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クララ・シューマン生誕200年に寄せて [音楽]

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クララ・シューマン肖像画


こんにちは。


今年、2019年は、クララ。シューマンが生ま
れてから200年たつ。



クララ・シューマン

1819年 9月13日、ザクセン王国ライプツィヒ
生まれ 



1824年 父フリードリヒにピアノを習い始める。
(5歳の時)

1828年 プロデビュー、ゲヴァントハウスでモ
ー・ピアノ協奏曲のソリストを務める(なんと
9歳です)



同年、ロベルト・シューマンがクララの父フリ
ードリヒに師事する。運命の出会いを果たす。



5歳でピアノを学び始めるのは珍しくはない
がなんと9歳でプロデビューとは恐れ入る。
12歳から本格活動を始め、ヨーロッパで
絶賛されるのだ。
リストなどと同評価だったそうで、実力は本
物だ。



リストの言葉を紹介する。

「クララ・シューマンの作品は本当に驚くべ
きものです。特に女性としては。それらの
中はタールベルク(リストのライバル)の過
去と現在のすべての幻想曲と比べてみて
も、100倍もの独創性と真の感受性があ
ります」


もうベタ褒め。



実際に、リストはクララの歌曲3曲をピア
ノ独奏曲に編曲している。



シューマンと相思相愛の中になるも、父
親の猛反対似合う。
裁判にかけて押し切ってゴールイン。
とにかく意志の強さが垣間見れますね。



ただシューマンは若くして心を病み,36
歳で自殺してしてしまう。



夫の死後、その作品を管理し、都合の
悪いい作品は破棄してしまったことで
後世の批判もあります。



音楽界への貢献も相当なものた。
夫の作品を守り半生をささげ、フラン
クフルトの音楽院の教授を務め後世
のピアノ教育に多大の貢献をした。ま
さに実務型の天才と思う。



ドイツの紙幣に描かれるくらいだから
時代を超えたスーパーウーマンであっ
たと思う。



彼女の作品は大曲とは言えないが力
みも野望もない素直な気持ちが反映
されたもの。



さてシューマンが妻クララに捧げたげた
曲は有名な「献呈」です。
それから、もう一つ、ブラームスがクララ
に贈った曲、ご存知だろうか。



「雨の歌」バイオリンソナタ第1番ト調。
二人の偉大な作曲家からこのように素
晴らしい曲を送られるなんて、さぞ魅力
的な女性だったと推察する。



今回はクララ本人の「3つのロマンスか
ら第3曲」をお聴きください。



クララの演奏、生で聞きたいとおもうの
は私だけかな。



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私が歌好きになったのは・13歳 [音楽]

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Misse brevis in G (Mozarto)



こんにちは。


まだ、新年の三が日だが、私には気がかり
がある。今年も5月のアンデイムジークコン
サートでミサ曲を歌うのだが・・・


いまは何度も読み込んでいる最中だ。滑
舌がとても難しいところがある
歌うのはモーツアルト”Messa brevis in G
(KV49)”


20分ほどと短いが、モーツアルトらしく変化
があって難しい。音程とラテン歌詞が上手く
連携しにくいのだ。特にクレド、225小節と
長い。


宗教曲はここ3年連続して歌った。今年も歌
う。とても恵まれているのだが

2014,2015年はベートーベンの第九
2016年はブラームスのドイツレクイエム
2017年シューベルトミサ曲Messe in G 
2018年フォーレとモーツアルトのレクイエ

2019年モーツアルトミサ曲


わたしはキリスト教信者ではない。ただはる
か65年前、日曜教会の礼拝に参加したこと
があるだけです。


当時足の手術に失敗し一生治らない障害を
抱えて悩んでました。絶望で投げやりになら
ずにすんだのは、教会のお陰だと思う。


たぶんこの経験がなければ、歌の世界に入
ることもなかったろう。
混声合唱を始めたのが高校2年、大学で本
格化して4年。ただ殆どは日本の歌、世界
の民謡だった。



宗教曲も歌ったが第1・2回の演奏会でハレ
ルヤコーラスと宗教的作品、4つのマドリガ
ルのみ。ここで私は卒業。
合唱団の名は慶応義塾大学・日本女子大学
コール・メロディオンという。

