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ガブリエル・フォーレ「ラシーヌ賛歌」を歌う [合唱]

フォーレ.jpg


ガブリエル・フォーレ


ついに来た 6月誕生日は傘寿の祝い
時は逝く



こんにちは。


わが団は多くの合唱曲のなかで宗教曲を
除けば外国曲は少ない。というか指導者
のオリジナル曲と編曲を中心に演奏する
合唱団である。



基本は混声4部合唱を少編成の管弦楽
団の伴奏で歌う。こういう編成は全国で
も珍しいと思う。


団員数は50名規模で男女声のバラン
スは4:6と市井の合唱団としては取れ
ていると思う


わたしはもうじき入団10年になる。数多
い合唱曲の中で記憶に残る歌がある。
フォーレのフランス語曲「ラシーヌ賛歌」
(Cantique de Jean Racine)だ。


フランス語で歌ったのだがさすがフラン
ス語を本格的に習得するわけにはいか
ずローマ字で間に合わせた和声フラン
ス語


でもミニ管弦楽団を加えた編成だから
相当迫力があったと思う。
(もしフランス語に堪能なお客さんがい
たらと思うと汗)


合唱編曲、オケ編曲を一人で手掛ける
先生の負担は並大抵でない。
時に演奏会間際の変更が起こりうるの
で覚悟が必要だが


残念ながら団の演奏記録はCDしかな
いのでお聞かせできない。かわりにユ
ーチューブ動画で勘弁ください。


ラシーヌ賛歌はフォーレの音楽学校卒
業時の作品であるという。 当時20歳
前後と思われる。


これにより作曲部門一等賞を得て卒業
したという。
変ニ長調、4分の4拍子、一貫して3連符
のアルペッジョで進行し、後の円熟した
合唱作品の片鱗が見える見事な合唱曲
である。


フォーレ独特のきれいな和声で作られて
いて素晴らしい。この作品でフォーレが好
きになった。


ぜひぜひレクイエムを歌って見たいなと思
っていた.。フォーレは合唱でもpppが出せ
なければならない。これはとても難しい。
弱いppやpppでは届かないからね。


その夢は2018年、他の合唱団で実現す
ることになる。いきさつは別の機会に書く
こととしてラシーヌ賛歌お聴きください。







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魅惑のカンツォーネ「彼女に告げてよ」 [音楽]

、ナポリア.jpg
ナポリの夜景



コロナ禍の 痛みに
耐えて歌う
ナポレターナ愛(いと)し





こんにちは。



2015年からソロレッスンを受け始めて
6年目に突入した。最初は日本語曲か
ら。そしてドイツ語、イタリア語と進んで
きた。


未だフランス語は学んでないが少し気お
くれがして学ぶ気がしない。1曲合唱曲
を歌ったことがあるが、ローマ字読みだ
からね。



合唱でラテン語を歌うので外国語といえ
ばドイツ語、イタリア語、ラテン語、英語
を歌うことになる。



好きなのがカンツオーネ。日本の演歌と
か言われるが違うように思える。確かに
愛の歌、失恋の歌が多い。でもどちらか
というと歌曲寄り。演歌は音階からして
ヨナ抜き音階とか特別だから。



日本ではカンツォーネといえば通常はナ
ポリ系、オソレミオ、サンタルチア、フニ
クリフニクラなどが親しまれている。
これは商業都市ナポリの大衆歌曲ナポレ
ターナのこと。



日本でも有名な曲が多い。ナポリ民謡と
も言われるが、作詞、作曲者が明確であ
りほとんどが民謡ではない。



日本ではクラシック以外をJポップと呼ぶ
がそういう範疇から言えばカンツォーネ
はイタリアンポップスとでも言おうか。
カンツォーネとは「歌」という意味なのだ
そうだから。



第2次世界大戦後サンレモ音楽祭での
優勝曲が多く歌われるようになり、日本
でもイタリアのポップスの人気が高まっ
った。これもカンツォーネ。



現代のカンツォーネは映画の主題歌に
も多く歌われるし、シャンソンも範疇に
入るなどジャンルが広いのだ。



だから私も広義のイタリアンポップスを
カンツォーネと呼ぶことにしている。こ
の6年間にカンツオーネを4曲歌った。



〇アルデイラ(サンレモ音楽祭優勝)
〇I te vurria vasa(ナポリターナ)
〇Dicitencello vuie(ナポリターナ)
〇mamma(映画曲、今年の課題曲)



