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名曲「カッチーニのアベマリア」 [合唱]

カッチーニ.jpg



こんにちは。


発熱は コロナへの道しるべ 歌で治そう


久しぶりに合唱団仲間と会った。2月
末からだから、4か月と半。みんな元
気そうで安心した。


いやいやそもそも元気な連中が出て
きているのだから当たり前か。
それでも4,5人の仲間が欠席した。


議題は今年の事業計画だったが今
の現状ではとても見通せない。結局
活動は年内休止となった。


例えば3か月先には収まっているか
と団員自体不安を抱えて出てきて
も気はそぞろだろう。


ホールのガイドラインの厳しいこと
に驚く。これでお客さんは気分よく
演奏を楽しめるだろうか。


3密を回避し換気に気を遣い距離
を保ったらそうなる。定員はいつも
の半分。2回公演でもしないかぎり
ね。


それに楽屋についても問題だ。多
分一部屋に入ったら3密状態とな
るのは確実だ。
われわれ50人規模の合唱団はス
テージに並ぶことすら難しいかも。


会議をするにあたって気をつかっ
たのが体調。別に体に異常はない
思っていたが検温を繰り返して会
議に出た。朝は36度台だったの
だが。


会場の検温もクリアー。帰って測っ
ても36度台。
ところが午後から雲行きが怪しくな
った。夜はは38度まで上がった。
体調管理には本当厳重注意だ。


今は歌が歌えない。その分歌を聴
くことにしている。
ヒーリングミュージックにもなるか
ら。


アヴェマリアいろいろな作曲家が曲
をつけている。その中にカッチーニ
のアヴェマリアがある。
3大アヴェマリアとして親しまれてい
る名曲である。


でもこの曲カッチーニが作曲したの
でないといわれている。偽作だとい
うわけだ。


でも落ち着ついたいい曲だね。未だ
に合唱でもソロでも人気がある。
カッチーニのアヴェ・マリアは歌詞は
アヴェ・マリアだけしか出てこない。


ロングトーンの美しい旋律が素晴ら
しくて、アヴェマリアの中でも好きな
曲である。
ただこの曲はカッチーニの作風とは
違う気がする。


むしろ現代歌曲に近いことから実際
には1970年頃ソ連の音楽家である
ウラディーミル・ヴァヴィロフ
(Vladimir Vavilov 1925-73)の作曲と
いうのが定説である。


ヴァヴィロフは1970年頃この曲を
作曲し、死後オルガン演奏家のマ
ーク•シャヒンが「新しく発見された楽
譜」として音楽関係者に伝えたそう
だ。


まさか20世紀の作曲とは。それに
ヴァヴィロフは権謀術策に長けた
人物であったようだ。要するに性格
が悪かった。


オルガン演奏家のオレグ•ヤンチェ
ンコの編曲で1987年イリーナ・ア
ルヒポヴァによって録音され知れ渡
ることとなる。


ヴィヴァロフはどうやら有名な他の
作曲家の名を借りて自作を発表す
る人だったようだ。


もし事実ならなぜ生前名乗り出なか
ったかという疑問が残る。それでも
この曲の価値を損なうわけではな
い。


この曲は楽器で弾くとなぜか目立た
ない。やはり歌手が歌ったほうが華
がある。


それも飛び切り美声のソプラノ歌手
にピッタリである。どうやらこの曲は
歌手を選ぶようだ。


歌詞が少ないだけいくら演技力に優
れていようとも声質が合わなければ
綺麗に聞こえない。


「清浄というか透明感のある声」でな
いとね。ぜひそういう歌手をさがして
聞くことをすすめます。
わたしいるがそれは私だけの楽しみ。


心が洗われる心境になりますよ。


さすがアヴェ・マリア。ユーチューブ
を検索すると、あらゆる分野の歌手
が歌っている。


あの美空ひばりさんまで歌っていた。
わたしのブログに収録していたのだ
が削除され、音声を探したが見つか
らない。


私も、数年前300名の大混声合唱
でシューベルトとカッチーニを歌っ
た。


コロナ騒ぎでこれからもあのような
人数で歌うのは難しいだろうなと思
うと複雑な心境だ。


カウンターテナーのスラヴァの歌唱
です。異色ですね。ソプラノに比べ
てもなんら遜色ないクリアーな歌声
です。








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