長いね、愛称はコルメロ

コルメロの演奏会では宗教曲を必ず1ステ
ージ歌う。それも毎年である。
ミサ曲、レクイエムを合わせれば45回。モ
テット、マドリガル等をいれれば60回弱は
歌った。これは驚異だと思う。これだけ宗
教曲に特化するのは凄いと思う。


私は仕事引退後、2014年に昼どき合唱
団に入り合唱を再開した。
でもステージで歌うことはあっても教会で
歌ったことがない。一度は歌いたいものだ。
合唱団仲間には聖歌隊の人がいるのに。


今思うと中学の1年の時は、私の人生で
精神的にも、肉体的にも一番苦しい時期だ
った。若かったので乗り切れたようなもの。
その後の苦労など比較にならない


その時の思い出を3年前にブログに書い
た。かなり昔の記憶で定かでないところも
ある。ただ京都の大学病院の屋上で大文
字の送り火を見た時のことはいまでもはっ
きりと思いだせる。


入院中の忘れられない記憶。

◎京都はとにかく”暑”かった
◎先生の「動脈注射」が下手
でマジ痛かった
◎病院内の本を読みつくしたかも!

入院中での収穫は読書。ギブス装着で歩け
ないので本を読みまくった。ついには付添い
の祖母から1日1冊に制限される始末。


おかげで国語と社会は高校、全国の模擬
試験では一桁ランクだった!??
(自慢にもならないのに笑・・・)


湯ヶ島(当時は田方郡湯ヶ島村)のような片
田舎に教会ができたのは偶然だ。そこで賛
美歌に出会ったのが歌を始めるきっかけに
なった。感謝の思いばっかり。


★遥か65年前の記憶、2年前に記事にしています。

賛美歌「いつくしみ深き」に込められた思い出
https//blog.so-net.ne.jp/MyPage/blog/article/edit/input?id=102985587


ブログの記事にある天城山荘はプロテス
タントの研修所です。もちろん教会も併設し
していて拝も行います。


*文中、神父とありますが牧師の誤
りです(神父はカトリックの呼び名ですね)



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新年おめでとうございます [音楽]

2年賀.jpg

2019年
新年おめでとうございます。



昨年は大変お世話になりました。
今年もどうかよろしくお願いいた します。


新元号の年ですね。どんな年号
になるのでしょうか期待大です。
その節目の5月に、演奏会を行
います。気分を引き締めて練習
に本番に向かいたいと思います。


★1月11日(金)昼どき初練習
★1月12日(土)洋混初練習
★1月23日(水)ソロレッスン始

★2月17日(土)コーラルフェス
ト本番(昼どき・洋混)

★5月12日(土)アンデイ・ムジ
ークコンサート(洋混演奏会)

★6月12日(水)山田英津子&エ
レガントノーツジョイントコンサート


昨年ほどではありませんが、今年は2回の演奏会
があります。良い演奏をするためどうしたらよい
よいか、いつも考えなが準備してゆきたいと考え
ています。


新しい年を迎えました。ニューイヤーといえば
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートですね。
曲目は「美しく青きドナウ」。ウィーンフィルと
ウイーン国立歌劇場バレエ団の共演をお楽しみく
ださい。

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シャンソンと大学時代 [音楽]

セーヌ.jpg
パリ、セーヌ川の夜景。



こんにちは。



今日はシャンソンの日だという。シャンソンに
関しては思い出がある。



私は、楽器はまるでダメだった。ただ、クラシ
ックギター、ウクレレ、ハーモニカには凝って
いて特にギターには熱を入れていた。



当時大橋節夫さんが人気で、あのスチール
ギターが好きで、普通のギターを改造したり
して演奏していた。
ギターの弦を入れ替えマイク機器をつけて
スチールギターにする。
ギターはフレットがあるので、コードさえ覚え
れば簡単に伴奏できる。



ただ、クラシックギターの方はアルぺジオが
難しく「アルハンブラの思い出」などの名曲に
は手が出ず、そこでとん挫してしまい、いつ
の間にかにかギターと疎遠になってしまっ
た。



大学に入ると学園紛争真っ盛り。革マル派
派の全盛時代。そこで生まれたのが歌声運
動。各地に歌声喫茶が誕生し、反戦フォー
クが歌われだした。(うたごえと反戦フォーク
は別物だが)



