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「悲しい知らせ」そして・・・ [日記]

 ノースボール.jpg

こんにちは。
歌のつばさのnaoka19です。

3月25日は、合唱団の練習日、その前に2016年の総会。

私は議長を務めるはず、だった。
でも思いもかけない悲しい知らせが・・・


2月の後半にがんセンターに急遽に入院し、
2か月の余命宣告を受けていた親族が
急に亡くなったのだ。


彼女は、3年前に手術しその後転移が発覚、
一年前には手術するも、もはや出来る状態になく、
抗がん剤などの延命治療をせず、自宅療養で
仕事も続けていた。

いやまさに仕事に没入することで
生命を維持していたといって良い。


総会の議長は替ってもらい、
とるも取り敢えず生まれ故郷に帰った。


通夜、葬儀は本当に多くの人が弔問に
駆けつけてくれた。慕われて、
本人は本望だろうなという人もいるかもしれない。

でも63歳という若さの死、
本人の無念はいかばかりか、そして残された家族
は辛い。


とても明るかった彼女、能力も抜群で働き者。
セールス能力は男顔負け、本当に惜しい。


告別式で彼女のスクールの生徒さんの送る言葉は
心からの哀悼の気持ちに満ちていて、
不覚にも涙がでてきた。


今はがんは必ずしも不治の病とは言えない。
でも殆どは大なり小なり切ることに変わりがない。

手術の難しい部位がある。
薬、放射線、免疫療法でもダメだいうこと。
今だって、人類は癌を制圧したわけではないのだ。

そういう生死の境に立たされたとき、
延命治療をするかしないかという決断をする
勇気があるだろうか。


ポックリ旅立つ、その方が本人は幸せかも・・・
でも残された家族は悲しい、看取ることができないから。


今は、成功の危ぶまれる手術は本人に確認することが
普通だという。
ひと昔前はとがんの告知と余名宣告は、本人には病状悪化
という理由で避けられていた時代があった。

さて、自分が本人になった時を考えてみた。
私には自信がない。
直接治る見込みがないといわれても、
生への執着を断ち切れないと思うからだ。


今までそんなことは考えてもみなかった。
いつ何時そういう宣告を受けるかもしれない。
心して生きたいものだ。


そういう事情で、練習の報告は今回はお休みです。
本番まで練習は後2回、頑張るしかないものね。


本番ではカーペンターズ「Top Of the World」以外に
もう一曲「忘れない」を歌う。これはまさに鎮魂の歌。


これを天国の彼女に聴いて貰えるよう心をこめて
歌おうと思います。
どうか安らかにね。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★2016年ゴールデンウエーブ・演奏曲

忘れない(作詞作曲:尾花輝代允)歌詞(一部)

悲しみはすぐそこにある 
ふり払っても追いかけてくる

悲しみに押しつつまれて 
たどりつくのは思い出の中

傷ついた心の中を 
冷たい風が吹き抜けて行く

あふれ出る涙は 
まわりの景色を虹色に変えて行くよ

呼び戻せぬあの時を 
だれも忘れない


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