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モーツアルトミサ曲(ブレヴィス・K49)最大のヤマ場「クレド」を練習した [合唱]

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こんにちは。



10日土曜はモーツアルトミサ曲を練習した。
K49は小ミサといわれる。全6曲の内、
4曲は大層短い。長い2曲の内、グローリア
は先週、クレドを今回練習した。



歌詞読みから、ラテン語だからこれは重要な
工程だ。そして母音唱で音取り。
オー、ニーなど。とにかく額に響かせるこ
と。ニーで歌って見ればわかるが、響きがな
いと聴いていられない。




オーは油断するとウーになってしまう。グロ
ーリアは78小節、クレドは224小節。ク
レドが圧倒的に長い。



アレグロ、フオルテ4分の3拍子で出て、2
分の2拍子、バスソロ、2分2拍子アレグロ
最後は4分の3拍子、2分の2拍子アレグロ
で盛り上がって終わる。



長々と書いたが、とにかく変化が激しい。
油断するとすぐおいてゆかれる、歌っている
箇所を見失う。譜面に釘づけでは歌えない。
先生は暗譜が前提だという。



確かに、ラテン詩は同じ歌詞が随所に出てく
るので思ったほど大変ではないが、それでも
22小節の暗譜は大変だ。



暗譜が簡単にできる方法はないものかな、と
思ってしまう。記憶力減退も激しいしね。
ほんと若い時代に戻りたい。



もっと私は若いときも記憶力は良い方ではな
かったけれど。そんな都合の良い願いはない
ので繰り返し練習あるのみかな。



愚痴になるが、洋混は男女のバランスが良く
ない。フルメンバーでも男声はT4B4、計
8名と全体の20%。メンバーが仕事などで
出れないと、悲惨なこととなる。



今日がまさにそれでテノール3のバス2の小
人数。こうなると必死になる。自分のミスが
パートのミスになる。まあ先生はそこら辺を
配慮してくれたみたいであまり突っ込んでこ
なかったので何とかしのげた。



小人数を嘆くより覚えるチャンスと前向きに
行きたいものだ。ただソロではないので、自
分だけ張り上げるわけにいかずそうなると響
きは出ず、辛い。



さて次週は合宿、私は都合で一日しか出られ
ず、ミサ曲の練習は来月になる。その間は自
主練習しかない暗譜は先の課題として、まず
歌詞読み、音取りの復習に精出すことにしよ
う。



クレドの動画です。少し長いかな、興味のあ
る方どうぞ
ご視聴ください。







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カンツォーネ「Dicitencello vuie(彼女に告げてよ)」練習中 [音楽]

erez.jpg

(ナポリ夜景)



こんにちは。



カンツォーネ「彼女に告げてよ」はイタリアの
,数多いナポリターナの中でももっとも情熱的
な歌の一つだそうだ。8月のEKOコンサー
トで歌うことに決め練習中である。


歌詞を紹介しよう。

(荒井基裕、日本詞1番のみ)

→ 彼の人に伝えてよ
お前の友のあの人に
この思いよ 命をかけて
苦しい心に 秘めた愛

伝えてよ この思いを
夜ごとの夢に 忘れられぬ
狂おしく 燃える炎
この胸を焦がす 愛しい人よ


(”伝えてよ”からの旋律で繰り返す)
'Avglio bbene  'a voglio bbene assaie
dicitencello vuie  ca nun m''a scord maie
E 'na passiona  cchiu  forte'e na' 
ca me turmenta ll'anema 

e nun  me fa campa! ←
  

★avblio bbene(アボリオベッネ)を直
すると


彼女を愛している  とても愛している 伝えておくれ  どうしても彼女が忘れられ ないと 彼女は鎖よりも強い情熱 私の心を苦しめ、生かしてはくれない!



