗生物質
の効かない弱い菌にやられるという医療事故
の典型みたいな結末。アキレス切除という最
悪の結果になり、スポーツのできない体にな
ってしまった。絶望の極みにあった時期。



暑い京都での2か月の入院生活、冷房のない
時代京都は地獄だった。
70日で退院、9月から12月ほぼ半年の闘
病生活。松葉づえでバス通学。転んで肉離れ
で再入院、もう精神的にがたがた。



その時に転校してきた教会の同級生。英語が
堪能な女の子、英語が得意だった私は対抗意
識を持ったが歯が立たず。友人になった。
いやほのかな憧れを持ったのだったかな・・・



教会の集いに誘われ、教会の集会に参加し賛
美歌を歌った。片田舎の教会の雰囲気は、厳
粛ながら気さくで、神父の話しに癒されなが
ら歌う賛美歌は楽しかった。絶望の底から救
ってくれたというと大げさだろうか。。



友はいても孤独だった。一人ぼっちの私を癒
してくれた賛美歌。弱い人間はいじめられや
すい。でも信仰心があれば頼れるものがある
から人を強くすると思う。



キリスト教の信仰心と日本の神仏に対する信
仰心は別物だが。まあ敬虔さは変わらないだ
ろうけれど。



今のいじめ問題は本人の心の弱さにされてし
まうが、精神的に頼れるものがないわけだか
ら、孤独に耐えられず簡単に折れてしまう。
一人ぼっちにしないことが対策だね。



当時は、良い高校に入って、一流大学を目指
すパターン。迷っている暇はなかった。私は
闘病による勉強の遅れを取り返すのに必死で
、受験戦争勉強に巻き込まれて、大学卒業後
は企業戦士となり50年戦った。



結局信仰の道に進むことはなかったが今では
遥かな青春時代の思い出である。
その時、記憶に刻み込まれたのがこの歌。
当時の情景が切れ切れではあるがふっと脳裏
に浮かぶ。曲は勿論、歌詞も殆ど覚えてい
る。



高校は地域の名門校。ただスポーツ系の学校
で男子校、音楽は盛んといえなかったが、全
体の1割もいない女子を集めて、合唱を始め
た同級生がいて、不完全ながら混声合唱と出
会うことになる。その時16歳。



以来男声合唱には目もくれず、混声一筋で来
た。途中半世紀もの空白期間があったがそれ
を取り返すような勢いで歌っている。
なんだろうな、こんなに打ち込むとはね。す
ぐ飽きる性格なんだが。



今は良い師匠、友人に囲まれて恵まれている
、ほとんだが歌を介在した親交。みんな本当
に歌が好きだ。
それと多くの芸術家の皆さんとしりあった。
これは普通の人生ではありえない幸運だと思う。



性格も積極的になり高校、大学時代の友人、
元の会社時代の友人、ブロ友さんとの交流
も増えてきた。日常生活も忙しく少なくても
孤独老人とは言えない。それも歌のお蔭だ
よなぁ。



そしていつ歌が好きになったろうと考える時
浮かぶのは、この曲「いつしみ深き」である。



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頑張れ、テノール(洋光台合唱団、年内最終練習) [合唱]

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こんにちは。



ここ2、3日でバタバタと記事を書いた。行
事が重なったためで、雑な記事になっていな
いか心配だ。



今週以降は30日に足立区の西新井に「メサ
イア」を聞きに行き年内は終わり。片道なん
と2時間近くの時間がかかる。



物好きといわれそうだが、ハレルヤを聞き年
越ししたいだけ。それに、ソプラノソロに師
匠が出演するという理由もある。



さて23日は年内最終練習日だった。
指導は川上先生。
2月18日のコーラルフェストに歌う曲、
モーツアルトミサ曲、ブレヴィスinGのキリ
エ、サンクトゥス、アニュスデイを練習し
た。3曲とも短い、アッという間に終わる。
間違えたら、もう取り返すことが出来ない。



