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「音楽散歩」徒然なる合唱談義」 [合唱]

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こんにちは。



今月30日にレクイエムの本番がある。
後3日となった。
怒りの日(Dies  irae)ならぬ「焦りの日」
気は逸るが、4,6時中楽譜と向かい合って
いるわけにはいかない。
ももはやどうしようもないのだ。



さて私の所属する一つの合唱団の最大の特
徴、指揮者が高名な元バイオリニスト。だか
ら演奏会はミニオケが必ず付く。もちろん
ピアノ伴奏、アカペラでも歌う。



器楽者って練習はどうやっているだろうか。
合唱の初めは音取りをする。
楽器は固有の音をもっている、または弦楽器
みたいに演奏者が作り出す
先生の話だと何百回と繰り返しで弾いて耳と
指に覚えさせる練習をするそうだ。



だから合唱指導でもあと10回とか5回とか
練習する(団員からは評判が悪いけれど)。
この場合は音程とリズムはよく覚えるのだ
が、仕上げる段階になると大変なことにな
る。音、リズムだけ正確でも歌にはならない
からだ。



声楽家の先生は違う。こちらは現役バリバリ
のソプラノ・ソリスト。
合唱は自分の体が楽器、無理しないこと。歌
いこみすぎると喉が壊れるという。



だから何回と数で覚えるやり方は賛同しな
い。曲の解釈、ハーモニーの作り方、歌い方
最高音の歌い方を指導される。



合唱の場合は皆が同じように歌わなくてもい
い場合がある。ソプラノの最高音が高いと悲
鳴になってしまう。その場合は響きだけに気
を使う。言葉はほかのパートが補うなど。
出しにくいア母音はオ母音で歌うなど歌詞そ
のままでなく工夫して、むしろ音、響きを大
事にする。
ハーモニーとして一体であればいいというこ
と。まさに、実体験を元にした実戦的指導。



実際、合唱指導は声楽家かピアニストが多い
と思う。
さて器楽の先生にはもう一つ弱点がある。
それは絶対音感持ちであること。
いや逆だろう?と思うかもしれない。



それは合唱団員がプロの場合。相手はアマ、
変な音が聞こえて来たらどう感じるか。
絶対音感の人には4分の1音の違いでも異音
に聞こえるようだ。気持ちが悪くてしょうが
なくなるそうだ。普通に同じパートでハモッテ
いることがあるからね。



そうなると合わせるのに大変、練習はそこで
ストップ。先生が納得するまで、前に進まな
くなる。



いつの間にか、うちの合唱団は最初は指揮
者、仕上げは声楽の先生が行うという分担制
になった。
贅沢だが、先生はこのお2人だけ、50数人
団員がいるから運営できる。ボイトレは当然
声楽の先生。
当然ピアニストがいるのは何処の団も同じ。



その点は学生の大きな団体ではボイストレー
ナーと指揮者は別れていて、発声法からしっ
かりとトレーニングを受けられることが多い
と思う。
でも市民合唱団はそう言うわけにいかない。
指揮者がすべてを仕切るところが多いと思う。
ボイストレーナーは贅沢だよね。



オーケストラを歌いたい人はどうするか。
団員が100名クラスなら可能性はある。
または先生が、オケを運営しているかオケに
コネがある場合とか。



それ以外はジョイントを組むか、大曲を組織
的に運営している団体に合流して歌うしかな
い。
小人数だと、伴奏はピアノでソリストは自前
にせざるを得ない。完全な宗教曲の大曲を歌
うのは困難だなと思う



私は恵まれている。ミニオケつきの合唱団、
宗教曲。組曲歌える合唱団、それぞれ持ち味
の違う団に入っているから。
そして後輩の記念演奏会に参加してオケつき
の大曲を殆ど毎年歌わせてもらっている。
まあ、私の出身合唱団だからね。



5年前には考えても見なかったこと。
繋がりが繋がりを呼び、輪が大きくなった。
合唱団にいても、与えられるの待っていただ
けなら何にも起こらなかったと思う。



もっともその代償は目の回る忙しさ。ボラン
テアみたいなものだからお金がかかる。
でもいつかは動けなくなる。その時まで動
いていたいのだ。



★そこで、浮かんだ川柳をご披露します。

演奏会 歌詞を忘れて 鯉になる 
(声を出すな口パクで)