歌声運動は終戦後からはじまり私の学生時
代が最盛期だったらしい。1970年代には衰
退してしまう。



歌う歌もロシア民謡が中心だった。ロシア民
謡は「ともしび」のように戦いに明け暮れる戦
士の心情を歌った歌が多い。反戦歌と言われ
るゆえんかな。



当時わが大学の先輩「ダークダックス」という
ボーカルユニットが時代を反映して人気となっ
た。マイクもカラオケもない時代。歌う歌はロシ
ア民謡が多かった。
私はそのボーカルグループに憧れて高校の時
から合唱を始めた。



高校は田舎の進学高校。一流大学に入ること
しか認めてくれない世界。ただ勉強のできる人
とそこそこできる人との格差は歴然としていて
予備校に通えば対抗できたかもしれないが片
田舎ではとても無理だった。



わが高校は元男子高校だから、女子は1割も
いなかった。
それをかき集めて混声合唱を始めた男がい
た。私もそれに乗り合唱の世界に入る。
静岡県三島市、初ステージの市民会館では
足がくがく震えたものだ。



さて大学に入り、学園闘争を避けて始めたの
が混声合唱だった。その時の流れが今につな
がるのであるが。



そしてつぶれかけた合唱団の立て直しに青春
をかけることになる。当時はみるからに貧弱な
たった20名そこそこの合唱団からの出発だ。
苦労したのはいうまでもない。
でも今考えて見ると、その時の苦労は無駄で
はなかった。



当時の思い出は今では楽しいことばかり。な
により当時のサークルが今では強大な合唱団
となっている。本当に報われた思いだ。



さて、若気の至りで当時流行っていた、シャン
ソンにも興味をもった。美輪明宏さんの「メケ
メケ」が流行っていた。越路吹雪さんの「愛の
の讃歌」など熱唱したものだ。銀座のシャンソ
ン喫茶の「銀巴里」ではデビュー間もない岸洋
子さんが溌剌として歌っていた。



大学に「シャンソン研究会」なるものがあった。
追っかけみたいなものだが、それでも文化団
体連合会というれっきとした組織に所属してい
たのだから立派なものだ。その部員として、渋
谷、銀座のシャンソン喫茶は常連だった。



渋谷、銀座は我々の学校の行動半径だったか
らおなじみの街。慶早戦(わが校では早慶戦と
は言わない)で勝てば銀座のライオンでドンち
ゃん騒ぎがお定まりコースだった。



シャンソンは流行ったが、それは日本詞であっ
てフランス語のシャンソンではない。
母国フランスの歌に日本語を付けた時点で母
国のシャンソンとは違う文化になってしまった。



歌い方と歌詞を比べてみたら一目瞭然だ。日
本詞は訳詞ではないので、もはや純然たる日
本の歌である。
ただ原語を訳しただけの詩ではとても表現で
きないだろうと思うほど日本詞の完成度は高
いと思う。



まあそれはオペラ、クラシックも同じだ。今年
シューベルトのセレナーデを歌うが、堀内敬
三さんの詞は素晴らしいが訳詞ではない。
日本語で歌う「日本の歌」なのだ。



シャンソンはギターで弾くのはまことに相性
がよく、少ないレパートリーの大半を占めて
いた。
ラテンミュージックとシャンソンは弾き語りで
歌うと本当に素晴らしいと思う。



歌声喫茶ブームは1970年代のカラオケの
台頭とともに終焉する。われわれの世代の
1960年代がブームの最盛期だったようだ。
日本的歌詞のシャンソンブームも勢いが落
ちてしまった。



こう考えると、当時も私の回りにはいつも音
楽があった。それもクラシックというよりポッ
プスの分野。そして合唱を本格的にやりは
じめて、クラシックの扉をたたくようになった
のだ。



本当は真面目な学生として学業にいそしま
なければならなかったのに・・・
勉強一筋で頑張り弁護士、法律家になった
仲間は大勢いる。



部活をやっていれば就職に有利な時代でも
あった。就活に苦労しなかった。すんなり就
職できたのは音楽のおかげかもしれない。
まあ法律家になるという大志はなかったけ
れどもね。