ナポレターナはイタリア語ではあるが、
ナポリ語はイタリアの方言だからイタリ
ア語辞書には載っていない。独学での
習得は難しいと思う。



ドイツ歌曲にしろイタリア歌曲にしろ入
り口に立ったばかり。もう少し早くはじ
めれば良かったと思うがこればかりは
である。簡単には求められない。



だから今の時点を大切にしたい。その
点ではコロナ禍は大迷惑だが災いを福
に変えられないものか。



昨年から川柳を始めたし歌ばかりの人
生に色がついた。学ぶことが多くてコロ
ナなんて言っていられないのだ。





さて「彼女に告げてよ」は切ない愛の
歌。カンツオーネではこの歌が一番好
きだ。ただ自分の音域ギリギリというと
ころ。





前回は前半日本語、後半ナポリ語で
歌った。
もう一度今度はナポリ語でチャレンジ
したいと思っている。



後記:


昨年後半気力が付き、インフル
にかかり、今年はコロナ禍。パソコン
が壊れ買い替えなどなど、マイナスが
重なり、更新を放置してしまった。



細々と、アメブロで書いていた。記事
ご覧になるかかたはアメブロ、777job
で検索ください。


今年もあと4か月少し、これではなら
じと復活します。
よろしくお願いします。




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ピカチュウ大発生 [日記]

o1080060714530920349.jpg

 みなとみらい駅のピカチュウ君(bunさんに
お借りしました)



こんにちは。



8月11日(日)サマーコンサートの帰り、み
なとみらいは人で溢れていた。どこにいっ
ても人・人・人。日曜はいつも人が多いの
だが、それにしてもすさまじい。



ネット検索したら、「世界中から訪れる、ト
レーナーの皆さんと一緒に、横浜の公園
でポケモンを探しましょう」 というイベント
だった。



ゲームなどしたことがないのでチンプンカ
ンプン。でもこのキャラクター可愛いね。


2ポケモン.jpg


イベントは6日から12日まで、出歩かなかっ
たから気が付かなかった。
先着抽選制であったらしい。



ポケモン横浜に集結2000匹。過去最大規
模だという。
うぁ~(笑)


ポケモン.jpg



それにしても、日本は平和なものだ。隣
国では反日の嵐が吹き荒れているという
のに・・・



反日を煽るのは常套手段といっても、今
回はひどい。ナショリズリズムを国が煽る。
先は地獄だ。施政者がやってはいけない
ことと思うのだが。



一見庶民には関係ないように見えるがそ
のうち間違いなくジワリと影響が表れて
くると思う。



別にポケモンのせいではないが、日本人
は少し能天気すぎないか。いわゆる平和
ボケだ.。



平和であることは、歓迎すべきだ見か
けの平和かもしれないのだ。世界全体で
は紛争はそこら中にあって決して平和で
はない。
ナショナリズムが吹き荒れている。



ポケモン大騒ぎに違和感を感じている自
分がいる。騒ぎすぎだと思うのだが。
もちろんポケモン自体は可愛いキャラク
ターで罪はない。



○国人のあの自己主張の凄まじさ。間違
っても謝らないし主張ばかり。繰り返せば
それが間違いでも真実。合意も協定も無
視されたら普通誰でも怒るよね。



筋が通らなくても国際的に通用してしま
う理不尽さ。
日本人はいままでさんざん迷惑をかけら
れてきた意識がある。
それが爆発したのが今回だと思う。ど
なることやら。



国際的にみるとどっちもどっちというこ
とになりかねないから怖いのだ。たとえ
我が国が正しくてもね。



それにしても、マンパワーのすごさ。こ
れだけ人がいるのだから、クラシックに
少し回って欲しいなぁと思ってしまった。



人集め大変だもの。
本番の余韻をひきずりながらも、ポケモ
んパワーに圧倒されて家路についたの
でした。



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サマーコンサート終了! [音楽]

EKO.jpg

サマーコンサート



こんにちは。



記事更新が遅れてしまったが、8月11日
EKOグループ・「サマーコンサート」が無
事終了した。
夏の暑い中、ご来場くださった皆さま本
当にありがとうございました。