大ホール 歌えども歌えども 声届かず
 (大声出しても無駄)

太りすぎ 舞台衣装が 入らない 
(本番用ダイエットの出番です)

先生の 表情でわかる 出来不出来
(先生の顔が険しくなると・・・)

いざ入場 颯爽と歩くつもりが 足震え
(・・・)


お粗末さまでした。




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ソロレッスン(8月のコンサートに向けて) [音楽]

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こんにちは。



25日は、8月のコンサートに歌う2曲を練
習した。



まずは、発声練習から。本当はこれが本来の
目的で歌の練習は、その効果を見るのが趣旨
だった。いつの間にか、歌曲指導が中心にな
った。



だって、私は合唱団員、やはり合唱のために
始めたのだからね。
私の欠点、高音に移行していくうちにどんど
ん「おちょぼ口」になってしまうことだそう
だ。それでも高音が出るのが驚きだといわれ
しまった。それ皮肉!?
まともに歌っているつもり。自分ではわから
ない。鏡の出番か。自分の顔を見るの嫌だ
なぁ。



それとお腹が硬い、力みがある。声に細かい
震えがあるそうだ。天然のビブラートなら問
題ないんだが。要は支えを意識しすぎて、コ
チコチになっているのかな。
前傾して両手を前にブラブラの姿勢で母音
唱。こいつはきつい!!でも声は抜群に改善
あり。



仲間は選曲をする時は、先生のアドヴイスで
決めている。選曲を任せている人もいる。
でも私は、自分で選ぶ。だから、実力以上を
選んでしまう。自己責任、出来なければ先生
はそれ見たことかと思っているかもね。
実際出来ないときはとても厳しいときがある
し。あなたには無理よといわれているような
気がする。



でも後悔はしていない。今年は習作で、次に
持ち歌にしたいのだ。歌いやすい曲を選ぶの
は楽だが、自分のためにならないと思う。ソ
ロをやるからには上を目指したいからね。



今日の練習はカンツォーネから。移調して音
を下げてから歌う初めてのレッスン。落とし
穴は歌詞の発音とリズムだった。私は本当に
学習能力がないと落ち込む。



基本を疎かにした咎めがきている。後2回の
練習でどれくらい歌えるようになるか不安だ
がやるしかない。



「オーデル。ミオ、ドルチェは」未だ歌詞と
リズムが不安定との指摘を受けた。とにかく
ピアノは「ズン、チャ、チャ、チャ、チャ」
を刻むだけ。
リズムが正確に取れないと、どんどん遅れる
し歌にならない。



先生はできなければ、ピアノがメロデイを取
ることを考えるといわれるが、それだけはご
勘弁。次回は何が何でも、取れるようにしな
ければ。先生は容赦なくすぐ実行する人だか
らね、しかも優しい顔で逆らえないのだ!!
だんだん追い込まれてきた。



家に帰って考えて見た、原語の頭とピアノの
頭とは一致している。
今までは歌詞を追ってきた。それでは音符の
伸ばしミスとかブレスを忘れたりする。
同じミスの繰り返しで指摘されることも同じ。



歌の頭をピアノの頭に合わせれは遅れたり、
早くなったりすることは殆どなくなる。
なんだ今更と思うが、そんなことも気が付か
ず、歌詞の連続性にかまけていた自分が恨め
しい。まあ、ピアノの頭をメトロノーム替わ
りするということ。これならピアノとピッタリ合う。
次回レッスンはは7月28日、ピッタリ合わ
せて先生を驚かせてやるぜ。



今日の収穫はカンツォーネ、今までの曲より
数段良いといわれたこと。普段辛口の先生の
言葉は重い。ほんとう励みになります。



30日まではレクイエムに専念する。最高の
歌唱がができるよう頑張る。フォーレはテノ
ールのパートソロが多いし、モツレクは高音
の部分が多い。Aのフォルテなど大勢で歌う
から怖くないが。