でも会社時代はほとんどブラックだった。今
だったらとっくに問題化していると思う。
今考えると人生脇道にそれてしまった気も
するが後悔してもしょうがない。自分の選ん
だ道だから。



でも音楽のお陰で、人生の黄昏時になって
音楽に囲まれているのだから幸せだろう。
否応なく人生の終焉が迫ってきた今、望む
べくは歌いながら旅立ちたいものだ。
そう、オペラ「アイーダ」のように



動画はグレコの「パリの空の下、セーヌは
流れる」です。
平凡な日常を歌ってますが、それがまた
魅力なのです。







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シューベルトのセレナーデに再チャレンジ [音楽]

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こんにちは。



いよいよ年が暮れてきた。
25日で音楽活動もすべて終った。
昨27日は、診察を受けついでにヤマハ楽器横浜
店でシューベルトの移調譜を購入した。



シューベルト作曲集。白鳥の歌(中声用)
メゾソプラノ・バリトン用となっている。原調
より長2度低い。(スタートがA→G)



「白鳥の歌」はシューベルトの辞世の歌集と
言われる。
本人がつけた名前でなく、遺稿集として死後
つけられた名前だからだ。



北欧伝説に白鳥は死ぬときだけ一声高く啼く
という言い伝えから、その人の最後の作品を
「白鳥の歌」と呼ぶらしい。
辞世の句ならぬ辞世の歌というわけだ。



レルシュタープの詩による7曲、ハイネの詩の
6曲、ザイドルの詩1曲、計14曲の構成とな
っている。



ザイドルの詩は1826年10月に作曲され
た。シューベルトの最後の曲である。
そのとき、シューベルトは貧乏のどん底にあっ
たらしい。亡くなった時2ポンド10シリング
しか所持していなかったという。



セレナードはレルシュターボの詩
に旋律をつけたもの。その流麗さ
は白鳥の歌の14曲の中でも群を
抜いているのだ。



来年のサマーコンサートで
★シューベルトのセレナーデ(ドイツリ-ト)
★あなたに口づけを(カンツォーネ)
を歌う。



私は、3年前、サマーコンサートでセレナーデ
を歌った、難しかった。先生は苦しそうに歌っ
ていたといわれる。最初のクライマックスの
G,2番の終わりのG,そして最後の6小節前の
G,3回の跳躍が苦しかった。今回は2度目にチ
ャレンジする。



その時はまだ自分の声質の自覚がなく、ただ
高い声を出そうとしていたのだ。今回は先生
から中声用を薦められた。



自覚を持ったのは昨年、そして今年8月の
コンサート直前に移調を決意した。
グルックのアリア「O del mio dolce ardor」は
Gが1回のため、原調で歌ったが、カンツオ
ーの「彼女に告げてよ」はGがこれまでかと
いうほどでてくる。高音が続く後半は声がで
なくなるのだ。



コンサート直前に先生のアドバイスもあり、
3度移調して歌った。響きが良かったそうだ。
結果はカンツオーネのほうが評判が良かっ
た。自分の声に響きを持たせるには、やはり
バリトンかなと感じる。



ユーチューブでも聞くが、カンツオーネはみ
んなテノールで歌うが、聞かれたものでな
い歌手もいる。
テノールの高音は時として金切り声に聞こ
えるのだ。ソプラノとくらべたら全然美しくな
い。カンツオーネは日本人には合っていな
いね。



プロでもそうなのだからアマは声質をわき
まえて歌うほうが良いなという結論をつけ
た。だから今回はセレナーデを長2度移調
して歌う。



カンツオーネは最高音はFだからそのまま。
歌ってみるとラがソに下がっただけでこん
なにも違うかと思うほど楽だ。



高音の前はどうしても構えてしまう。躰が硬
くなってしまう。声が上ずるどころか裏返え
る危険がある。
移調すれば準備は必要ない。自然に移行
できる。



声はどうだろうか。響きは?まだまだ課題は
多い。すべては来年1月のレッスンから開始
する。それまでは、自主練習で鍛えておこう
と思う。



動画はバリトンによる歌唱です。もう少し響
きが欲しいかな。
調は変ホ長調と原調より2度低い。



変ホ長調は「残酷、厳しさ、悲愴、真面目、
訴求力」を表すのだそうだ。
ベートーベンの愛した調だとも言われる。
本番では気持ちよく。いいね!







