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迷える子羊に救いを(ソロレッスン余話) [音楽]

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伊豆湯ヶ島、「天城越え」道の駅



こんにちは。



最近、高音のG(そ)を出すのが苦しい日が
続いた。
無理に出そうとすると、キイキイ声になるか
後の声が裏返ってしまう。
声が裏返ると、すかさず指導が飛んでくる
(泣)
最近では、中音部でも油断すると裏返る。



歌い方が悪いのだと、ネットの情報を見る。
またこれが頼りにならない。
最後は専門家の指導を受けろだと。
受けているっちゅうねん(笑)



下あごを下げてはいけないという説がある。
もう一方では上あごは顎関節の構造から上げ
れないという。どちらが正しいのよ。
確かに上あごは少ししか上げられないよね。



下あごは真下に下げよというわけ。まあ、あ
くびの要領だね。ここまではだれでも知って
いる。



でもあくびでは歌えないものね。それはもの
のたとえ。教える方は何か言わなければなら
ないからね。
会話のないネットでは限界がある。



もはや、ネットで新しい情報を得られそうも
ないと気づいた。
そりゃそうだ、何のためにレッスンを受けて
いるのだ。



だから先生の教えをよく考えて見る。その中
にきっと回答がある。
この1週間、連休はそのことばかり。



まず、口の開け方に不自然さがある。特に
ア、イ、ウ母音。
舌はまっすぐになったが、舌根が盛り上が
る。
口の中の開け方が狭い。
あごが動きすぎる。
体が硬い。
力み過ぎetc

わぁ~!多すぎる。悪い点は沢山ある。
必要なのは方法論どうしたら直せるかであ
る。
迷える子羊よ、何から手をつけたら良いの
だ。
ここら辺でネットに頼れるかもしれない。



例えば高音を出そうとすると力む。無理して
出そうとする。喉が閉まる。
また、瞬間はでたとしても続かないで失速、
最後は裏返る。



まずは力みの排除だ。かえって、合唱の時の
ほうが力まないで歌えているようだ。
私の声は細いといわれる。声が遠くに届かな
いというわけだ。ソロレッスンを受け初めて
3年。やはり先輩には歌い方では敵わない。
無理するとたちどころに声に響くから。



ただ、人の評価を気にすると、道を間違う。
やはり体に合った歌い方なのだよね。でも悲
しいかなアマチュアだ。力む。



いつもの姿勢を考えて見た。足の開きは自然
に。できれば聴き足を軸にしてもういっ一方
を少し前に出す。これが安定姿勢。



重心が後ろにありすぎは良くない。呼吸は当
然腹式だが、ここでは習得済みとの前提とす
る。



頭は少し、後ろに置く。顔はまっすぐ。
目は少し伏し目。
どうしても高音を出すとき顎が上がりやすい
から伏し目がちがちょうどよい。



そして下あごの使い方。あごを動かさないと
いう言葉はどういう意味か。
歌い始めは下あごを下げる。それでなけれ
ば、口は開かない。



下あごをまっすぐしっかりと下す。そこでほ
ぼ固定、あまり上下に動かさない。
問題は上あごの動き、視線で制御する。口唇
は縦開きを意識する。
舌は歌詞により動くが、基本位置は下あごの
前歯の後ろに舌先をつける。
凹舌は敬遠すること。



さて、問題は舌根だ、力めば力むほど盛り上
がる。もちろんそんな悩みのない人もいるだ
ろう。本当に羨ましい。



私の最大課題だ。3年も悩んでいる。力まな
いようにすることだが。まだ答えは見つかっ
ていない。



従って、口の中が狭くなるのも未解決。これ
セットだから。声がこもる感覚がするのも同
じ原因かも。高音を出すための障害でもあ
る。



下あごをまっすぐ下せば、口は自然に指二本
分は開く。
上目使いにすれば口角は上に上がる。そし
て、口は縦の形に開く。



ということは「視線」が重要だということ。
だって、歌っているときにいちいち口角を意
識していたら歌えない。



その場合の上の歯は露出するか。極端な人も
いるが、日本人の場合は無理に露出しようと
するとよくないそうだ。歯をむき出して歌う
のはどうかなということ。



口の形は様々だから、歯が出る人もあまり出
ない人もいるだろうね。
こういう意味では、人気歌手の真似はいい面
と悪い面があると思う。同じ顔の形をしてい
ればいいけれど。
何事も自己流は限界があるのだ。



視線を伏し目気味にして下あごを下げる。
口が開く。
視線を上目使いに上げる。
目付きは少し悪くなるかな。睨みつけるみた
いだもの。ここで笑顔?はて。



口角が上がり、口はさらに開く。唇は縦の形
を保つ。
そういえば、シューベルトのセレナーデのテ
ノール歌手(独、ペーター・シユライアー)
が見事それに当てはまる姿勢だ。参考にな
る。(動画参照)



もちろん母音により舌は上下するが、これが
一番口を開いた状態。力まない歌いかたでも
あるかな。
以上、言葉では簡単だが、力まず実践するの
は大変だ。



それでも、高音Gが出せるようになってきたよ
うに思える。(あくまで感覚だが・・・)
以前は精一杯の絶叫型だったが今は少し余
裕が出てきたかも・・・
課題を一つ一つ解決してゆく。それしかない。



今日はこれくらいにして、暗譜の練習練習!



見事な上目使いですね。アゴも安定してるようだ。





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