それに最終曲の延延と続くフーガはとても体
力がいるし、合唱、ソロ両方の基礎力向上に
とても役立つと思う。
読譜力もかなり向上したと感じる。そして何
より実声の魅力は捨てがたい。裏声は最後の
手段だ。



★「サマーコンサート」のお知らせ

日時:8月11日(土)
会場:横浜美術館レクチャーホール
時間:13時30分(14時に変更もあり)
料金:無料


山田英津子先生の門下生の発表会です。
お近くで興味のある方はどうぞ。


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ワクワク(県音楽祭演奏曲)を歌う・第2部 [合唱]

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こんにちは。



昨日は鎌倉芸術館で県音楽祭の本番があっ
た。洋混は「ワクワク」を歌った。この曲は
谷川俊太郎さんの詞を信長貴富さんが作曲し
た組曲「ワクワク」の最終曲。



とても躍動的な歌詞と、ポップス調のリズ
ム。歌詞が、物語風に展開して暗譜しやす
い。今回はまだ仕上げ段階、最終目標は来年
の定期演奏会だ。
先生はワクワク感を表現するように指導され
る。少し極端だなと思うぐらいに。



本番ではしっかりとリズムに乗ったと思う。
表情OK、ワクワク感OK、リズムOKと大
甘だが、でも今までの合唱祭での演奏として
は間違いなくベストに近い。講評を書かれた
先生方の評価も良かったと思う。



でも発声法からすると、男声が乱暴だとか、
ただ大きな声を出すだけでは届かないという
評価も聞こえてきた。
芸術館の1階は1000人収容の広大なホー
ル。隅々まで届けるのは至難だ。



これらの意見は皆正論だ。綺麗にハモルこと
は合唱団としては永遠のテーマだからね。テ
ノールは実声は禁止、裏声で歌えという先生
もいるくらいだから。でもそうするとクラシ
ックの範囲は限定的になりそうな気がする。



さて、この曲は指揮を見ないと歌えない、
でも、指揮をみんなが見つめたらどうなるか
声の先は指揮者に集まり後方に飛んでいかな
いと思うのだ。特に大ホールでは。



どうするか、もちろん暗譜が基本だが、先生
を視野に入れながら、正面、客席の後方を見
つめて歌うことが良いと思う。



今回出場は26人、男声7名(T4、B3)
では大ホールはきつかった。
いくら日本語の発音を歯切れよく発音しても
ホールの後部まで飛ばすのは容易ではない。
全員が同じボリュームを持っているならでき
るだろうがアマチュアだからね。



少数だとどうしても頑張りすぎる。声が乱暴
にもなる。頑張りすぎるなとよく言われる。
さりとてみんなに合わせて歌うと、女声のボ
リュームにはとても対抗できない。
ワクワク感なんてとても出てこない。



この組曲はどういうように歌うか、ポップス
の表現方法はクラシックと違う部分があ
る。来年の定期演奏会までには解決しておか
ねばならない。



人員構成は多分変わらない。参加人数は30
名を超えるだろう。でもそれはみんな女声。
アンバランスはもっと大きくなるというこ
と。この地域は男声合唱団もある。そちらは
大所帯。我が団の増える見込みは無いよう
だ。



楽しく歌えたのは収穫だが課題も見えたス
テージだった。でもあんなに笑顔でスイング
して歌えたのは初めてだ。
これからしっかり暗譜してリズムとハーモニ
ーを全員が共有しなければならない。



内声が頑張りすぎるなといわれる、果たして
そうだろか。ピアノは表現出来るが、フォル
テには裏声は使えない。
それは宗教曲のハーモニーを重視した考えで
はないのか。ポップスを歌うからには、声だ
けでなく表情とか動作が必要ではないのか。





いわゆる透明な声だけでは足りない何かが。
上手く言えないけれど・・・
新しい歌い方を見つけていきたいものだ。



ステージに立って、微動だにしない歌い方は
上手くても全く魅力を感じない。
専門家に褒められる、お客さんに褒められ
る。どちらかがいいといわれら、迷わずお客
さんだね。



