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滝廉太郎ピアノ曲「憾み」と名曲荒城の月を巡るエピソード [音楽]

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滝廉太郎ピアノ曲「憾み」楽譜



こんにちは。



いよいよゴールデンウイークですね。いろ
いろな楽しみかたがあると思います。
私は、海外、日本を含むクラシックの作曲
家、そして、明治・大正・昭和の歌人、詩人
のエピソードを検索して楽しんでいます。



日本の歌曲の天才作曲家として、有名な
滝廉太郎。
でも、彼の活躍した期間は不治の病との戦い
のため短いものだった。
23歳で夭折してしまう。作品数34曲。で
も、結核という病のため、焼却された作品も
多いと聞く。
それにもかかわらず,遺された作品は不朽の
名作の数々である。



さて、滝廉太郎はクリスチャンだったことは
あまり知られていないと思う。
教会のオルガン奏者を務めていたという。
彼は幼年期から、教会音楽に取り囲まれて
いた。そういう環境だからこそ、西洋音楽の
感覚を取り入れた数々の歌曲が生まれたのだ
ろうと思う。



彼は留学前にピアノ習作「メヌエット」そし
て、病の床にあった晩年にピアノ曲
「憾み(うらみ)」を遺している。
歌曲だけでなく器楽の才能もあったのだ。



憾みとは、未練、心残りの意味だという。
この作品も無念の気持ちがひしひしと伝わっ
て来る。死の4か月前だった。
日本人初のピアノ曲、まだ習作の域だという
説もあるが価値は計り知れないと思う。




生きながらえたら、交響曲も作曲するような
可能性を秘めた才能だったと思う。
残念だが、それも運命としか考えようがない
が。



さて、かの名曲「荒城の月」が何とベルギー
のある教会で賛美歌として歌われているとい
うことをご存知だろうか。
荒城の月には教会音楽と共通する世界観があ
るというのだ。



興味を持って調べるとその謎を解説した記事
を見つけた。参考までにシエアさせていただ
く。滝廉太郎の周囲は素晴らしい環境だった
ことがうかがえるエピソードが書かれている。
(長文で申し訳ありません。最後までおつき
あい頂ければ幸いです)



https://szch.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/%E8%8D%92%E5%9F%8E%E3%81%AE%E6%9C%88-%E3%81%A8%E3%83%98%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%A0%E8%B3%9B%E6%AD%8C/



私は歌うことが趣味ですが、過去の作曲家、
作詞家のエピソード・人間性を知るのを楽し
みにしています。これからも興味をもって研
究していきたいと考えています。



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