残念ながら歌う歌詞は日本の歌詞であり、直
訳ではない。
日本詞はロマンチックではあるがおとなし
い、言葉も口語調だし。



直訳は3番まで、あるが、とても情熱的で愛
の苦しみに満ちた歌詞だと思う。
でも、日本語で歌うとあからさま過ぎて引く
かな。



ドイツもイタリア歌曲も女性が歌うと風情が
ある。男性はゴツゴツしてあまり好きではな
い(あくまで個人的感想)。
でも男性らしく歌えるのがカンツォーネだと
思う。カンツォーネをナポリ語で歌う。それ
が私の今の目標の一つだ。ただナポリ語は方
言であり、日本人には発音しにくいという。
だからイタリア語だけではなく、ナポリ語も
学ぶ。



日本の演歌は最近勢いを失っているという。
思うに暗くて、悲しすぎやしないか。
カンツォーネは明るくて華がある。両方共、
恋が叶わなくて、大体振られるのは同じだ
が。
人間臭さではカンツォーネだね。



この曲ができたのは、1950年代という。
オ・ソレミオなどの名曲を輩出した「ピエデ
ィグロッタ音楽祭」の優勝曲だそうだ。



8月のコンサートに歌う曲を決めるにあたり
最初、全部ナポリ語で歌うことを考えた。
でもお客さんは皆日本人。しかも初めてのナ
ポリ語、何を歌っているかわからないことに
なりかねない。
前に失敗しているし、日本語で行きたいと先
生に相談した。、最後の部分だけでもナポリ
語で歌うようアドバイスがあり繰り返すこと
にした。



初めてのナポリ語で難しい。例によって妥協
のない厳しい指導の助けを借りて何とか通し
て歌えるようになり、今は仕上げの練習中。
次の機会にはナポリ語で全曲歌いたいと思
う。歌の都ナポリとウィーンにはぜひ行って
みたい憧れの地、叶わぬ夢を歌で実現した
い。



ユーチューブを聴くと、日本人の歌手はこと
さら突っ張って歌っているようだ。アクセン
トが強すぎてカンツォーネに拘り過ぎている
ような・・・
うるさいな!という感じ。



でも私は私なりで歌いたいと思う。どう歌う
か考えるのが楽しいのだから。
カンツォーネだからそれらしく歌いたいのは
勿論だが、日本人である限り、所詮は限界が
ある。でもさすがに童謡にはならないよね。



大人の歌、経験で勝負だ!!!(といって
も初恋の経験あるのみ・・・)
さてさてどうなることやら、歌ってみての
お楽しみ!!



この動画の歌手、マリオ ランツアは38歳
の若さで亡くなった米国のテノール歌手で
す。男らしい風貌と伸びやかな歌唱力がお
気に入りです。





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3月4日、フォーレ・モーツアルト「レクイエム」を練習した [合唱]

(モーツアルト)

220px-Wolfgang-amadeus-mozart_1.jpg

こんにちは。




このところ気にかかっていることがあって、
ブログ更新をサボってしまった。心が健全で
ないと、気持ちに影響しやる気が出ないのか
な。2,3、4日と続いた練習のことを書こ
うにもまとまらない、そんな日常だった。



4日は、東京、雑司ヶ谷まで遠出してフォー
レとモーツアルトのレクイエムを練習してき
た。6月30日が本番、今月から月2回の練
習になる。いよいよ迫ってきた。



メンバーは大学時代所属した、慶応義塾大学
・日本女子大学コールメロディオンの卒団
生。私は2番目の長老なんです。
団の指揮者坂本先生の就任40年を記念して
教え子たちが企画した。



もちろんOB会である三楓会の正式行事であ
る。参加者は昭和37年から平成の卒業生ま
で50年もの世代格差がある。募集をかけた
ら、なんと約120名が登録した。



これは大変なこと、若い人は仕事もあるのに

参加してくれる。普段だったら、合ったこと
も、話もしたこともないメンバーだが、レク
イエムを共通媒体にして盛り上がれる。あり
がたいことだ。



練習中、当時生まれたてのクラブを一緒に運
営した仲間と話していて、彼の全音の楽譜を
みたら、なんと1967年の初版本だった。
内容はまるで同じ、私のは2017年の
129刷だから50年の差がある。完璧保存
されていて、譜面もきれい。一目で楽譜を大
事にしていることがわかる。感服した。