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神奈川県音楽祭で「ワクワク」を歌う・第1部(本番前の大騒ぎ) [合唱]

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こんにちは。



23日は大変だった。
レクイエムの音合わせが無事終了して16時
少し前、もうガタガタ。
とにかく、池袋の手前雑司ヶ谷から、大船の
手前の洋光台まで1時間半を移動する。



幸い、やはりこれから、第2練習に戻る友人
と1緒。彼も翌日の県音楽祭にでるという。
何と私たちと同じグループの出番だ。
モツレクの1部を歌うようだ。勇気あるね。



17時30分、目的地につく。でも今度は
猛烈に腹が減った。
17時30分は自主練習のはず。体は回復し
ていない。しばし休みたい。



自主練習は休むことにして、ハンバーガー店
に入る。
でも、そこで、女声団員とピアノのの先生に
出会ってしまった。



彼らは、私のスケジュールは知る由もない。
他の人から見ればサボりだからね。
結局仕方なく自主練習から出る羽目にな
った。



18時から、ワクワク練習開始。まだ曖昧な
ところを歌いこみで覚えてゆく。



約2時間、本番前練州だから、立練習。本当
に疲れた~。



帰りは、指揮の土居先生と一緒。
私たちの前に、練習を1つ済ませてきたとい
いわれる。あの情熱たっぷりの指揮を、もう
一つこなすのは大変と思う。
私たちとはスタミナが違うなと感じた。



明けて24日、本番の朝。目覚めは良い。
衣装のネクタイが見当たらない。え?!
特別な色なので、デパート、ショップでは
売っていない。
大騒ぎして探すもない、ない、ない!もう
パニック状態。
もう一度冷静に考えて見た。戻し忘れかも。



となるとカバンだ。
カバンを片端から点検する、在った。
良かった。ホット一安心。本当に年だね。
実は昨日23日は7?才の誕生日だった。
本当にボケ老人にはなりたくないものだ。



12時半に出発、ほかの練習場で練習して
してから、大船の鎌倉芸術館大ホールに入る。
私には初めてのホールだが、響きは良いとい
う。楽しみだ。



ワクワクはポップス調の乗りが勝負の歌だ。
いかに会場を乗せるか、とにかく軽快に楽し
歌ってこようと、文字どうりワクワクしながら
練習場に向かった

(続き・・・)



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レクイエム本番、5日前 [合唱]

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こんにちは。



いよいよ迫ってきました。
時間は容赦ない。
オケ合わせが23日に終わった。本番は
30日、後は自主練しかない。
その前に、少しでもまともに歌えるようにな
っておきたい。



モーツアルト・レクイエムの動画を聴く。で
も、オケが一緒の録画は気が散ってダメ。
ピアノ演奏で通した録音を聴きながら歌って
いる。
4声の録音だから、完全ではないが。ピアノ
の伴奏で練習してきたので馴染んでいるか
ら。



ただ、本番はオケと歌う。今曲を覚えて、先
生の指揮をよく見られるようにしておくの
だ。そうでないと釣られる、途中で歌ってい
ところが、わからないということになる。
そうなったら口パクしかないが、それだけは
嫌だ。



第3曲,第5曲はソリスト、第9曲は後半の
フーガが短いが乗り遅れないこと。くれぐれ
も舞台の上でページを探すことが無いよう、
注意しなければならない。楽譜は84ページ
もある。見失ったらアウトだから。



24日の合唱祭も終わった。そして今日ソロ・レッスン
も終わった。



26、27日は練習ができる。
28日は,としま財団の練習にでる。ちょう
どモツレクを練習する。
タイミングが良い。これを仕上げに利用させ
てもらう。



29日は前日だが役員会があるので昼どきの
練習にでる。さすがに声を出す練習はご法度
30日は本番。7時には家を出ることになる。



とまあ、レクイエムだけに専念することが出
来る状況となった。練習だけはしっかりやって
本番では足を引っ張ることのないよ
うにしたいと思う。



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ICレコーダー届く [合唱]

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(実物大です)