山田英津子先生のレッスンを受けてい
る人のキャリアはさまざまである。
20年近くから1年足らずまで、それが
1堂に集まるのがこのコンサート。玉石
混交だね。



私はまだ5年目、だるまだったらまだ目
が開かない状態かな。
ようやく、他国の言語で少し歌えるよう
になったというレベルだから。



いや歌えるとはおこがましい、先生の
フォローでようやく歌えるようになったば
かり。これからいろいろな曲を歌ってい
きたい。



11日、朝6時起き。軽く発声する(重くは
近所迷惑となる)
可笑しい?喉に違和感がある。カゼはひ
いていないはずだが。



声がかすれる。昨年と同じ症状。昨年は
そのあと声がでなくなり、結局肺炎だっ
た。



やばい。声だしはやめて様子を見る。小
さく裏声で歌う分には問題がない。怖くて
大きな声がだせない。
とりあえずは、小声で、2曲をさらう。歌詞
中心にである。



9時30分家を出る。今日は無茶はできそ
うもない。歌い方だけでカバーできるか。
リハーサルは1番手。



今日はありがたいことに、ブロ友のbun
さんが来てくれる、楽しみだが醜態は見
せられない。じつは昨年bunさんとは
ミスしている。



昨年6月のコルメロOB合唱団の記念演
奏会に出会っているのだ。
お互い顔を知らないまま同じステージで
歌っていた。これはあとで気付いた話。



このときは、会場にホワイエスペースが
なかったため休憩時の歓談ができなか
ったのと、早く会場を出なければならな
かったので送り出しも出来なかった。



それが昨年6月のこと、今回は月遅れの
七夕さんみたいなものかな。



ブロ友さんと会うのは初めてだ。ワクワク
する。仮想が現実になるのだから。



はたと心配になった、今日の状態で歌っ
たらどうなんだろうか。ブログで偉そうな
記事を書いているが、実際は?となるの
は目に見えているから。



でもできることは、せいぜい龍角散か飴
をなめることくらい。まあ、体のケアをお
ろそかにした罰を受けているのだ。



それと、今日はもう一人の重要な友人に
きてもらえた。
昔の大学合唱団の後輩であるが、指揮
者に転身して今や大先生である。



図々しいよね、無謀だと思う。まあ、親し
く付き合わせてもらっているので我慢し
て頂こう。私には大層な励みになったの
だから。



本当お忙しいところありがとうございまし
た。東京での合唱参加については別に
打ち合わせさせてください。



14時開演。座席数240程度の小ホール。
予防線を張っているわけではないけれど
も、この時間になって高音が回復しない。



この2,3日無理したかもしれない。本当
に体調管理は難しい。
歌いすぎか?まさか。喉には負担をかけ
てないはず。



第1曲のカンツォーネ「あなたに口づけを
(I’te vurria vasa)」は、地声をあきら
めてファルセットでしめた。



セレナーデは中音域に落としているので
優しい穏やかな歌い方に変えてみた。
そういえばブロ友さんから”しっとり”歌う
よう助言をいただていた。



あれ~、今がその状態かな。入れ込んで
いたら、がさつな歌い方になっていたかも
しれない。ご助言感謝します。



ただこういうときは、歌詞が危ない。集中
を欠くから。何食わぬ顔でごまかせる程
度のミスも1か所あった。耳の良いお客さ
んには見破られているだろうけれど。
これだから暗譜は怖いのだ。



それでも、初めてのピアニストさんの伴奏
本当に歌いやすかった。
リズムでは大きなミスはなかったと思う。



休憩時間、ロビーにでたら見知らぬ女性
が近づいてくる。
おお、bunさん!?すぐわかった。



bunさんのブログでの私の抱いていたイメ
ーはおしとやかというより男気のある女性
かな(ごめんなさい)。



そんなイメージは吹き飛んでしまった。ま
さに「Lovely lady」(あえて日本訳は省略)
ではないか。しかも若々しいこと。
いいな、私にはもう2度と戻らぬものばか
り。



bunさんありがとうございました。、十分な
応対もできずごめんなさい。
今度はぜひbunさんのステージを拝見させて下
さい。



暗譜の場合、ステージで考えてたら歌詞が
一瞬で飛ぶ。
譜面をもてばそれはないが下を向いて声は
届かないことが多い。



ただバスの場合は少し異なる、それは響き
かあるから。下を向いても響く人は響くのだ。



今回はかなり歌いこんだ、暗譜もした、ソロ
の暗譜は私にとっては一種の賭け。
ミスはあったが歌いきれてホットしている。



体調の変化は難しい。今日よくてもいつ不
調になるかもしれない。そのときにどう対応
するかが大事だと今回で学んだ。
”満足できる演奏をする”私にとっては、永
遠の課題になるだろう。



会場を撤収して、打ち上げへ。久しぶりのフ
ランス料理、おいしかった。来年に向かって
”GO”だね。





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信州上田デコンサート [音楽]