17日の練習で、歌えるパトリを欠いたとは
いえ、ミスを繰り返し練習時間の大半をテノ
ールが占めるという醜態をさらした。先生の
信頼を失った。もう失敗はできない。



実は本日、テノールは練習の前30分ほど音
取りの自主練習をした。パトリを除く3名で
最大人数のテノール。一人一人の責任は重
い。本当に気を遣う。
一人でもミスすれば、全体に影響するのだ。
先日の練習のようになるのは避けたい。



自分は、毎日特訓したので成果を試す日だ。
。でも一人だけではダメなんだからね。今日
はパートリーダーも歌うので、大きなボロは
出ないと思うが。



先生の心配はそこだ。歌える人に頼りすぎ
る、ただついて行くだけじゃないかという懸
念。私自体も練習不足を反省して自己練習に
励んできた。今日はアンサンブルで合わせれ
ば歌える準備はできている。みんな練習して
来ただろうか。



こればかりは強制はできない、自己責任だか
ら。でもね意外に自習は難しい。だから練習
で覚えることが効率が良い。特に半音、リズ
ムは体に覚えさせることだ。
そういう意気込みで一度指摘された箇所は間
違えない覚悟が必要と思う。



別に誰に文句を言っているわけではない。自
分への戒めだ、人は誰でも、怠けたいもの、
ついつい次に先送りしてしまう。
だから言いたい。

「いつやる、今でしょ」

言い古されたこの言葉だが、本当に其のとう
りだね。




練習は順調だった。前回指摘された箇所は何
とかクリアーできた。もちろんまだ万全とは
言えないが、こわごわ歌っていたのを自信を
持って歌える。これが大きい。他のパートの
声を聞く余裕がでるから。



それに自分の声を合わせる。ハーモニーを作
り上げる感覚だ。
文節の終わりの4声がきれいにハモル醍醐味
はたまらないものね。



発声、アクセント、転調部分の強調。細かい
指導事項を楽譜に記入しておかないと次回再
び注意を受けることになる。



追求はまだ終わらない。道の半ばだ、それで
も一つ一つ完結させて、高みを目指す。来年
1年は雌伏期間、技術を磨いて再来年の本番
を目指す。長い道のりだが、頑張っていきた
いと思う。



さて、新年は6日から練習が始まる。8日は
は華街で新年会がある、2年ぶりの中華街
楽しみにしている。



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コールメロディオン第56回定期演奏会を聴く [合唱]

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(大田区民ホール・アプリコ大ホール)

こんにちは。



21日はコールメロディオンの演奏会だっ
た。会場は大田区区民ホール、アプリコ大ホ
ール。1階使用のみで1200人入るという
ホール。今回の入場者は908名だったと聞
いた。21日は平日の木曜日だ。素晴らしい
ね。



18,30開演。



1部  混声合唱組曲「内なる深さ」
     高田三郎作曲  高野喜久雄作詞
     指揮:川幡真央(学生指揮者)
     ピアノ:渡辺優美



2部  Meese solennell de Sainte Cecule
     (聖チェチーリアの荘厳ミサ)
     Charles Francois Gounod作曲
     指揮:坂本和彦
     ソプラノ:吉田美咲子
     テノール:市川和彦
     バリトン:村松恒矢
     オーケストラ:としまユングフェスタオーケストラ



女声58、男声25、総勢83名。もう少し
男声がほしいところだが。今のご時世しょう
がないか。



塾歌、校歌からスタート。
両校の校歌を一緒に歌う、
これぞこの合唱団の特色である。



両校ともそれぞれの学校の公認団体。対等
の関係であっても、運営は一体化している。
学校同士の提携関係としては理想形だと思
う。創立当初は同じ組織が両校にあり独立
性を強く求められたので融和に苦労した。
今の組織は56年の実績が生み出したものだ。



第一ステージは邦人作品。
ハーモニーのきれいな、叙情的な組曲。私は
初めて聴く。
全5曲、難曲だが、バランスのよく取れた深み
のある歌唱だったたと思う。



第2ステージはグノーのミサ曲。
ミサ曲にDomine Salvumが付いている。
Domine saivumはフランス教会独特のお祈り
の曲。王様のために演奏されたベルサイユの
チャペル。ナポレオン3世のために歌われた
とか。



