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「パリの空の下とラシーヌ賛歌」がお気に入り [音楽]

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歌のつばさのnaoka19です。

12月14日の昼どき合唱団の演奏会では、フォーレの
ラシーヌ賛歌を歌うことを何回も書きました。

最近の私のブログはラシーヌ一色。いわば、お気に入り。
美しい繊細な旋律に惚れ込んでしまいました。

ラシーヌ賛歌は、宗教曲ですがドイツ語・ラテン語・イタリア語と比べると、
フランス語のイントネーションは異色ですね。
特に子音、鼻濁音などの発音は日本人の一番苦手の部分です。

以前、別の歌のサークルで「オ・シャンデリーゼ」をフランス語で
歌おうという話題を書きましたが(日本語のカナフリで!)、
実現しませんでした。
http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2015-01-26

 そして、ラシーヌ賛歌で実現するとは。
クラシックをフランス語で歌えるとは幸運です。

ところでフランスの歌曲といえば、
私が学生時代愛したシャンソンを思い出します。
当時私は混声合唱団の一員でもありましたが、
「シャンソン研究会」というクラブにも入っていました。

銀座にあったシャンソン喫茶「銀巴里」、渋谷の「ジロー」
などに入り浸りました。

当時、岸洋子さん、美輪明宏さんらが元気で歌っていました。
私自身も、シャンソンをギターの弾き語りで歌ったりしていましたが、
全て日本語。フランス語で歌おうとはとても思わなかった。
それだけ、難しいものと思っていたのです。

話しは脇道にそれますが、30年ぐらい前、
出張先のパリでタクシーに乗って、
英語が通じないので(知らないふりをされたのかも!)
往生した思い出があります。

フランスの人は自国語に対し誇りがあるからと言われ、
納得したものでした。
今はそんなことはないと思いますが,,,

昔のころの記憶を引っ張り出し、
好きなシャンソンの動画を探し出してきました。

下記の動画はジュリエット・グレコの「パリの空の下」
(映画”パリの空の下セーヌは流れる”の主題歌です)
私の大好きな曲の一つ。

これを日本語で歌った曲を聴くと、これシャンソン?といった
感じになります。「枯葉」も「雪が降る」もフランス語で聞くと
まるで違う印象です。

でも、これは仕方ありませんね。
「枯葉」も「雪が降る」も日本語でも名曲です。

忘れてはならない名曲「愛の賛歌」は、ピアフの曲ですが
岩谷時子さんの名訳で越路吹雪さんが歌いました。

日本語でも素晴らしい。日本では大勢の歌手がカバーしている名曲です。
機会があれば、ソロで歌って見たいものです。

シャンソンをフランス語で歌ってみたい、それが、今の私の夢。
でも、ピアフやグレコのように歌うなどたとえフランス語を習って
いたとしても無理筋というものです。

いわば、日本で言えば演歌みたいなものといっていいでしょうか、
とてもフランスの人が歌うようには出来ません。

それにしても「ラシーヌ賛歌」は試金石、
今まで歌ったクラシック歌曲とはイメージが違います。

山田先生が振ってくれた、日本語のルビを頼りに歌っていますが、
フランス語をしっかり覚えて歌いたいものです。
それくらい、魅力的な響きと繊細なハーモニーを持つ曲です。

さらに、フォーレの「レクイエム」を原語で歌えたら最高ですね。
いつの日にか実現することを祈って。

A bientot !(またお会いしましょう)




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