こんにちは、



ネットで、録音機を購入した。
DGFAN,8GB高音質ICレコーダー。
0,9X3,8X9,7の手の平に乗る超小
型サイズ。重さ何と78グラム。
スピーカー2個、ステレオ再生機能あり。充
電式。
コントロールはPCで行うことが出来る。



録音、再生以外定時録音、アラーム、音楽プ
レイヤー(MP3)になるなど多機能機。ま
あ、使いこなすのは時間がかりそうだけど、
スマホでのアプリを使っての録音よりましだ。



録音機は歌を学ぶ人にとっては必須だから。
当たり前だが、自分の声を再生しても、録音
機により良くなるという、神機能はない。
でも、ノイズカッターは付属しているので聴
きやすい。



新しい器械ってワクワクするものだね。
当面はレクイエムの仕上げ。フーガが課題。
録音は人には聴かせられない状態。
23日のオケ合わせ目前。最後まであがく情
けない人なのだ。
それでもあきらめず練習中であります。



モツレクの中でも、一番美しくも悲しい曲。
モーツアルト・レクイエムの7曲目。
「ラクリモサ」
モーツアルトが完成させることが出来なかっ
た曲。まさにモーツアルに対するレクイエ
ム。大好きです。





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サマーコンサートが迫る(カンツォーネ「彼女に告げてよ」練習日記) [音楽]

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素敵なナポリの夜景(下限の月?)



こんにちは。


8月のサマーコンサートで歌う、カンツォー
ネ「Dicitencelo vuie(彼女に告げてよ)」の
楽譜が届いた。
ハ短調からイ短調に移調をした楽譜。最高音
はEだから余裕で歌える。



でもそうなると、平凡な歌い方になってしま
いそうな気がする。最終小節の盛り上がりを
伝えることができるかな少し不安だ。やはり
カンツォーネは高音で歌いたいものだ。



バリトンでもAを出す人は沢山いる。私はそ
れを目指しているのだが、発声練習では出せ
ても、実音はGが限界。最近はレクイエム練
習のお蔭でAが何とか出せるかなという段
階。でもきれいな声でないのだ。ソロとなる
とリスクが大きい。



今の私では、高音域が連続すると声が裏返っ
てしまう。この曲は後半が高音域の連続で盛
り上がるのだが、フィッニッシュが疲れで決
まらないのだ。



さて「彼の女に告げてよ」は2分の1拍子、
2拍子でリズムを取るのが当然だが、これが
実にとりにくい。8分音符を一つに数えて歌
っている。ピアノとずれやすいのだ。



歌詞の殆どが字あまり。とにかくブレスでつ
まずく。遅れるか早く出てしまうミスが出
る。ピアノもメロデイを弾いているので、ず
れると見苦しいことになる



頭は8分音符、それから16分音符が連続
する。ピアノとピッチを合わせるのが難しい。
頭の前は必ずブレスがある。、移調譜は丁
寧にブレス記号が書き込んであり、とても
歌いやすい。楽譜によってこんなに変わる
とは驚きだ。



どんな楽譜でも、読みやすいように詠みかえ
て歌えば良いわけだが、そこはアマチュア。
与えられた楽譜をまるまる歌いこなそうと必
死になってしまうからね。


今月25日と7月にレッスン。そして8月
9日にリハーサルを迎える。
本番は8月11日、横浜美術館レクチャーホ
ールで歌う。
リハは、先生は聞き役、批評はするが指導は
しない。持ち時間10分。
ピアニストと合わせるための時間だ。出から
退出まで本番仕様で歌う。



だから、レッスンは6月と7月の2回だけ、
さすが焦ってくる。
前回レッスンは見事に玉砕、コンサートに間
に合わないよといわれてしまった。
次回レッスンではその汚名も挽回しなければ
ならないのだが。



本当は、専念したいところだが、今月は別の
本番が2つも控えている。24日の県音楽祭
と30日のレクイエムだ。
24日はもう大丈夫と思うが、レクイエムは
心配だ。録音を聴き直して練習している。
もっとも録音はアンサンブルだから参考程度
だけどね。