1上田.jpg

上田大神宮



こんにちは、



7月11日のコンサートが終了した。
朝7時自宅を出た。
その前にいつもの通りトラブル発生。



あれぇ、財布がない!!
どこをさがしても・・・
結局トイレに落としていたのだが。
今や出かける前のてんやわんやは
当たり前。



時間がせまる、慌てて東京まででる。
北陸新幹線は順調だった。
上田につく、待ち構えた仲間と合流。



これより市内観光にでかけるのだ。目的
地は柳町、古い家並みが残っている。



柳町の古い家並みには風情がある。
北国街道沿い。善光寺参りのために江
戸幕府により整備されたらしい。

4上田.jpg


岡崎酒造を見学した。

3上田.jpg

ここの杜氏は女性だそうだ。
古い酒樽が残されていた。
家々はみな古く100年は超えていそう。



食事は信州当然そば。でも演奏前だ、美味
だったけど少しにした。
以前腹いっぱいたべて失敗したのでほどほ
どにしたのだ。



さて歩いて会場に向かう。
会場はヤジマ時計店の2階だ。
収容50名程度のこじんまりした会場であ
る。



12時半過ぎからリハーサル開始。
各自の独奏曲と合唱曲をさらう。総勢16
名。もはや立派な混声合唱団だ。
演奏曲は「ゆかいに歩けば」「ビリーブ」



独奏曲は12曲。
演歌のプロも含まれているのでいい加減
には歌えない。

★有志による歌曲ソロ
★ピアノソロ・バイオリンソロ
★ハーモニカ合奏
★合唱2曲
締めは全員合唱「故郷」



盛りだくさんの内容でお客さんには満足し
いただけたと思う。



14時開演。会場はほぼ満席。今回は7回
目という。リピートしてくださるお客さんも
多いと思う。



開演、「信濃の国」を全員で歌ってはじまっ
た。これは県歌であるそうだ。
「信濃の国」の人ならだれもが歌えるとい
う。



さて肝心のソロ。私は3番目。リハでは調子
がでなかった。せき込みの恐怖が先にたっ
て。演奏曲は”I' te vurria vasa”、ナポリのカ
ンツオーネである。



本番では、一部歌詞が出なくて流すことも
あったが、せき込みもなく力一杯歌えたの
でよしとしたい。あれだけ咳がでていて歌う
ときはでなかった。不思議なことだ。

上田ソロ.jpg


歌詞に色気を込めるなどの余裕はなかっ
が、この歌は、8月11日のコンサートでも
歌う。その時はもっと進歩してると思いた
い。



出番が早かったので、他の人の歌唱をじ
っくり聴くことができたのも収穫。みんな味
がある。私もあやかりたいものだ。



最後は合唱。お客さんの反応がよい。
照明を消さないのでよくわかる。体をゆす
すって楽しそう。



全員合唱で終了。1時間半ばかり。かた
ずけを手伝いお客さんを交えた茶話会に
臨む。夕方は駅近くのホテルで打ち上げ。



離着は10時半ごろか。
やはり疲れた。カゼは少しも良くならない。
自分乍ら良く歌えたと思う。



ブログを書く前にバタンキューだった。
疲れたぁ、けれども楽しい1日だったと思
う。
明日は昼どき、明後日は洋混練習、休む間
がない。もうひと頑張りだ。



この記事は12日深夜に書いている。
鼻水、咳、声枯れの3重苦。早く治ってほ
しい。今夜は眠れそうもない。


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未だ道の途中 [音楽]

800px-Amagi-tunnel-Izucity-side.jpg
旧天城トンネル



こんにちは。



私の声域はハイバリトンだそうである。最
高音は今までGが限界だった。でも本当は
バリトンといえどもハイAはだしたい。
だが今は出そうとすると声が裏返ってしま
う。



発声練習で綺麗な声前提でなければハイ
Aも出ていると思うのだが。
それにGでも跳躍したり、高音が続いたり
すると苦しくなる。



ところが最近微妙な変化がでてきた。曲
とか歌い方?によっては、A♭がでるよう
になった。それと跳躍してもGが実声で楽
にだせるようにも。
あれれ!
いままでどうしてもできなかったことが。



最近歌った歌「ゆかいに歩けば」の最後
のフレーズは、「EーA♭ーG」と動く。
フォルテシモで伸ばしきって終わるのだ
が。



A♭の音域は合唱で出てくるのは宗教曲
くらい(第九はハイAだが)
いままでは裏声でしか出せなかった。で
も今は実声で出せる。



ただA♭、Gとも割り振られた歌詞は「り」
と「に」、母音はイである。
きれいに出しにくい。
フォルテシモだから地声で歌いたいのだ
が。
全員が出せる声域でないので裏声との併
用となるのはやむ負えない。