さすが、80名を超える合唱団、大ホール
一杯に響きわたった。
実に意欲的な選曲だと思った。
選曲は学生だというから驚きだ。我々のころ
は想像も出来なかったこと。



さて、頑張ったね1年生。新学年は4月スタ
ートだから、わずか8か月でステージにのる
わけ。両方と大曲だ。もちろん先輩の背中を
追っているからできるだろうが、その努力に
敬意を表したい。来年は後輩を指導する立場
だから、研鑽を惜しまないでもらいたいと思
う。



歌唱は言葉では表現できないから語れない
が、大ホールなのに発音は明晰、とくにラテ
ン語は良く発音できていたといっておこう。



惜しむらはバランスかな。男声、特にテノー
ル少ない人数のためか、少し気張って歌って
いたようだ。
宗教曲のだいご味はハーモニー、そしてメロ
ディーパートと内声の美しさだ。でもこれに
はキャリアが求められる。
4年しかない学生合唱団としては合格だ。全
体の演奏はとても素晴らしかった、



ブラボー!
はっきり言って、我々の歌唱力では追いつけ
ないレベルと思う。



アンコールはクリスマスソング、若者らし
く、スイングしまくりの幕切れ。
あれ、コルメロはアンコールあったっけ?!
とにかく、荘厳なミサ曲のあとだから、大層
受けた。楽しい雰囲気でおしまい。大成功の
演奏会だったと思う。



今回の「坂本賞」はアルト、頑張ったねおめ
でとう!(本番で1番良かったパートに授与さ
れる賞、励みになりますよ)



団員の皆んな、坂本先生、市川先生、
ピアニストの渡辺先生、ソリストの先生方
オーケストラの皆さん
そして熱心なご指導で団員を導いていただい
たボイトレの清水先生。
本当にお疲れさまでした。
大変楽しい時間でした。



自己満足の記事になってしまったが、自分が
かかわった合唱団が活躍しているのを見るの
は楽しいものです。お許しのほどを。



さて、グノーの荘厳ミサはこんな曲(キリエ)です。
とても美しい曲ですよ。


 




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「忘れじの曲」(コールメロディオン第56回定期演奏会に寄す…2) [合唱]

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(56回定演パンフレット)


こんにちは。


(前回のつづき・・・)


コールメロディオンの第56回定期演奏会
は素晴らしかった。
私も合唱団員だが、もう彼らの清冽な声
は出せない。本当に羨ましい。
演奏後のレセプションに参加して、
彼らの若さに圧倒され、元気をもらった。
わたしも、歌える限りは頑張ろうと思う。