多くの知り合いに声をかけ、来ていただくこ
とはありがたいのだが、肝心の演奏がいまい
ちだったらと考えると気遅れがする。



それに今回は現役が大挙して聴きにくる。新
1年生もいる。先輩としては孫に近い年代の
後輩にいい恰好したいもの。背中を見せるな
んて見栄を切っているからね。



実際のところ、ソロに集中する時間がとれな
い。ソロは7月の1ケ月で勝負するつもり。
今月は29日までレクイエム1色となるだろ
う。私にとり今年の最大イヴェントだから。



6日に始まり計3回の本番。今月がこんなに
忙しい月になるなんて予想できなかった。ま
あ自業自得なわけだけど。



「彼女に告げてよ」数少ないバリトン歌唱。
私はこれより1音低いイ短調で歌う。
素晴らしい愛の歌です。ものにしたいな。





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雑感(多忙な日程の隙間にて) [音楽]

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こんにちは。



多忙な日程の合間、日曜から木曜までの五日
間スケジュールは何もない。
22日から30日の怒濤のウイークの前の静
けさ。ただすることは沢山ありすぎる。でも
楽譜を前にするとつい雑念がよぎる。



皆さんは新しい曲を歌う時、いわゆる初見の
時どうやって音を取るのだろうか。アカペラ
だと想定した場合。最初の音は楽器に助けを
借りるとしてそれからは?



楽譜を見たら、音が頭に浮かぶ人これは素晴
らしい。もっとも、絶対音感のある人は楽器
の助けを借りずに歌える。凄いとしか言いよ
うがない。



楽譜を見て頭に浮かぶ音を歌おうとする。で
もそれは、正確だろうか。ハ長調、イ短調な
ら簡単にとれる。でも調が変わり、♯や♭が
3つ以上付くと難しい。
まあ、沢山の曲を歌いこなしてきた人なら、
対応できると思うが。



私の場合昔の教育のせいで、移動ド読みを使
う癖がついている。
今は、ピアノなしの合唱団は殆どないと思う
のでピアノの音に合わせて、歌詞から入ると
いう合唱団が多いと思う。



この場合は読譜力を鍛えるという観点からは
あまり好ましくないと思うが、効率を考えた
ら、また初心者も歌えるというキャッチフレ
ーズの合唱団だったら、しょうがないかな。



昔は移動ド唱法が指導要領の根幹だったとい
う。現在は固定唱法での指導も行われている
ようだ。音大などは固定ド唱法と聞く。



もちろんどちらでもよいわけだが、ポップス
分野ではギターなど楽器を弾く際には、移動
ド型が主流になっている。私も学生時代はギ
ターを弾いてたから、移動ド型が身に沁みつ
いている。最近の歌曲でもポップス系が多く
なってきたから移動ド読みが見直されるかも
知れない。



さて私の、過去の楽譜は大変に汚い。ドレミ
で汚染されている。前は、何とボールペンで
書きこんでいた。鉛筆では薄いという理由で。



でも音を覚えたらもはや無用の長物なのだか
ら当然消したい、ところがもう消せない。
今は移動ドの書き込みは4Bの鉛筆で対応し
ている。(2Bはダメ)



♭♯2つまでは固定ドで歌い、3つ以上は移
動ドで歌う。全部固定でもいいのではと思う
のだが年もあり音が中々浮かばないことが
多いのだ。



蛍光ペンでポイントをマークするこれは効果
があるだろうか。昔歌った楽譜を今回歌うの
で引っ張りだしてみた。
色とりどりで見にくい、もはや使い物になら
ない楽譜になっていた。



書き込みはやはり鉛筆、百歩譲って赤の色鉛
筆までをお勧めする。後で消せるからだ。
プロの先生方は殆どそうしているのでは無い
だろうか。楽譜は大切だからね。
私の先生のレッスン室の譜面台に置いてある
のも鉛筆だ。