★2段目、テノールの部分に注目

愉快.jpg


それと今シューベルトのセレナーデを練
習しているが、原曲は最高音G、苦しい
からと一度下げて歌っている。



3年前、サマーコンサートで歌ったときは、
苦しくて悲鳴に近かったから。
ところが今は原曲(G)でも楽に歌える。



何かが変わりはじめたと感じる。
最も口内の狭さ、舌の硬さを指摘される
のは相変わらずなのだが。



まだまだ検証不足なので書くことをはば
かられるが、あきらかに喚声点が変わっ
てきた。



ただもう少し見守りたい。声楽レッスンの
効果であることは間違いない。やはり4
年の経験は無駄ではなかった。



最近合唱では相応の効果が出てきて、
自信もついた。不思議なことに楽譜を初
見で歌う力も強化されたように感じる。



もっとも母音によっては苦しさは変わら
ないので歌い方を工夫する必要がある
が。



今の課題は高音で裏返ることを止めた
いのと、舌の硬さと下あごの動きすぎ。
良く指摘されるが未だ暗中模索の段階
だ。



ある歌う会で知り合いになったプロの歌
い手さんに具体的なアドバイスをいただ
きエクササイズに励んでいる段階である。



それと最近ブロ友さんから目から鱗のア
ドバイスをいただいた。本当にありがたい
ことだ。



レッスンを受け始めた時、私には声量が
足りなかった。
口の中が狭かったのである。



昔から歯が悪くて歯を見せずに歌う習慣
がついて大きく口を開けないようになって
いた。典型的なボソボソ歌い。レッスンで
も指摘されてもなかなか直せなかった。



普通の人には当たり前のこと。私には口
を開くことが課題であった。
下顎を下げすぎると声帯を圧迫する、か
といって上顎をあげるのは難しい。



もちろんアゴの関節の構造上、上顎自体
は上がらないのだが。
今ある実験をしている。顔面の筋肉を簡
単に動かす方法だ。口角を上げろといわ
れるあれだ。上げろといわれて簡単にで
きるものではないと思うのだが。



顔面筋を動かせればこれは凄いメリット
がある。下あごはできるだけ並行を保つ
べきかな。(下げすぎると、喉を締めるか
ら)



これらに気を付けていたら、声域の変化
に加え、響きと声量が明らかに増した。
客席に届く声の実現に一歩近づいたか
なと感じている。



まだ、そんなに成果が上がったわけでは
ない。道の途中だ。ただどうしていいかわ
からなかった昨年とは違う。希望の光が
差してきたのだ、ワクワクしている。




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遠くなりにけり、50数年前の記憶 [合唱]

20160220021221.jpg



こんにちは。




先日、といってももう2週間前になる日
1年ぶりにコールメロディオン三楓会の
会合に出た。



この合唱団を立ち上げるときつけたOB・
OG会の名前だ。三は慶應の三田、楓は
日本女子大の楓風からとった。



愛称「コルメロ」。KOと日本女子大が提
携してできた。
提携をはじめたのが1962年。私が大学
3年のとき。
執行学年として生みの苦しみを味わった
から特に思い入れが大きい。