今や自他共に認められた合唱団。国際交流に
も貢献している。実力はピカ一と思う。
これからも元気よく、100年を目指して
歌い続けてほしい。



~~~~~~~~~~~~~~~~~

新人が半数以上を占めるアンバランスな合
唱団。期待して入ってきたのに、失望して
退団しないか、ガラガラと崩れはしないか
心配だった。それには演奏会を無事に開く、
これしか頭になかった。


常任指揮者の草野先生の功績は大きい。ボイ
トレもピアニストもいない団だから全ては先
生頼り。先生はもう亡くなられてしまったが
大恩人である。本当に足を向けては寝られな
い。


学生合唱団は縦の世界だ。4年生は就職活動
で頼れない。3年生が運営する。100名の
団の運営を4、5人でやる、とても無理だ!
2年生もいれての団の運営だった。


女子大と男子大の連携、当時としては異例
だ、周囲からは厳しい目で見られた。
不祥事は起こせない。我々運営する側はピ
リピリしてた。行動には本当に気を遣った。


結果、後輩達を守ることにつながったと思っ
ている。それにしても両校の顧問、アドバイ
ザーの先生方のご苦労は大変なものだったな
と思う。


当時の1,2年生は仲が良い、今も良く集ま
っている。それ以下の学年も同じ。
ただ私の当時の仲間は四散し、2,3人を除
き交流もない。真二つに割れたのはわれわれ
学年だったからかな。


一体我々はなんだったろうか、なんか釈然と
しない気分もある・・・被害者?燃え尽きた
?いやいや、単に不器用だっただけなんだろ
うね。まあ、あの時の苦労が今報われている
のだから良しとしよう。


女子大との運営は対等な関係だった。手さぐ
りの運営で議論・議論、衝突の連続だった。
ほのぼのムードなどはとんでもなかった。


みな真剣で、こういうときは大体男性は言い
負かされる。(負け惜しみでなく)
演奏会の運営など男性は全く不得意だし、歌
の実力でも負けていたからね。


4年間を一生懸命にやって66年。歌をやっ
ていて本当に良かったと思う。


第1回演奏会のクライマックスはハレルヤコ
ーラスだった。
今も私の愛唱歌、忘れじの曲・・・
舞台は暗転して、送り出しソングを歌う、後
輩に無事に引き渡すことができた安堵感。
今も思い出す、あの時の涙。






ハレルヤコーラスをアップした。大好きな曲。
今でもほぼ暗譜で歌えます。




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「結団から合宿まで」(コールメロディオン第6回演奏会に寄す…1) [合唱]

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(コールメロディオン第56回演奏会会場)


こんにちは。


学生時代お世話になった、混声合唱団慶応義
熟大学・日本女子大学コールメロディオンの
第56会定期演奏会が、大田区民ホール・ア
プリコ大ホールで開催される。
私も聴きにいくのだが・・・


楽譜を整理していたら、コールメロディオン
の第1回定期演奏会のプログラムが出てき
た。とても懐かしい。
今回56回の始まり、記念すべき第一回。
当時を振り返ってみたいと思う。


少し長くなるので、1部2部に分けました。
興味ある方は2部もお読みください。


第一回定期演奏会は私が大学3年の時。
1962年12月16日、
会場は銀座ヤマハホールで行われた。
アカペラ、ピアノ伴奏、慶応マンドリンクラ
ブの応援出演を得て当時としては、豪華な
編成だった。

当日の曲目を紹介しよう。
結構意欲的なプログラムでしょう。


★4つのマドリガル(津川主一訳詞・アカペ
ラ)
★日本童謡集(中村義光編曲・アカペラ)
★外国民謡集(ピアノ伴奏)
★宗教音楽史(ハレルヤコーラス他)(ピア
ノ伴奏)
★美しき青きドナウ他(マンドリンクラブと
のジョイント)

主催:慶応義塾大学・日本女子大学コールメ
ロディオン
指揮者:草野剛(初代常任指揮者)
ピアノ:清水和子
賛助出演:慶応義塾マンドリンクラブ
出演者は何と100名とある。


今の時代では、特別編成でなければなかなか
集まらない多さ。


でも大学の名の知れた合唱団なら、当時は当
たり前の人数。しかも男女のバランスは、女
声40人男声60人(内バスが40)なんと
男声の多いことに驚く。


当時は男声合唱全盛時代、その影響もあった
かも知れない。今は完全に女声がリードして
いる時代だけれどもね。


1961年の分裂騒ぎで慶応側の団員は半分
以下となってのスタート。女子大は全員新規