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今年最後のソロ・レッスン [音楽]

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こんにちは。



今日25日は、本年最後となるソロレッスン日
だった。



前日の、大騒ぎがどう影響するかが心配だっ
た。やはり、少しかすれている。でもこれは時
間がたてば解決すると読んだ。



それでも、6時台に起きるつもりが、起きたの
が8時少し前、アララ時間がなくなった。
11時半には家をでなければ。その前に少し。
でも今さら練習してもね?



それでも、必死に2曲をさらった。
★シューベルトのセレナーデ(ドイツリート)
★あなたに口づけを(カンツォーネ)



いずれも原語で歌うのです。
でもセレナーデは2回目。歌詞は大丈夫だが
カンツォーネは全く心もとない。



今の世、便利なものでユーチューブがある。
原語の発音がよくわかる歌を選んで歌いこ
む。今のところ原調で歌うことにしている。



ただセレナーデはへ長調。最高音はGであ
る。出ないことはないのだが3回出てくるの
でバリトンとしては大層辛いのだ。



だから、一度移調して歌うことにする。もう
楽器店に譜面があることも確認済みだ。先生
の了解もいただいた。



カンツォーネの調はヘ短調,最高音はF。これ
は丈夫夫だ。意外にカンツォーネの移調譜は
少ない。良く歌われているオ・ソレミオなどは
あるが、この曲はマイナーのようでユーチュ
ーブに数曲あるだけ。



移調はしないが、問題は本番。発声練習はほ
とんどできない環境。やはりFは高音であり、
喉が不調だと危ない。



私は先生からハイバリトンと言われている。
実際の歌では、Gまでは安定して出せなけれ
ばね。それはこれからの精進次第だ。



先生からは苦し気に声を出すないよう言われ
ている。本来はhiAまで出すようにしたいのだ
が。今は発声練習のときのみしか出せない。



来年の8月がコンサート。8か月どこまでで
きるか、来年で答えを出したいものだ。
合唱ならば、裏声で問題ないけれどね。か
なり上までだせるもの。



合唱では高くてもhiA,hiBだから。裏声なら
hiCはでるので問題ない筈。モツレクには
hiAがあるが裏声で対応できる。



ただ第九は最後のhiAをフォルテシモで歌
わなければならない。バリトンの人はバスを
歌う人もいると思う。



私が数年前歌った時は裏声で歌った。きれい
なAを実音で出せる人が羨ましかった。ソロ
レッスンを始めた動機でもある。


レッスンでは発声練習で欠点を指摘された。
低音で裏返ることがあるのだ。口内が狭い
か舌の位置が悪い。



私の場合高音で口の開け方が狭くなり、低音
では高音の引っ張り(声帯)をそのままにし
ているという。引っ張りを緩めないと低音で
も裏返る。要は不器用ということね。舌の位
置は相変わらず悪い。



なかなか直せない、イライラするが気長にや
るしかないのだ。だって自分では動かせな
い筋肉ほど厄介なものはないから。



今回はカンツォーネを「ラララ」で歌つた、
音程、リズム取り、本当に勘が悪い。8分
の6拍子は苦手だ。ブレスで苦労するの
だ。歌詞読みは今回で終了した。



次回練習は1月23日。次回まで良く覚えて
きますといったら、覚えてこなくていいと
言われてしまった。なまじ間違って覚える
と直すのが大変と。そのとうりだよね(泣)
だから覚えるのはこのレッスンの場でのみ。



声をさらけ出す場面がなく終了。ホットす
る。セレナーデは今後移調譜で歌うので、準
備できるまで、お休み。
少し中途半端だったが、2回目の練習として
はこんなものだと思う。



さてこれで、今年の音楽活動は終わった。
来年は8日から始動する。来年は記念すべ
き元号の年だが、活動自体は決まってい
る、相当忙しい日程だ。
体調に注意しながら頑張りたいと思う。





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チャリティーコンサートを聴いた [音楽]