1昨日は総会を経て、後半は現役を交え
て恒例の合唱をし、女子大の会館で懇親
会、2次会になだれこむパターン。



結局帰り着いたのは日付の変わる10分
前だった。翌日も予定あるのに。
護国寺の居酒屋から自宅までなんと遠か
ったことか。



今年はうれしい知らせがあった。大学の
1年生がなんと29名も入部したという。
団員は総勢92名!となる。



少子化の時代団員確保は困難になって
いる。その中ですごいことだ、われわれ
も頑張らなければと思う。



名前が売れたのか今年が特別だったか
か判然としないが来年の結果でわかるだ
ろう。
大学のオリエンからもう2か月経つが退
退団者が1人もいないのがうれしい。



総会は現役の合唱からはじまった。粗削
りだが声が美しい。もはやわれわれとは
別次元の合唱だった。
幾年たっても後輩の発展はうれしいもの
だ。



私もこの6月に誕生日がきて傘寿への大
台までカウントダウンが始まっている。
正直嬉しくない。この先何年歌っていれる
か先が見えなくて不安だ。



今年は令和元年、時は容赦なくすぎてゆく。
多分今年も経ってみればアッという間だろ
う。子供、孫世代の後輩たちと一緒に歌う
と本当に若返るのだ。



現役交えての合唱は、団の愛唱歌集の中
から各年代の学生指揮者が思い出の曲を
指揮することになっている。



実は私も大学時代は指揮をしたことがある。
でも、もはや50数年前さすがに辞退したが
やってみたい気が起こってきた。
次回はできるよう再勉強してみようかな。



当日の演奏曲を羅列してみた。このなかで
まともに合唱できるのは、アヴェ・ヴェルム
と古時計、大地讃頌くらい。ドイツレクイエ
ムは数年前に歌ったが忘れかけている。

夢見たものは

アヴェ・ヴェルム・コルプス
ドイツレクイエムⅣ
大きな古時計
いざ起て戦人よ
大地讃頌
夜のうた



私の学生時代歌った曲も愛唱歌集にある。
磯部俶作曲の「子供と笛」だ。
大学3年のとき、指揮を体験した。その時
の振った思い出深い曲だ。4分の2拍子か
らはじまり4分の4拍子に変化に変化する
テンポの緩急がついて、最後は2拍子に
戻って終る。結構厄介な曲だ。



動画をさがしたがこの1曲のみしかなかっ
た。この曲はハーモニーがすきだ。
磯部俶先生の代表作品の一つである。
(片山俊彦 詞、磯部 俶 曲)
今はほとんど情報がないのが残念だ。



そのうちこの曲を振ってみたいと思っている。
指揮への再挑戦という大それたことでなく、
50年以上前に振った思い出深い曲とし



現役は6か月後の12月に定期演奏会が
ある。4月に新入団した1年生も歌う。
どんな演奏が聴けるか今から楽しみだ。



そして2年後は60周年記念演奏会だ。そ
の時ににステージに立てるよう精進しよう
と思う。




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新曲練習中 [合唱]

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みなとみらいの夜景



こんにちは



先週21日は昼どき合唱団の練習日だった。
ビリーブ、タンホイザー行進曲を練習した。
11月の本番まで、5か月、練習した曲は
ステージで歌った3曲とあわせてこの2曲
で5曲目。



まだまだ、半分の工程だ。
2曲はまだ音取り、リズム合わせの段階。
いつも思うが、自宅で楽譜を読んで準備
してくるのが、あまり役に立たないことだ。
先生によっては、予習を嫌う人がいる。



初見で歌う歌は指揮者のテンポ不明だし、
ピアノなし電子楽器での音取りだから、
いざアンサンブルになるとまるで違う。



それでも、私は読みにくい箇所は移動ド
で記入して行く。
これがあるとないとでは、練習の時に習
得するスピードがまるでちがう。



とくに半音移行、跳躍の音取りには役
に立つ。
半面、音に気をとられ過ぎててリズムが
疎かになる欠点はあるが。



初見ができなくてもピアノが音階を弾い
て助けてくれる。
パート練習は音取りが苦手な人にとっ
て音を覚える重要な工程だ。本当はこ
この過程で音は覚えておきたい。



そういう意味では、本当は練習の後の
復習が重要なのだと思う。
ただ、音は消えてしまう。耳で聞いた音
は1週間もすれば覚えていない。



私は電子楽器しかない。だから録音を
併用する。録音には先生の注意、でき
ない箇所を何回も練習する場面が録
音されている。



まだ5か月ある、でもまだ歌ってない
曲が半分残っている。
どうせ間近になって、強化練習が増え
るだろう思うが。
録音記録は重要な音源でもある。



帰り際に、先生に呼び止められた。
一言「今日はいい声だったよ」と。
え~?!滅多に評価は口に出さない
先生が・・・



一番前だから声はモロバレだ。毎回
査定されているということ。
ほめられてうれしいが、いつでも練習
は手を抜けば見られていることを自覚
しないといけないね。



23日には、もう一つの合唱団、洋
光台混声合唱団の本番があった。
これからは、10月、11月と合唱
の本番まで間が空く。



その間ソロコンサートが間を埋める。
結局、ほぼ毎月歌っていることにな
るのだが。



やはり、大きな演奏会が2つ終わった
ことで気分的には解放されている。
後は自分の声を磨くのみ、それだけ
に今日の先生の”よかったよ~”はう
れしかった。



しばらく地道な努力が続く、そして11
月の定期演奏会を成功させたいのは団員
の誰もが同じ。



じつは昨日22日、深夜起きてしまい
横になっていたが眠れなかった。
5時起床。



出発は8時20分。それまで楽譜を見
て最後のあがき。昨日のアンサンブ
ル練習で何とか暗譜で歌えるところま
でこぎつけたが、細かいところがね。
不安はつきない。



実は23日また一つ年を取ってしまった。
〇〇才、もう少しで大台に近づく。
こればかりは歓迎できないけれど、仕方
ないものね。



まあ、誕生日と本番が重なることなど
めったにない偶然だから、喜ぶことに
しよう。



もうすぐ、ご出陣です。それでは楽しく

歌ってまいります。




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終わった!神奈川県音楽祭 [合唱]