最近モツレクを歌いだしてから、不思議と音
が浮かぶようになってきた。だから移動ド読
みの変換作業は大分減った。



ただ、アカペラ曲を歌うとなったら、ピアノ
の助けはないので、移動ド読みが生きてくる
と思う。
長年歌ってきた効果は相対音感を磨いていて
くれたようだ。



最近は、自分の歌っている音程は別として、
ほかのパートの音程の音の下がり具合が良く
分かる。私は特に高音とか同じ音が続く小節
は高め高めに歌うことにしている。
4部音符の連続、2部音符、全音符は伸ばし
ている時に下がりやすい。



まあ、先生がすかさず指摘するから、手を上
げて指摘するような不粋なことはしないね。
自分のパートが下がった時は、低い!と叫ぶ
だけ。みんなは私が下がったと思うかも。で
も、自分の音程も見直してくれると思う。
でも先生の絶対音感は凄い。初見で歌うなど
朝飯前だから。



最近、歌を歌い始めた人にとっては、移動ド
読みは面倒くさいし、先生も階名読みから始
める人は少なくなってきた。



それでも、新しい歌を歌う時は階名唱とか母
音唱で歌って、歌詞をいきなり歌わないで音
程の流れを確認する時間があっても良いかな
と思う。



それと、歌う前に歌詞読みはやってもらいた
いもの。歌のリズムに合わせてやるのも良
い。みんなで歌詞を共有したいから。



原語で歌う時は、必ずやるのにね、日本語は
読めばわかるからだろうけれど。
私は歌う前に、その歌の経緯を調べることに
している。この作業は楽しいものだ。



曲ができた経緯がわかれば最高だ。先生もそ
の辺は調べてきていただいたらありがたい
ね。もちろん全曲とは言いません。歌に対す
る愛情が倍化するというものです。



さて練習、練習!30日まで歌う歌一覧。
フォーレ6曲、モーツアルト10曲、ワクワ
ク、O dei mio dolce ardor、彼女に告げて
よ、落葉松 etc・・・
うわ!もうお腹一杯です。



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「ワクワク」 [合唱]

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こんにちは。


今日16日は、洋光台合唱団の練習日。
24日の県音楽祭に歌う「ワクワク」の歌いこみ
を行った。


1回目は譜面を見ながら、2回目以降は完全
暗譜で。
間違えてもいいから譜面を見ないこと。ここ
がみそで、譜面をチラとも見れば譜面から離
れられなくなる。


最初はおっかなびっくり、そのうちに譜面が
なくても歌えるようになる。
この曲は組曲「ワクワク」の最終曲で演奏時
間4分以上の長い曲。


音楽祭では、時間制限があるので、この曲
1曲しか歌えない。
ただ、我々は最終グループの一番最後に歌
う。いわゆるトリだ。


全ステージが終わった時に連盟歌「朝の光
に」を会場と一緒に歌って散会することにな
っている。1番はユニゾン、2番は混声4部
で歌う。さすがに暗譜とういわけにはいかな
い出も歌える大丈夫。


23日が最終練習。24日本番。私は23日
は大忙しだ。東京の池袋の近くの雑司ヶ谷で
レクイエムのオケ合わせ。17時終了したら
駆けつける。



洋光台は大船の手前。移動時間2時間強。
洋混の練習18時半には1時間ほど遅れるが
最終練習は行っておきたい。暗譜の仕上げだ
からね。ただでさえ、少ないテノール、一人
抜けると3割減だから、心苦しいのだけれ
ど。



さて、ワクワクの速度は116と速い。独特
のリズム、シンコぺーションに対応しなけれ
ばならない。
明らかにポップス調だから、とにかくノリが
良く歌うこと。



小節数145小節、暗譜は結構大変だ。でも
やればできるもの。もう暗譜で大丈夫。練習
時間2時間はアッという間に過ぎた。後一週
間、リズムと歌詞読みは自宅でもできる。本
番では気持ちよく歌いたいものだ。



演奏動画をのせました。
ワクワクは軽快です。それに谷川俊太郎さん
の世界観、歌詞が秀逸です。
ピアノは4拍子のリズムを淡々と刻んでい
だけ。歌い方、いや指揮者次第でいかように
も変化します



この動画の演奏は少し大人しいですね。我々
はもうすこし能動的に、シンコぺーションを
いかしてダイナミックに歌います。
(歌い終わりの感想 :つ、つかれたぁ~)






