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メンデルスゾーン、オラトリオ・「聖パウロ」を聴いた。 [音楽]

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 こんにちは。
歌のつばさのnaoka19です。

3月21日は、メンデルスゾーンのオラトリオ「聖パウロ」
を聴いてきました。
会場は芸大内の奏楽堂。
収容1100名、満員御礼状態。

今は便利ですね、横浜から上野東京ラインで30分少し。
ウトウトしていて、危うく乗り過ごすところ。
最近乗り過ごしで終電を逃したりがあったり、年だな~。

開演、15時。
「コーロ・ヌオーヴオ」57回演奏会
開演近くには奏楽堂は満員状態。2時間40分の長丁場だ。
指揮は世界を駆ける山田和樹氏。

メンデルスゾーンは素晴らしかった。凄みさえあった。
演奏者でもないのに力が入っていて終わりと同時に力が抜けた、
疲れた~。
長いからもあるが、熱演だったからです。

オラトリオはオペラのように役割が決まっている。
ただ舞台は普通の演奏会と同じで動作、背景、衣装なしが
オペラと異なる。

序曲から始まり、合唱からコラール(讃美歌)。
ん!なんとクリアーな声。私がテノールだからか、
テノールのすばらしさに目が行く。
座席の影響もあるかな、
テノール側に座ったからかも知れない。

若干、男女とも低音域の響きが弱いようにも
感じたが、でもバランスは最高。
人数は60名前後で男女比6:4と理想的。

総合のバランスが実にいい。発音も明瞭
クリアーな声で羨ましい。

ドイツ語が碌に話せない人間がそれを言うか!(汗)
ただ、パンフレットに乗っている対訳のドイツ語は
ほぼなぞれる、発音はしっかりと理解できる。

合唱、コラールの後はいよいよソプラノソロ。
(レチタティーボ=叙唱)
そして、バス、ソプラノが語る。
合唱が語る。

第一部の聖パウロは改宗前すなわち迫害側だった。
目が見えなくなるが、神の声を聞いて改宗する。
目からうろこが落ち目が見えるようになる奇跡が起こる。

第2部はユダヤ人との闘いのあと
迫害が待っているエルサレムに船出する。
覚悟、悲壮感が良く現れた音楽、
ホロリとする場面が。

この曲は合唱とソプラノソロがとても重要な
役割を果たしている。
主役はパウロ(バス)だが、
合唱、ソプラノソロは語り部の部分が多い。

ソプラノソロ(山田英津子さん)の熱演
力まず、活き活きと、美しく
いつも以上の気合の入った素晴らしさ。

第2部は思わず瞼が潤む場面もあった。
指揮者、合唱、ソリストが一体となり、良い演奏を聴けた。

オケについての知識は乏しいので大きなことを言えないが
演奏は軽やかで滑らか、
特に後半の演奏は悲劇的な曲想を見事に
再現し素晴らしかったと思う。

演奏が終わる、盛大な拍手、ブラボーの声も。
世界的な指揮者、山田和樹氏の人気もあるが、
合唱、ソロの熱情が勝っていたような。

エンディングは凄かったといっておこう。
さすがに疲れた、
そして何故か急に腹が減った、
昼どきの仲間とディナーして帰りました。

上野駅で上野東京ラインが待っていた。
座れてあっという間の御帰還。便利だね~。

両山田先生、演奏者の皆さん本当にお疲れ様でした。


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enveshy

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