みなとみらい昼どき合唱団「いよいよ始動」(練習日記) [合唱]
歌のつばさのnaoka19です。
コーラル・フェストが終了し、3月6日は第一回目の練習日。
定期演奏会に向けて新曲の練習が始まりました。
ガブリエル・フォーレの「CANTIQ DE JEAN RACINE」と尾花先生の
オリジナル組曲「よみがえれ 青い地球!」。
後者は以前昼どきで演奏されたと聞くが、私は初めてす。
今日は、「フォーレ」の譜読みを山田先生の指導で行います。
言語はフランス語。最初は音取り。
46小節までは、読めたが、47小節当たりから怪しくなり、
4声で合わせたら、テナーは全滅でした。
トーン記号とへ音記号で歌う部分が交互に出てくるので、
移動ド読みでは難しくテノールは混乱の極みです。
(他のパートは混乱はないはず)
詞をつけたら、尚更対応不可!?。
とくに「昼どき」は移動ド読みによる練習を採用して
いないので、ピアノ頼りです。
だから初見にはなれていないのです。
もう少し慣れるまで混乱が懸念されます。
やはり、自宅練習で早く曲に慣れようと思います。
ピアノでの音取りでは、ピアノ、電子楽器のある人は
別として自宅での練習は難しいですよね。
トーン記号とヘ音記号が混在するので、フラットの五つある
変ニ長調では、7音に5つのフラットがつき、ナチュラルが
ついたら固定ド読みでは普通対応出来ません。
移動ド読みでも難しいとなると、とにかく絶対音感のない我々
としては、音を憶えてしまわなければ歌えない。
しばらくは他のパートの音につられないようにすることです。
このような楽譜は初めてなので混乱しましたが,
次回には少しでも修正したいものです。
『ラシーヌの雅歌』(Cantique de Jean Racine)作品11は、
フランスの作曲家、ガブリエル・フォーレが、
17世紀フランスの古典劇作家ジャン・ラシーヌの宗教的な詩に
基づいて作曲しました。
オルガン、あるいはハーモニウムと混声四部合
唱のための合唱曲です。
題名は『ラシーヌ讃歌』『ラシーヌ雅歌』等様々に訳されています。
古典宗教音楽学校(フランス語版)の卒業作品として作曲されました。
フォーレは作曲部門一等賞を得て卒業しているそうです。
変ニ長調4/4拍子、一貫して三連符のアルペッジョが貫かれ、
フォーレ以降の円熟した合唱作曲の書法の片鱗がすでに見える
見事な合唱曲となっています。
神であるみことば、わたしたちの唯一の希望、
天と地の永遠の光である方よ、
安らぎの夜のしじまを、わたしたちは破ります。
神なる救い主よ、その眼差しをわれらに投げかけてください。
あなたの力ある恩寵の炎をわたしたちに注いでください、
あなたの声の響きに、全ての地獄が消え去りますように。
あなたの掟を忘れさせる
怠惰な魂の眠りを追い払ってください。
キリストよ、この忠実な民に好意をお見せください、
今あなたを祝福するために集っている民に。
あなたの不滅の栄光を讃える歌を受けとってください。
あなたからの恵みへの返礼たるこの歌を。
和声の素晴らしい、繊細で純粋な作品です。
モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」と
比較されるのも当然でしょう。
これを、原語でうたう、表現力、語学力、
試されることがあまりにも多いのですが、頑張りたいと思います。
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