練習が終わり、近くの中華料理で一杯。これ
が楽しいのだね。最も、後輩にすれば、煙た
い先輩と一緒で気づまりだったかも知れない
。歌の力は凄いと感じる一日だった。



今日は坂本先生はお休み、指導者は松沢先生
だった。若い先生!
練習は熱心な指導と若さにあおられ通し。ラ
テン語のアクセント、リズムなどにも指摘が
及び、普段器械的に歌っているか反省させら
れた。



フォーレレクイエムは美しいに尽きるが、で
も歌っている時は滑らかに美しく歌うことに
注意しすぎてラテン語特有のアクセントに気
を配ることを忘れない、決して平板に歌って
はならない。決してなだらかに歌わないこ
と。きめ細かい注意があった。
そうだよね、もう仕上げ段階だからね。



そうすると腹筋を最大限にいかして歌うこと
になる。90分の練習時間、本当に疲れた。
モーツアルトの練習時間は100分でもっと
疲れる。最初の1曲目、いきなりのフォル
テ、そしてアレグロ、恐怖のフーガへに突
入。腹筋全開、いや崩壊かな。



フーガは腹筋で切らなけれは、だらだらにな
ってしまう。わかっているのだが、50小節
同じレベルで歌うなんて至難。スタミナ切れ
してしまう。合唱が冒頭からピアノで出る曲
はラクリモーサくらいで殆どがフォルテなの
だ。



これから、月2回に増える練習、まあこの二
つのレクイエムを歌い切れば、体力がつくだ
ろうなあ。それを夢見て頑張ろう。



6月30日(土)、ティアラこうとう大ホー
ルで開催する。(地下鉄住吉駅下車)
料金無料!!(整理券発行)
詳細は今月末改めてご案内します。
ご興味のあるお近くの方、ぜひ聴きにおいで
ください。



フォーレレクイエム第3曲「サンクトゥス」
の動画です。対位法で次々に出てくる旋律の
美しさをお楽しみください。







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「今月のソロレッスン」と「ソロコンサート」を聴く [音楽]

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こんにちは。



26日はソロレッスン日だった。
朝起きがけ、喉が枯れている。
しまった、どうやら前日昼カラにいったのが
原因か。アルコールも入っているからね。で
も無理な発声はしてないはず、なぜ?



それでも、家を出るころには、話す声は枯れ
気味だが高音が出るようになり、一安心。



レッスンは1時から。先生のお宅にお邪魔す
る。まずいつもの発声練習から。
治らないのが、舌の使い方。喉の中が狭くな
るクセ。高音で、いや中音でも気を付けない
と、裏返る。何とかしなければ。



舌を平らにはできているのだが、舌根が邪魔
をする。その上、発音を喉の奥でつくってい
るという。今回初めて言われた。



そうするとどうなるか、声がこもり前に出な
くなる。今までの録音を聴いて確かに違和感
がある。頭頂部にお腹から息を上げるのはも
うかなりできる、喉声ではないはず。
日本語は前で声を作るのでこれではね?
先生も色々考えてくれて、特別メニューで歌
った。



声は喉の奥ではなく前からというのが日本語
の発声法。今年はラテン語の曲を練習してい
るのでラテン語の奥で出す「深い母音ウ」な
どと混同しているのかな。
次からは特別目ニュウーの練習になるかも。



要は私の発声には問題点がいろいろあって、
先生は全部言わず、一つを解決したら、新し
い課題を出してくるのかな。これらは自分で
は気が付かない部分を含めて、専門家の言う
とうりにするしかない。



さて練習曲に移る。
「O del mio dolce ardor」(作曲、グルッ
ク)
先日は前半のみ、今日は後半のイタリア語の
歌詞読みから。相当準備し練習したのだが、
プロの前ではボロが出る。丸暗記だからね。