部員。ただ、当時名のしれた女子大合唱団
出身の猛者がいた。男子より数段上の実力だ
ったと思う。


分裂騒ぎは技術追及か、親睦優先かで議論が
おき、提携先を変える話になり多数決で方向
を決めたためだ。
演奏会の直前に解団に動いた人がいて信頼関
係が崩れた。方向を多数決できめたのも非常
にまずかった。
反対の人はともかくグレーの人も反発し,ま
さに真っ二つに分裂した。


今まで仲良くやっていた仲間は四散。今も付
き合いもない、とても悲しく思う。
団を混乱に陥れた張本人はその後顔を見せな
くなった。無責任男の典型だと今も恨めしい。


1962年、新宿「聚楽」で新年会兼ねた結団
式。春合宿を経て。新生コルメロが誕生した。
開けて新学期、大層苦労したのは、結局3年
になった我々学年だった。冗談だが、損害賠
償を請求したいぐらいだ。


気にせずひたすらにやってはいたが苦労の連
続。部活動は無償奉仕だからね。学業との兼
ね合いもある。


いつ潰れても可笑しくない状態だったといえる。
力尽きて退団した仲間たちもいる。多数決で
は絶対解決しない問題があることを学んだ時
代でもあった。


後輩は団の実力、運営に大層疑問に思ったら
しい。相当激しい突き上げを食らった。今と
なっては笑い話も当時は真剣そのもの。


猪苗代での合宿は徹夜の話し合い。翌日の練
習では、立ったまま眠る離れ業!!(できる
んだよね~これが)


合宿は大層重要な意味をもった。放置したら
団員の中での不信感が広がり、練習意欲に問
題が出ただろう。
でも合宿を契機に一体感が出て、演奏会を目
指すことになる。やはり話し合いは無駄では
なかった。それこそ全員参加の団運営だった
といえる。


問題は解決するためにそこにある。解決すれ
が次の問題が起こる、また解決に動く。こう
やって団を高みへと押し上げてゆく。
3,4年もたつとまるで違う合唱団となる。
66年はその積み重ね。上手くなるのは当た
り前かな。


(2)に続く・・・



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モーツアルトミサ曲モーツアルトミサ曲、ブレヴィス(K49)Agnus Deiを歌いこむ [合唱]

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こんにちは。



22日までは練習がない。
21日はコールメロディオンの定期演奏会を
聴きに大田区に行く。



12月21日(木)
大田区民ホール・アプリコ大ホール
開演18時30分。
慶応義塾大学・日本女子大学コールメロディ
オン第56回定期演奏会



コルメロは私の原点なので大事にしている
し、現役と卒団生とも自分から交流を図って
いる。
実力はもはや我々とは大幅に上をいっている
がまたそれが楽しみなのだ。
興味のあるかたはどうぞお出かけください。
料金は1000円です。



毎年歌う曲は、先生が決めていると思いきや
そうでもない。先生に伺うと学生たちが中心
で決めているという。



レクイエムなど宗教曲は当然として、邦人作品
も多く歌っている。それに本邦初演曲も多い。
歌の普及に貢献している合唱団なのだ。これ
は大した意欲だと思う。



オケと共演できる体制も選曲の幅広さにつな
がっている。
歌の繋がりというのは素晴らしいね。スイス
ローザンヌJSバッハ合唱団と交流もあるし
国際交流にも貢献している。私にとり自慢の
息子みたいなもの。



おっと、今日のテーマはそれではない。
16日に体験した、モーツアルトミサ曲の練
習のこと。



大変不本意な練習だったが、考えてみたらま
だまだ練習不足だ、失敗は当たり前。
いろいろな経験をすることは本番ステージへ
の肥やしとなる。



みんなの前での失敗は恥ずかしかったが、音
楽を組み立てるためにはそんなことなんて関
係ない。
人数(テノール4名)の件も現実だし全員で
も30名強、明らかに女声上位名のは事実な
のだから。



テノールは歌える人を基準にすると1:3で
ある。せめて2:2とか3:1まで高めたいと
思う。
まずは自分が2:2のグループに行けるよう
努力すれば良いのではないか。
全員を引き上げるのは、先生かトレーナーの
仕事。割り切って考えよう。



自分を高める。簡単ではない。コーラルフェ
ストでは、2つの合唱団で、同じ日に歌う。
一つ目は午前のグループ。
2つ目は大会最後のグループでトリの役目を
いわれている。
コーラルフェストのテーマ曲を歌って、会場
