SSブログ

「歌心についてかんがえて見た。」 [合唱]

イルミネーションMM.jpg

こんにちは。naoka19です。

今年も2か月を切り、残るは12月の第九のみ。
これが結構大変で、ただ今”絶賛”練習中です。(汗)

昨日はその練習日、ハードな練習でクタクタ、
さすがに、自宅に帰って復習もする気になれなかった。

関連記事[→]http://ameblo.jp/777job/entry-11952262321.html


ところで皆さんは
「歌心」と聞いてどんな想像をするだろうか。

歌心という言葉は、「本来は和歌を詠むセンスがある」
ことから、生まれたそうだ。
現在では「歌唱のセンスを表わす」のにも使われる。

つまり、歌心があるというのは歌が上手くて、
人の心をつかむ歌い方をするということ。

本来は、アマチュア向けで、
プロの歌手に対して使ったら失礼な言葉だなと思う。
プロの歌姫たちの歌はそれぞれ個性があり
当然上手く、歌心があるといえる。

もっとも、下手くそな、容姿だけのプロ歌手もいるので、
歌心の有無はプロとアマの別はないかも知れないが・・・

誰もがうまいと褒めるのはプロの歌姫たちのレベルだが、
要は「聴く人の感じ方」によるものではないだろうか。

私はアマで、合唱をやっているので、
合唱曲の歌い方をからめて考えてしまう。
音取とり、譜読み、曲のテンポ、強弱、正確な音程などは
指揮者に頼るがそれだけで良いのか?
曲の表現はどうするなど、本番直前まで悩んでしまう。

良く指揮者を見て歌えといわれるが、
半分は正解、半分はそれでは不十分であろう。
練習では、リズム、テンポ、音程、出だし、歌い終わりなど、
指揮者が指示するので、それでも良い。

が本番ではダメだ。

本番では、歌を客席に届けるよう集中する。
もちろん、頭の隅には指揮を見て、
表情を豊かにして、しっかりとした姿勢で声が通るように歌おう。
全員が主役を演じるのだ。

みんなが指揮者を見て歌ったら、
ひな壇にいる歌い手の声は下向きとなりやすいし、
何より、客席の隅まで届かない。前を向いて歌おう。

歌い手が曲想を理解していれば表情に表れるだろう。
ステージで豊かな表情を見せる、これが理想だ。
聴衆が評価を決める重要なポイントだ。

歌っている時のは主役は指揮者ではない、あくまで歌い手だ。
そういう意味で、楽譜を持つのは構わないが、
本番で楽譜にしがみついて歌うのは、良くない。

譜面にしがみついて見て歌っている場面を想像してみよう。
各自の姿勢がバラバラになっている筈だ。

合唱コンクールなどはランク付けしなければならない。
講評される方は音楽の専門家が多い、
音楽的表現にかかわる技術的な評価が中心になると思う。
追求すれば、その先はプロの合唱団ということになるだろう。
それも面白くない。コンクールに敢えて出ない合唱団も多い。

歌心の評価までは難しい。
それは会場全体のお客さんが感じるものだと思う。
上手くて、テクニックがあっても、
ステージ上の姿が毅然としていなければ、
まして聴き手への心遣いが欠けていれば温かい拍手はもらえない。

私たちアマチュア合唱団も、ステージでは、毅然と立ち、表情を豊かにして
歌心のある歌い方を心がけて、お客さんを魅了したいものだ。[るんるん]



にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ
にほんブログ村




合唱・コーラス ブログランキングへ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。