例えば

guardoは  グアールド◎、ガールド●
si   は  スィ◎     シ●
pen-sierは ペンスィエール◎ ペンシエール●

siの発音がダメ出し連続で前に進まない。イ
タリア語は今回初めて歌うので真剣だ。



一とうり文法も勉強しているのだが、つけ焼
き刃の範囲。アクセント、2重母音など日本
語と違う部分の表現が難しい。



読み方だけはたしかにローマ字と似ている部
分がある。ネットなどにローマ字と同じよう
なものだという安易な投稿を見ると腹が立つ。
もしローマ字読みで歌ったら、やっぱり日本
語の歌にしかならない。決して同じではない
んだよ。



「前回はここまで」


o del mio dol-ce,ar-dor

bra-ma-to,og-get--to

bra-ma-to,og-get--to

lau-ra-che-tu  re-spi--ri

al-fin re-spi--ro

ai - fi--------n re-sp---ro



「今日はたったこれだけ」

O   vun  queil   guar--  do、io    gir--ro
オ ブン クェイル、グゥアールド、イィオ ジィ--ロ

Le  tue va ghe sem-bian-ze 
レ  トゥエ バ ゲ  セム  ビァン ツェ  

A  mo-re,in   me-diーpin-ge   
ア  モーレィン メ ディ ピン ジェ 

mio    pen-sier      si    fin-ge
ミ-オ ペンスイェール スィ フィンジェ





ええと、アクセントは後ろから2番目か、牛
の歩み、前途多難。本当に情けない。
とにかく、この歌歌い手がリードする歌とい
っていい。



しかもピアノなしで自由に歌う部分がある。
ピアノはリズムを刻むだけ、
アクセント付け、装飾音の歌い方、課題だ
らけ。でも上手く歌えたら気分がいいだろ
うな。



さてこれで前半戦終了です。
後半は同じ小節がでてくる。自主練習ができ
る。



発音は闇雲に自主練習しても間違って覚える
からダメといわれている。発音は先生に正し
い発音を教わりながらということだ。



早く仕上げ練習をするには今まで習ったこと
を確実に復習し、体で覚えること。そうすれ
ば次に進める。同時に暗譜も出来る。慌てな
い慌てない。



次回は3月26日。必ず通して歌えるよう頑張
る。




「O del mio dolce ardor」
歌詞&メロデイとリズムはこんな感じです。
もとはオペラのアリアだそうです。






レッスンの翌27日、知り合いのソロコンサ
ートがあった。会場は上大岡の「ひまわり
の郷」ここは毎年管弦楽を聴きに来ている
が音響の良いホール。



いつも、私の歌を講評してくれる合唱団仲間
の友人が歌った。ブラボー!!
何より堂々とした姿勢、圧倒された。

すみれ  ( スカルラッティ)
浜千鳥   (弘田龍太郎)
ママも知るとうり (マスカーニ、アリア)



彼女の講評は厳しい、でも良いところは必ず
指摘してくれる、かけがえのない友人だ。ソ
ロでは大先輩、メゾだが高音も素晴らしい。



当日は門下生12名(女声)の発表会。もち
ろんレベルに差があっても、皆さん歌に先生
の指導の跡が良く出ていることが分かる歌唱
だった。
先生のブレない指導方針が良く分かった。



歌はどんな先生につくかで違ってくると思
う。私のレベルなどまだまだと思ってしまった。



2年に一回だそうだが、90%以上が譜面な
し。当たり前だが・・・
やはり、見栄えも全然違う、恰好がいい。衣
装も女性だから華やかだし。



でも負けてはいられない、
私には講評者が大勢いる、
まず先生、昼どきの指揮者、それレから昼ど
きのメンバー、洋混の友人、それからソロを
勉強している友人たちみな歌に関しては専門
家だ、8月の発表会は大挙して聴きにくる。



だからステージに立つと緊張する、
良い歌を届けることができるように努力した
い。



去年までは一杯一杯だった。でも今年は余裕
をもって歌いたい。それには、練習しかない。
もちろん先生の助けを借りて、仲間と研
鑽しながらだが。



8月のコンサートが楽しみだ。






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