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みなとみらい昼どき合唱団「9月定期練習、そして惜別のレクイエムをうたう」 [合唱]

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こんにちは。
歌のつばさのnaoka19です。

4日金曜日は、みなとみらい昼どき合唱団の9月初回の練習日でした。
練習曲はフォーレのラシーヌ賛歌とアメージング・グレイス。
12月の演奏会が間近、仕上げ段階です。

宗教曲を重く、悲しく歌わない、むしろ明るい気持ちでと
いう尾花先生の指示。

歌い手は感情的になりすぎない、淡々と・・・
今日の各パートの音程は安定していると尾花先生のお墨付きも。

少し、話は横道にそれますが、
自宅練習で音程をチェックする方法。

それは、アカペラで歌うこと。
もちろん最初の音は、楽器でも音叉でも良いが
正確に取り伴奏なしで歌い切る。

最後の音を楽器と比べる。
ピッタリと合わないとダメ、差があればアウト、
その時は大体低くなっていると思う。

音が上がって行くとき、下がるとき、ジャンプするとき下がりやすい。
音を長く伸ばしている時、同じ音が連続する時も危ない。

そういう時は高目高目に歌いましょう。
高目、高め、覚えておいてくださいね。

練習曲は原語で歌う。歌唱指導は山田先生。
溌剌としていて、とにかく熱心、気を抜くことは許されません。

とにかくハード、疲れます。
山田先生の言は「歌は疲れるもの」。
そうです、歌はある面スポーツなんです。

歌では、体は楽器そのもの。
ベートーヴェンの第九などそれを最大活用していますね。

腹筋だけではない、顔面筋肉、舌、口腔、背筋、
もちろん喉も、声帯も。全部連動します。

アマチュアでは、自分でコントロール出来る部分は
そう多くないにしても、イメージ訓練で
脳をその気にさせる、とても重要です。

特に、ピアノ、ピアニシモは弱く歌っていても、
フォルテと同じエネルギーが必要ですね。
それでないと、ホールの後席には届かない。

ただ、フォルティシモを強く歌えれば、
ピアノ、ピアニシモはそれなりのボリュームで良い理屈です。

50メーター、100メーター先に届けるための
ボリュームを出すのが昼どきの課題です。

さて、今日はサプライズが待っていました。
突然、尾花先生からモーツァルトのレクィエム(ラクリモサ)
を歌うという指示が。

何故?
実は団員Mさんの愛犬がついこの間、
天国に旅立ったのです。

一週間ほど、病魔と闘い、3回の手術に耐えましたが、
叶わず、僅か2歳の生涯でした。
大切な家族がいなくなってしまった、悲しみに耐えて、
本日の練習に参加していたのです。

Mさんは8月23日のEKOサマーコンサートに出場予定
でしたがそれも叶いませんでした。

モツレクは何回も聞きましたが、ラクリモサは一回歌ったのみ、
合唱をやっているならば、レクイエムの一節は覚えておくべき
と後悔しましたが、後のまつりというもの。

テナーパートが歌えません、ソプラノにあわせハミングでついて
行くのが精一杯、残念!。
でも鎮魂の気持ちをこめて歌いました。

歌には力があります。歌は言葉を必要としません。
大勢の人に気持ちを伝えることが出来ます。

今、ラクリモサの楽譜を引っ張りだしてきて眺めています。
今後機会があるかどうかわかりませんが、
鎮魂歌は覚えておきたい。

今年は2月に弟、
6月に昼どき団員Nさんを見送りました。

弟は仏式での祈りでしたが、
Nさんのご葬儀には我々昼どき団員も参列させていただき、
式の最後に歌でお見送りしました。
http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2015-06-08

鎮魂歌は荘厳ですが、
故人の生前好きだった歌を歌うのも鎮魂になるでしょう。
宗教曲を含め、歌はその心を理解して歌いたいものですね。

十分歌えなかった、反省を込めて。
モーツァルト・レクィエム「ラクリモサ」の動画をアップしました。

Mさんのワンちゃん、天国で安らかに眠ってね!


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