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落葉松 [合唱]

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こんにちは。


15日は昼どき合唱団の定期練習日だった。
山田先生から、先日のジョイントとコン
トの感想を聞いた。お話のなかで一番印象に
残ったのは弱いパートがあったら、みんなで
カバーするという配慮がまだまだだなという
こと。自分のパートが褒められるはうれしい
がやはり全体が良いことが前提だと思う。



アンサンブルだから、みんなが聞きあってバ
ランスを保つことがとても重要だ。
自分の主張が強すぎてもよくないのだ。指揮
を見るだけにかまけているうちは良い演奏は
できないと思う。



さて、本日は11月の定期演奏会に演奏する
落葉松を練習した。確か、3,4年前、演奏
会で歌ったことがある。合唱団に入った最初
の年。



覚えていると思ったが、いやとてもとても、歌
ったことがある歌とは思えないほど難しかっ
た。とにかく、あの時は最初の演奏会で余裕
もなかったが。楽譜は書き込みと、カラーペ
ンでまるで見えない。鉛筆で書きこむなんて
いう才覚もまるでなかったのだ。



もちろん3連符が多いのは承知の上、一度歌
った経験は生きていて、大丈夫だった。
でもこの曲は、リズムをしっかり、音程を正
確に取れただけでは、半分もいかない。



なんとなくスッキリしない。何が原因なのだ
ろう。指定には、8分音符と3連符を正確に
区別しろとある。これはほぼ出来る。
音程も1部分不安があるが、歌いこめば大丈
夫と思う。



繊細さが抜けているのだろうか。
例えば、スタートの「から まつの」をどう
歌うか、「ま」にアクセントが来やすい。
これはだめ。ゴツゴツしてしまうのだ。滑ら
かに歌わねば。
「らまつ」のラララの音程は絶対に下げない
などの注意があった。



それと、小節の各所に<>マークが出てく
る。クレシェンドしっぱなしという無神経さ
は当然ダメ。
要は気を使いながら歌い切らなければならな
いのだ。それは全パートの共同作業だから
ね。とにかくなんて疲れる歌なんだろう。



大分治ってきたが、我が団は昔はフォルテの
合唱団と酷評された。
ピアノ、ピアニシモの表現力がまだまだなの
だ。発声練習でフォルテからピアノ、ピアニ
シモで歌う、またはその逆を何度も練習し
た。クレシェンドしてデクレシェンドする、
これを全員が「揃えて」歌うのは本当に難
しいと思う。



そして、テヌート、最後のフェルマータ群の
凄さ。とにかく一筋縄ではいかない曲。
指揮を見なければバラバラになる。暗譜が必
要なのはいうまでもない。



繊細さに関しては、フォーレを思い出す。
フォーレもピアノ、ピアニシモ、ピアニシシ
モが重要でフォルテからいきなりピアノなど
気を遣うからね。



取りあえず通して歌ったが、これから先生を
イライラさせる予感が凄くする練習だった。



定期演奏会は11月、5か月あると思いがち
だがとんでもない。演奏曲は20曲にわた
る。今歌えるのは4、5曲がいいところ。



この落葉松を含めて、10数曲をこれから練
習するのだ。1曲あたりにするとあまり時間
がない、のんびりやっていられない気持ちに
なる。
まあ、焦ってもどうにもならないので、着実
に仕上げてゆくことしかないのだが。



17時30分から遅い時間の練習の終わりは
20時、正直お腹がすいた。先生を交えて食
事をした。
私は胃を壊していたので、飲む付き合いは全
部断りしていたが、今日からはそれも解禁。



やはり、練習の後の食事は、食べられる喜び
を心から感じるひと時だった。
もちろん、アルコールは食前酒程度というこ
とは守る。家ではもちろん禁酒。もう食べる
のに徹していましたよ。



落葉松の音源で、面白い動画を見つけまし
た。私がテノールなのでテノールの音源です
が、ご覧の程を。歌い方まで指導してます。
親切ですね。フフフ可愛い指揮者だね。





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