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「ひまわりの郷」のステージ



こんにちは。



先日は上大岡の「ひまわりの郷」で友人の
管弦楽団のチャリティコンサートを聴いた。



コンサートの題名は
「We are the SANTA 2018」
("小さなサンタたちから、音楽のプレゼ
ント"という副題つき)


プログラム.jpg

(プログラム)



売り上げ収益の一部が地域福祉のため
に港南区社会福祉協議会に寄付される。



港南区内の小学校合唱クラブと港南区ひま
わり管弦楽団がジョイントして音楽を聴
き手の我々にプレゼント。



聴衆の我々が小さなサンタとして(本当に
小さい存在だが)募金に協力するというも
の。



1993年からだからもう26回目という
から本当に地道な活動だ。
でもなんかほのぼのとした気分になる。



小学生は横浜市立丸山台小学校の4年生
から6年生。特設合唱クラブを編成。40名
で歌っているという。
子どもの声はこの時期に聴くとまるで天使
の声に聞こえる。



歌唱技術も相当なものだった。よほど指
導者の先生の教えが素晴らしいのだと思
う。声がよく伸びて会場の隅々まで届い
ていた。本当にしっかり歌えている証拠
だ。



メドレーを入れれば15曲か、1ステージ
を暗譜で歌い切った。大人は全く顔色な
いね。



本当に素晴らしいクセのない素直な歌声だ
った。久しぶりに清らかな演奏を聴いた。
最後の3曲は50人のオーケストラとの共演
だった。



オケのほうの配慮もあったと思うが、負け
ることなく歌えていたのには感心するばか
り。普通だったら100人超えでないとつ
り合いがとれないもの。



休憩後、第2部はオーケストラの演奏。
ひまわり管弦楽団は港南区の市民管弦楽
団だが演奏技術は相当なもの。今回は
50人編成だった。
この3、4年毎年聞いているがいつも技術
の高さにはいつも感心する。



ベートーベン交響曲第2番ニ長調(作品
36)。
ヴェルディのオペラ「運命の力」・「凱旋
行進曲」、管弦楽だけでオペラでないのが
残念だったが力強い演奏を堪能した。



最後はクリスマスらしく、管弦楽団と小学生
の「聖しこの夜」で終演。ほのぼのとした気
分で帰路に就いた。



今月は11日に歌う会「童謡の会」に出る。
13日にコンサートを聴く。
22日に後輩合唱団の定期演奏会を聴い
て最後25日はソロレッスンで締めとなる。
今年は最後まで音楽漬けの年だった。



体調もいまいちの時期があり、反省事項も
多かった年だ。
来年は前半がさらに忙しくなりそうだ。体調
管理に気をつけて頑張りたいものだ。






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あなたに口ずけを [音楽]

erez.jpg


ナポリ、憧れの街。(Napoli,una citta di desiderio)



こんにちは。



ソロレッスンを受け始めて、次の
練習が2回目となる。
次の練習日は12月25日、午後13時
から。
あれ前の日が忘年会だと。忘年会調子
に乗らなければいいが。



さてさて練習曲は
・シューベルトのセレナーデ
・あなたに口づけを(カンツォーネ)



セレナーデは3年前に歌った曲の再挑戦。
やることは一杯あるが、課題はわかっている。
つもりだが。
2回目だから進歩がなければならない。
何とか歌えるではダメで、指導レベルのハード
ルが上がっている。以前見逃してくれていたこ
とがことごとくNGとなる。



もう一曲のカンツォーネは新しい曲。
音取り、歌詞読みから始めている。音はすで
に11月28日の第1回のレッスンでさらってい
るが、音取りの結果と、リズムに問題がある
のでその確認をしてから、歌詞読みだ。



歌詞読みは余計なことはしないように言わ
れているが大いに不安である。
余計なことになるかもしれないが、いずれ歌
詞は最初から読まされる。こっそり勉強して
みた。
イタリア語とナポリ語の羅列ですみません。


「 I' te vurria vasa 」
(あなたに口ずけを)