音楽祭県.jpg
神奈川県音楽祭プログラム



こんにちは。



23日神奈川県音楽祭最終日、Aブロック。
冒頭MCから説明があった。
参加団体174団体。参加者4000人あまり
だそうだ。



会場は改修なった県立音楽堂である。
6月8日、6月9日、6月22日、6月23日
4日間にわたり繰り広げられた超特大の音
楽祭だった。




制限時間7分内。2曲または短い曲3曲が
が限界だ。それでも流れるように運営しな
いと時間が押してきてしまう。
ボランテアの人もさぞ大変だろうなと思う。



さて県立音楽堂は大々的な改修工事が終
えたばかり。60年以上経過している施設
だから。
公共施設としては日本最古だというから驚
きだ。



今回は音響も改善されたという。木材を多
用している設計で音の良さがストレートに
伝わるので、以前から評価の高いホール
だ。



さてさてどんな改善がなされたか。出演者
は指定された席で出番を待つ。これは以
前と変わらない。



演奏が開始されて気が付いた。しっかり歌
わないと声がまるで届かないことに。
しかも客席の前席後方で聞いているのに。



少人数の合唱だとしっかり歌えないと厳し
いかもしれない。
音楽堂は1100席規模の大ホールだから。



楽屋裏などインフラの狭さは変えようがな
い。階移動も合唱団の参加が多いと大変
だ。改修前と変わらない。
ホワイエは広いのだが。
建て直しでないから仕方ないよね。



音楽祭の開催時は大量のボランテアの助
けを借りて分刻みで運営するしかない。



会場は音響が良いから音が拡散しやすい。
これはみなとみらい大ホールも同じ。歌い
方を変えなければならない。



音を会場の隅々に明瞭に届けるためには
日本詞の歌はとくに気を付けなければなら
ない場合がある。



子音が消えてしまう。例えば「遠く遠く」と歌
うとしよう。普通に歌うと「オークオーク」に
なってしまう。



「遠く遠く」に聞こえないのだ。
「とぉくとぉく」と歌わなければならない。いわ
ゆる子音と母音の区切りをはっきりさせる歌
い方が理想だ。



大団体ならまだしも小団体はポップスの歌
い方がいいかもしれない。
ポップスは歌詞を強調するから。



例えば中島みゆきの糸を例にとる。
「なぜ めぐりあうのかを わたしたちは 
いつも しーらない」という歌詞がある。普
通に歌ってみよう。文字で伝わっても、歌
になると感動が伝わらない。



「なぁぜ めぇぐりあう のぅかを わぁた
したぁちは・・・」と歌う歌手がいる。
少し極端だがこの方が伝わりやすいの
だ。



普通会話では違和感があるが歌はそう
ではない。
音が拡散したら、言葉は不明瞭になる。



「とうく」が「・おく」に
「わたしたち」は「・あたしたち」
「しらない」は」「・いらない」となりやすい。
子音と母音を分けて歌う感じが必要かと。



さてプログラムはすすみ、2曲通しのリ
ハをすませ、そのまま舞台裏に進み出
番となった。洋混は12番目、今回は24名
での歌唱だ。



危惧したのは言葉が明確に歌えるかど
うかだった。
まだ完全に覚えていないし丸暗記みた
いなもので危なっかしい。



スラスラと出てこない。考えていたら遅
れる。そうしたら”クチパク”しかなくな
る。



私自身でいえば何か所かあった。その
ときは覚えている人に乗る。だがこの
場合、後追いで歌うから明確な発声が
できない。



ムニャムニャと歌い響きだけ合わせる。
音のほうが意外に早く覚えているもの。



講評をくれる先生方は客席後方だ。経
歴はいつもと違うお三方だった。
声楽家2、作曲家1名。
さてどんな講評がいただけるかな。



男声の声が届いていたという講評が。
本当はどのパートもバランスよく届く
のが必要で手放しでは喜べない。



演奏曲:


★遠く遠く(槙原敬之曲)
★群青(小田美樹曲)



1曲目の歌いだし声が硬かったこと。
ポップスのリズムに不慣れと指摘され
た。



クラシックと違うビートだから慣れるま
で難しいと思う。自分としては半音移
行が十分でなかったと思う。やはり音
を作ってから暗譜すべきかな。でもあ
れもこれもは無理だったと思う。



2曲目はリラックスというより相性が抜
群で、普通5分もの長い曲を歌いきっ
たのだから自慢したい気持ちだ。



だって4,5回の練習で暗譜したのだ
から。
もう少し仕上げればどこでも歌える。



以前は男声が良かったといわれれば
単純にヤッタ!と喜んだものだが。
実のところ他のパートはライバルでは
ない。聴きあってハーモニーを作るべ
きだと思う。
何回も歌えば自然にできる。



ただ今回は仕方ないと思っている。カ
ゼその他でベストメンバーでなかった
こともあったし、準備期間が短かった
こと、これらは克服できる。



男声を褒めていただいたことは素直に
喜びたいと思うし、2曲目は盛り上がる
箇所はバランス良く歌えていたと思う。



13時半近くにAブロックが終演した。館
外にでて講評を聴く。かならずそうする。
少し複雑な気持ちで講評を聴いてから
打ち上げに向かった。



今回は不安感があっただけに終わった
感が強くてホット息を継ぐ。
打ち上げも少しほろ苦いビールの味だ
ったかも。
でもこれもステップアップのために通ら
ねばならない道。次は頑張る。



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6月23日、神奈川県音楽祭 [合唱]

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こんにちは。




6月23日は神奈川県音楽祭の最終日。
洋光台混声合唱団の一員として出場する。
会場は県立音楽堂。音響のとても良いホ
ールである。



音楽堂は1年ぶりに歌うので楽しみだ。も
っとも暗譜という壁に苦しめられているが。
5月11日の定期演奏会後歌い始めたか
らまだ3回しか歌ってない。圧倒的に時間
が少ない。



指揮者は覚えきれなければ譜面をみて良
いというが、可能な限り暗譜で歌いたいの
で最後まで努力しようと思う。



帰りの電車の中でそらんじてみた。大部分
は覚えているのだが・・・さすがにまだ無理
だ。あと3日足らずで覚えなければならない
のが不安だ。





歌う曲は槙原敬之の「遠く遠く」と小田美
樹の「群青」。
ただし遠く遠くは演奏時間の制約から1番
のみ。群青はフルバージョンで歌う。



両方ともポップスの位置づけだが、卒業式
でよく歌われる卒業ソングだ。
「群青」はただの卒業ソングではない。



2011年の大震災の被害と原発事故で散
りじりになった当時の福島県相馬市立小高
中学校一年生が、2年後の2013年の卒
業式で歌った曲である。
信長高富先生が合唱曲を3バージョン編曲し
た。今回は混声3部で歌う。



歌詞は生徒たちの日記などからまとめら
れたという。作曲は同校の音楽教師の小
田美樹先生。



とても深い思いのこもった歌だ。中学生の
心境を何世代か上のシニアが歌う難しさ。
表現力が問われる。



先週の練習は川上先生の特別指導を受
けた。先生からはシニアらしく響きのある
声で歌うことを要求された。
思い切り心を込めて歌うのは最後のフレー
ズのみにした方が良いとも。



先生はまた日本詞は普通に歌ったら伝わ
りにくいといわれる。
例えば”遠く遠く”の冒頭だが、とうくとうくと
聞こえてしまう。
”とぉくとぉく”というように歌うこと。



”僕”は「おく」と聞こえかねない。”ぼぉく”
など母音強調は極端と思えるくらいにし
てちょうどよい。
などなど・・・



もちろん文節の流れは無視はしないこと。
強調してはいけない言葉は控え目に発音
するのは当然だが。



この2曲は言葉をはっきりと伝えたい。
あいまいさはNGということだ。
歌詞を疎かにしないということを叩き込
まれた練習だった。



土曜22日が最終練習で23日は本番となる。
暗譜、音取りの不安箇所はそれまでに解
消しておかなければ。
予習は不要で復習は必要ということ。



いずれにしろ、本番前日の22日はアンサ
ンブル練習しかできないと思う。
この曲は2年後の定期演奏会でも歌う。
しっかり覚えておきたいものだ。一度暗譜
した歌は忘れないものだからね。





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