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久しぶりのシャンソン(戸塚童謡の会) [音楽]

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こんにちは。



8日、歌う会「戸塚童謡の会」の例会にでた。
会場は戸塚公会堂。
雨模様、寒い、夜は風雨が強くなる予想。そ
んな悪条件でもなんのその。
会場はほぼ満席、いつもながら歌の魅力は凄
い!と思う瞬間だ。いや大部分は女性パワー
だけど。



今月は、決算報告があり、新役員の紹介があ
った。いつもながら思う、こういう律義さが
この会の人気を支えていると思う。



金額にしたら、月1000の会費は最低クラ
スであり、気にしないで楽しめる範囲と思う。
歌の会で、決算報告する会はあまりないと思
う。考えて見たら、会費を運用しているので
当たり前のこどだが。



さて、今日のテーマはお母さんとシャンソ
ン。はて、シャンソン?先生の好みかな。
私も、若いころはシャンソンが大好きで、い
まは無くなってしまったが、銀座のシャンソ
ン喫茶「銀パリ」に入り浸っていた。懐かし
い。



当時は学生運動が凄かった時代、軟弱な学生
だったということね。
昭和30年代、シャンソンは全盛時代だっ
た。越路吹雪さん、駆け出しの岸洋子さんが
銀パリで歌っていた時代。



私は当時ギターを弾いていた(つま弾く程
度)弾き語りには、シャンソンがとても合い
好きだった。



いつの間にか、ギターと決別し、シャンソン
も歌うことがなくなっているが、心のオアシ
スであることには変わらない。



だから、懐かしかった。「サントワマミー」
「恋心」「ろくでなし」3曲。どれも難しい
曲、でも会場の皆さんは生き生きと歌ってい
た。



さて、シャンソンはフランスの演歌と呼ばれ
る。フランス語でシャンソンを歌いこなすの
はまずできない。で日本に入って来る時は訳
詞になる。



意訳では日本人の心を捉えるのは難しい(と
思ったどうか)、ほとんどが原詩の意味と異
なる訳詞となった。



特に、岩谷時子さん、越路吹雪さんのライン
は強力で、我々はこれこそシャンソンと思わ
されていたと思う。



例えば、表題のサントワマミー、日本詞では
女の失恋を描いているが、アダモの原詩は女
々しい男の失恋を描いているという。
そりゃそうだ、男の失恋を女が歌ってもね、
受けないだろうね。



越路吹雪のイメージに合わせた、岩谷さんの
歌詞はもはや作詞といえる。
シャンソンは日本では日本人が作詞していた
お陰で流行ったのかもしれない。



かの有名は「愛の賛歌」だって、原詩は大歌
手ピアフが妻子ある恋人との仲に終止符を打
つもりで書いたものらしい。



私も、よく結婚式で祝福のつもりで歌ってい
た歌だが、まさか真逆の縁切りの歌とはね
(汗)



日本歌曲では歌う時は原曲の意味を良く調べ
て歌うべきだろうね。
例えば、別れの時に歌う「蛍の光」は、スコ
ットランド民謡だが、原詩は旧友との再会で
思い出話をしながら酒を酌み交わすという
歌。
別れと再会では真逆でも再会の思いにはさほ
ど違いはないからまあいいか。



でも、シャンソン、カンツォーネ、日本の演
歌は失恋、別れ、後悔、男心女心を描き見事
に共感できる。ドイツ、英語圏とは少し異な
るような世界観と思う。



寒い一日だったが、心は暖かい気持ちに満た
されて帰宅しました。



さて、わたしのヒーリングミュージックの一
つです。とても癒されますよ。
「パリの空の下、セーヌは流れる」







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