を盛り上げる責務がある。



ミサ曲は午前中の演奏だ、声出しもままなら
ない環境だが。
両方に重点を置いて練習しなければならない。
全7曲。両方共暗譜、大変だがファイトがわ
いてくる。


というわけで、今も楽譜を傍に置きTVを見
るときも、ながら練習している。
無理して譜面も見ても楽しくないからね。い
つも目に触れていることだと思う。



歌は最初の音とブレスが重要だとつくづく思
う。初音だけは間違えてはいけない、遅れて
はいけない。正しく歌いだせば歌い切れる。
そういう点では暗譜は必要条件だ。



練習はもちろんアカペラで。電子機器で伴奏
しながらという手もあるがそうすると半音を
覚えない。
アカペラなら初音を聴いて歌いだし、最終音
で比べれば、音が正確かどうかは一目同然。
初歩の初歩だが今はそれが重要。



暗譜は歌いこみ次第、だって繰り返しが多い
のだから。
繰り返しで覚える、それほど難しいわけでは
ない。それでもラテン語は覚えにくいけれど
ね。



とにかく前向きに楽しもう。深刻な顔で歌っ
ても少しも面白くない。
先生を笑顔にさせてやりたい。上手くなっ
ても、絶対いいよとは言わないと思うがね。



我々は、ピアノ伴奏で歌います。





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久しぶりにソロレッスン [音楽]


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こんにちは。


10日はソロレッスン日だった。
11月27日の本番のため間が空いた。体調
のこともあるが、今回は懸念箇所が多い。
理由にならないが明らかに練習不足。
課題曲の歌唱は2回目。音取リに不安がある。


まず発声練習、問題を指摘された。喉近くで
発声しているそうだ。もっと頭声でということ。
予想もしなかった指摘。頭声発声にはいつも
気を付けているはずだった。全然不足だった
ようだ、


というか、発声してい間にリミッターが低音
方向に外れてしまうらしい。だから低音が良
く響くが高音の響きがすくない。低音が良い
わけでなく高音が悪かったわけだ。


最近、会話でも低音でしゃべっているような
感覚だ。
本人にも違和感があった。しゃべるときから
頭声を意識してしゃべるようにと指摘される
。要はもっ明るい声でしゃべるということ。


テノールで歌っているのに高音が良くない
なんて。テノール失格ショックだ。


その上、「舌の盛り上がり」、「口内の狭
さ」は相変わらず。
気をつけていても、ふっと外れる。先生は
私が歌っている時、口の中を穴の開くほど
眺めている。気が抜けない。


だんだんハードルが高くなる。でも、新しい
課題を言われるるということは少し進歩した
ということかもしれない。問題点は前向きに
とらえたい。
苦しかったGが、歌でしっかり出るようにな
ったものね、まだまだきれいではないが。
少しずつでも進歩しているのは間違いない。


さて、課題曲のカンツオーネ「彼女に告げ
て」4分の2拍子の変哲ない歌と思ってい
た。でもなんとなく音が取れない。


なぜか、どうも日本訳で歌っているからだと
気が付いた。歌いだしは8分と16分音譜音
の連続。日本語が付いてゆかない。
自己練習では上手くゆくのになんで・・・
自己満足にすぎなかったようだ。


先生の前では、ごまかしは通用しない。
悪くても、ま「いいや」で済ましていた咎め。
練習の時のほころびがレッスンではボロボロ
でてくる。いつも懲りないね、反省がない。


カンツォーネ自体はそんなに難しいと思わな
い。原語なら歌いやすいのも事実だ。
日本訳で歌う時が問題なのだ。特に語る時、
日本語では本当に難しい。


原語で歌うにはナポリ語を覚えなければなら
ない。そこで今回はリフレイン部分以降ナポ
リ語で歌うことにした。
ナポリ語は方言。イタリヤ語と違う。ここの
レッスンでなければ自分ではとても習得でき
ない。
自習は難しいのだ。これだけでもレッスンの
価値があろうというもの。


さて今回は第2曲も決めた。
グルックのアリア、0 del moi dolce ardor
(おお我が愛しの恋人よ)
こちらはイタリヤ語で歌う。
次回から練習に入る。また問題点を指摘され
るだろうな。
でも徹底的に直されて、ドイツ歌曲とか、ドイ
ツレクイエムが歌えるようになったのだから。


でも手元にある楽譜は原調、最高音がA,
今の実力では難しい。出ないことはないが
汚い感じ。まあ絶叫だね。
1度落としたい、楽譜を探している。