Ah! che bell'aria  fresca
ア!ケ ベッラーリア フレスカ

ch'addore'e malvarosa
キヤッドォルエ マルヴァローザ

e tu durmenno staje
エ トゥ ドゥルメンノ スターイエ

ncopp'a sti fronne'e rosa
nコッパ ステイ フロネ ローザ

'O solea pocoa poco
オ ソレア ポ-コァ ポーコ

pe stu ciardino sponte
ぺ ストゥ チャルディーノ スポンテ

'o viento passae vasa
オ ヴィエント パッサエ ヴァーザ

stu ricciulillo'nfronte
ストウ リチウリルロンフロンテ

I' te vurria vasa
イ テ ヴッリア ヴァーザ

I'te vurria vasa
イ テ ヴッリア ヴァーザ

Ma'o core nun  m''oddi
マオ コウレ ヌン ムオッディ???

ce'e te sceta
チエー テ シェアタ

'e te sceta
エ テ シェアタ

I'me vurria addurmi
イ メ ヴゥリア アッドゥルミ

I'ma vurria addurmi
イ メ ヴゥリア アッドゥルミ

vicino'o sciato tujo  
ヴィチーノ スチアート トゥヨ

n'ora pur'i'
ノーラ プリ。

n'ora pur'i'
ノーラ プリ。



う~ん、この発音ではね。相当直されそう。

アクセントも太字にしてみたが歌うときは
別だからね。大体イタリア語の辞書にない
言葉が多く、発音記号もわからない(泣)



最後の部分の日本訳はこんな意味です。
ナポリターナにしては珍しく大人しい?
いやいや女々しいのかな。



「ぼくは眠りたい...
君の吐息のそばで
ほんのひとときだけでも...
ほんのひとときだけでも...」



ちなみに最初に「マルヴァローザ」とでてくる
のは「タチアオイ」のことです。
花言葉は高貴、大望、野心のほかに
「熱烈な恋」だって!


007786_li.jpg

(タチアオイの花)



一応歌詞カードにしておくかな。
こんな状態であと17日どうなることやら。



演奏動画を載せました.。高らかに歌えるかな。





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ソロ・レッスン再開 [音楽]

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こんにちは。



28日は結構忙しかった。
12時に先生のお宅にお邪魔してレッスンを受
けた。



1時間で終了。一度自宅に戻り、17時から磯
子の社会教育コーナーで昼どき合唱団の練
習、終了は19時だった。



まずは、発声練習。実は不安だった。体調不
良で声が出ない時期が長かったのか、声が
引っかかるような感覚が続き、高音になると
裏返りが激しかったからだ。



でも結局は声をだすのに躊躇していて、口の
狭さ、舌の動きに問題があるという指摘を受
けた。今までと何にも変わっていないじゃない
か。体の不調を理由にして、発声の練習を怠
けていたということに他ならない



もっとも、9月から、まともな発声練習をしてい
ないわけだから。
それで、よくもレクイエムと、演奏会という本
番をこなしたものだ。



ある意味、合唱だからできたのだろうね。高
音とか、長く歌っていると口の中が狭くなるく
せは合唱でも出ているはずと指摘される。



綺麗な声ではないが、高音Gも苦労なくだせ
たし、8月の状態より高音は出るようになって
いるが何となく不安定だ。やはり喉声混じりか



歌唱指導にうつる。
シューベルトのセレナーデを再度歌いたいと
相談する。1曲は決定。
もう一曲は「マリア・マリ」か「あなたに口づけ
を」の中から。
が、両方とも8分の6拍子、いつも苦労するこ
とは先生はとうにご存知だ。



それと、両方ともテノール高声用の楽譜だ。
今年の8月のコンサート直前の苦労をご存知
なので、中声用のほうが合っているのではと
、アドバイスを受けた。セレナーデも高声用だ
からね。



でも今回は用意した高声用の曲を歌うことに
なった。高音が連続する部分がないので大丈
夫かもしれない。



シューベルトは今年も4月の上田のミニコンサ
ートで暗譜で歌ったので何とか歌えると楽観視
していた。
ハイ、先生の評価はアウトでした。ハードルが
上っていたのだ。



評価を受けたのは「しっかりと歌えるようにな
った」ということだけ。ただゴツゴツして滑らか
でないという指摘つき。



発音、リズム、子音、撥音にダメ出し。うかつ
に歌っているのだね。もう頭悪いのだから。
もっと一字一句を正確に発音しなければなら
ないし、リズムの細かい変化も表現しなけれ
ばならない。曖昧な歌い方は通用しないの
だ。



そしてドイツ語特有の撥音。声に出してはい
けない、息で歌う発音がまるでダメ。
例えば「Ach!」はアーではない。アッハに
近いか。でもッハは無声音で、しかも聞こえ
なければだめだからね。



nachtigallenは、ナヒチ・ガーレンではない。
ナッヒティ)・ガーレンかな。ヒは息のみ。
子音語尾のdich,ach,michの子音,.
durch dieの前のch発音がまるで聞こえな
い。
d,t,zはしっかりと歌えるのに・・・
子音を意識して歌うのだ。



これらができなければドイツ語には聞こえ
ないものね。私の好きなナナ・ムスクーリ
の発音は本当にきれいだ。語尾の子音も
しっかり聞こえる。当たり前か。



ナナ・ムスクーリの演奏動画です。語尾に
ご注目。





要は、みな意識して発音しなければいけ
ないし語尾もおろそかにしないこと。これか
らのレッスンのステップアップのためには
曖昧さはだめなのだ。



次回のレッスン12月25日までにはしっか
り歌えるようにして、もっと上を目指したい。
暗譜はそれからだ。来年のコンサートは暗
譜で歌うのだから。



「マリア・マリ」と「あなたに口づけ」の選択
は結局後者にした。マリア・マリは早口言葉
で高音部が不安だったから。
次回はマリアマリを選択肢に入れたいと思
う。



今回は時間がないため、音取りに終始した。
次回までの宿題は、音取りを完全にすること
と8分の6拍子のリズムの克服だ。
それができていれば、歌詞読みにはいるは
ず。



ナポリ語はイタリア語と違う部分がある。こ
れは自分で習得は困難。自分なりに調べて
見たが、イタリア語では対応できない発音が
ある。自主練習での習得はほぼ困難だと思
う。



先生からも間違えて覚えたら直すのに苦労する  
よと警告されている。
それにこの曲のネット上の情報はほとん取れ
ない。歌はユーチューブで聞くことができるが、
微妙な発音がわからない。



これからの課題は、音域の問題だ。一度でも
低い音域に移調できれば楽だが。楽譜を探
してみようと思っている。



帰宅して録音を聴いた。声はあまりクリアー
でないが、心なしか、聞きやすくなったように
感じる。少しだが響きがでてきたようだ。
聞くのも嫌だった声が、聞いていても嫌では
はなくなっている。いい傾向だと思う。









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シューベルト・セレナーデ自主練習 [音楽]

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こんにちは。



ソロレッスンは28日。だんだん迫ってきた。
合唱練習にかまけて、ようやく練習開始し
た。



幸い有名な曲だから、ユウチーューブには
たくさんのピアノ伴奏だけの曲がある。練
習には事欠かない。



原調はニ短調。最高音はGだ。
今の私にはいささか苦しい。でもまずは原
調で歌って修正しようと思っている。



歌詞読みから始める。以前かなり読み込ん
だがすでに過去のこと。
忘れてるところ、間違えていることの確認
をしてゆく。



<注意点>

1、発音

Nach zuの撥音。(ナハっ!ツ)
stillenの読み   (シュテッレン)
a,o,uウムラウトの発音(11回でてくる)
sieの発音    (ジーではない。ズィー)
文末の子音   (r,ch,d.t,z しっかりと残す
その他、忘れているところを思いだして。



2、拍子、リズム

3拍子。ブレスで失敗しやすい。3連符が
多い。歌い方はしっかりと、滑らかに(20
小節あり)



3、歌の表現

これが難物。
あくまで男の歌だが、歌詞は軟弱そのも
の。折り合いがつくかな。
まあ、現代では確実にストーカーだから
ね。男は力強くだけど、表情が硬くなりや
すい。



男声と女声では天と地ほどの違いがある
もの。私はどちかというと女声が好きだ。
特に、ラストは男が歌うと怖いくらい。表情
が真剣で。
自分はそんな迫力ないしね。



まあ。1と2が当面の課題だ。どこまでの指
導になるか不安で一杯だが。



歌曲もいいが、ピアノ、バイオリンのソロが
好きだ。
とくにバイオリンの音色がこの曲にぴったり
と思う。動画はバイオリンソロです。










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