1月後の次回までに間に合わせたいもの。
先生にも探して頂くことでお願いした。


テノールの定番曲のようで、ユーチューブに
にはサンプルが溢れている。でも何となく綺
麗でない、うるさい。テノールの欠点が溢れ
ている感じ。


イタリヤ人は素直に高音をだす。日本人の
テノールはうるさいだけ、汚い、喉声的だ。
まだバリトンの方が数段良い。


歌唱は難しいけれでも、何とかイタリヤ人の
近い雰囲気で歌いたいものだ。



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カゼ、カゼどこかへ飛んでけ!。レクイエム練習 [合唱]

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こんにちは


風邪をひいてほぼ1週間、すぐ直ると思って
いた。体力を温存するため、ブログを書くの
も自粛した、


ブログの更新はおろそかになり皆さんのブロ
グも拝見させていただくだけ。なにせ、文章
をかく気持ちがわいてこないのだ。


その間、練習3回。
10日はレクイエムの時間練習、体がきつか
った。もちろん飲み会も自粛。
お蔭で、何とか練習を休まずのりきることが
できた。
ところが、ブログを書く気力が以前戻らない
、今も休み休み書いている。
情けないがシニアの体力なんてこんなもの。


それでも
8日は昼どきの練習、
9日は洋混の練習、
10日はレクイエムの練習
連日の練習を休まず何とか乗り切った。


喉の不調は相変わらずだが、歌えないほ
どでもない。
ただ、13日にソロレッスンがあるのでそれ
までには喉を万全の状態に戻したい。


大変だったのが10日のフォーレとモーツア
ルトのレクイエムの練習。10日の自主練習
は年末だからか、30名を切る最少人数だっ
た。テノールは自分を入れで5名。練習時間
は休憩入れて4時間。ハードな1日だった。


となりのアルトのボリュームがもの凄い。人
数はさほど変わらないのに。若さの差か。
テノールがひ弱に感じて落ち込む。


でも誰にも頼れず歌えたことで各段に進歩し
たと思いたい。
フォーレは何とか、でもモーツアルトのフオ
ルテシモはもう絶叫。フーガはあいまいにな
るし、焦った。


歌は本当に体力勝負、練習で身に染みた。
でも少しずつ歌えるようになっているのも事
実。来年から先生が指導される、参加人数
も増えるだろう、この機会に、レクイエム
ものにしておきたい。


合唱をやるからには、1度は歌いたいフォー
レのレクイエム、またとないチャンスだからね。
こういう高揚心はたまらない。
合唱をやっていて良かったと思う瞬間だ。


レクイエム上等、本番では心置きなく歌うぞ。
とまあ、ハイテンションになっているところです。


2014年の第九(ベートーベン)
2015年の第九(ベートーベン)
2016年のドイツレクイエム(ブラームス)
2017年のシューベルトミサ曲
2018年のレクイエム(フォーレ。モーツアルト)
2019年のモーツアルトミサ曲(練習中)


考えて見れば、大曲を殆ど毎年歌っている。
こんな幸運があるだろーか。
風邪はどこかに飛んで行ってしまったみた
いだ。体力の限り歌っていたいと思う今日こ
の頃です。


繊細で美しいフォーレお聴きください。






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風邪をひきました。 [健康生活]


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こんにちは。


頭が痛くなり、咳がとまらない。
鼻水が流れてくる。
発熱はないみたいだが。
とても練習をする気にならない。
昨日5日は一日中横になっていた。


気候の変化が影響しているのかな。
急に寒くなってきた。


8日、9日、10日、12日、13日、15
日、16日、17日と外出する。
練習と演奏会、レッスンなどなど。普通の
月より忙しいね。


本当は風邪を引いてはいられないのに。
ま、明日、明後日の6,7日は休養だ。
歌に咳は大敵だ、早く直さなければ。
久しぶりに浅田飴を買ってきた。甘い。


頭が重いので集中力がまるでダメ、
楽譜を読むのをあきらめる。もう少し
休むしかないね。


皆さんも風邪には気をつけてくださいね。
インフルエンザも流行の兆しがあるとのこ
とです。


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