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憂鬱な月曜日(ソロレッスン) [音楽]

245px-Franz_Schubert_by_Wilhelm_August_Rieder_1875.jpg


こんにちは。



昨日22日は月一回のレッスン日だった。
練習は重ねたつもりだが、どうもこれとい
う仕上がりにならない。
不安を抱え乍ら先生のお宅へ向かった。



桜木町バス停から三之谷バス停までバスで
35分。
バスのダイヤが変わり、着いてから余裕
があった。



そこで近くの公園に行き楽譜を開いた。
実はそのまえに残念なことが起こってい
たのだがそのときは知る由もない。



10分ぐらい、楽譜を見て先生宅へ。そ
して練習開始、楽譜を取り出す。でもな
い!楽譜がない。公園に落としてきたの
だ。ほんとウに軽率だ。



発声練習はいつもの悪い癖が出た。で
もバリトンの良い響きも出ているといわ
れる。素直にうれしいものだ。



やはり舌と口内の狭さが邪魔をしてい
る。歌い始めると悪い癖が顔を出すの
だ。
緊張のほうがリラックスよりも先行してい
るのだ。力を抜く方法を覚えないと。



歌唱練習に移る。
カンツォーネ「I' te vurria vaza」から始め
ようとした。
だが楽譜を落としてしまっている。
ただ歌詞カードは持ってきたので開始し
たのだが。甘かった。



先生が歌詞を読みなさいといわれる。歌
詞カードはローマ字。歌詞を完全暗譜し
ているわけではないのに無謀だった。



2,3行読んだところで単語を読みなさい
と・・・もはやギヴアップです。
単語が繋がっているところは単語がわか
らない。一つの楽譜に違う単語の子音、
母音がある場合もあるから。



歌詞カードは歌いやすいようにローマ字
で書いてあるが、原語と対照していない。
今後歌詞カードをつかうなら、原語とロー
字読みの対照表を作る方が良いとアドバ
イス(お叱り?)を受ける。



いやもう原語は読めるので原語の歌詞
カードを作っておこうと思う。
暗譜するために作るのだ。この歌、7月
の上田のミニコンサートで歌うので暗譜
は必至だ。



結局カンツォーネはあきらめ、セレナーデ
を練習した。いつもはカンツオーネに時間
がとられセレナーデの時間は少ない。
今日は、たっぷり時間がある分指導は容
赦がなかった。



暗譜している。音取り、リズムは問題ない
と思う。
やはり肝心のドイツ語の発音が拙いのだ。



durch  die  Nacht-zu  dirのdurchは
du-rch、dieと歌う。(ドゥールヒデー)



Nacht-zu(ナハッツ)はナハははっきり、ッ
は息で、zuは有声。この部分は難しい。
ッが聞こえなければならないのだが・・・



何度も出てくる、ch,michのヒ(息のみ)とも
ども
私の発音では聞こえない!!
何度やってもダメ。落ち込んで
しまった。


さらに難しいのがstillen.、
分解するとstil-len。
ローマ字はシュティーレンだがレンが曲者。
レンは舌先を上顎につけてレンと発音する。
だが私はrと lの区分が付けにくい日本人そ
のものだ。



シュテとィレンの間に間をとる気持ちでとい
われても、舌を慌てて軟口蓋につけてしま
うのでどうしてもうまく発音できない。
次回の課題となった。



結局セレナーデは発音を克服しなければ
前に進めないのだ。
歌の表現はそれからということになる。
日暮れて、道遠しであるが、前回と違い、
時間があるだけ幸いだ。



先生も、前回時間がなかった ので妥協したが、今回は歌詞 を徹底チェックしようといわれ る。自分としても、この歌は持 ち歌にしたいのでいい機会だ と思う。



少しブルーな気持ちで先生宅を辞し、公園
を訪れた。楽譜は汚れもせず落ちていた。
少し安心して、バスに乗ろうと思ったらパス
入れがない!?
あれれ!!いくら探しても見当たらない。



来るときのバスの中で落としたと思う。スイ
カはあまりチャージしてないので痛手では
少ないが、シニアパスも入っていた。こちら
が痛い。まあ、無くさないための手立ては
いくらでもあったので、自分が100%悪い
わけだが。



9月まで、パスなしということになってしま
った。まったくついていない。
両方とも年配なら高齢でなくても使えてし
まうのでたぶんでてこないだろう。




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舌のストレッチ(ソロレッスン) [音楽]

245px-Franz_Schubert_by_Wilhelm_August_Rieder_1875.jpg

こんにちは。



今月のソロレッスン日が近づいてきた。
4月22日。15時より。
課題曲は今年も2曲。


★カンツオーネ「I' te vurria vasa」
                  (あなたに口づけを)

★ドイツ歌曲「シューベルトのセレナー
デ」



実はセレナーデは3年前にソロコンサーで
歌い、昨年4月の上田のミニコンサートで
暗譜で歌った、3回目となる。



当時の同時期の投稿記事を見直してみた。

https://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2016-04-19
(「残念な歌い方」)



悩みの内容が違っている。もちろん課題の
あるのは同じ。ただあの時は焦りしかなか
ったように思える。今はもっと良く歌いた
いという前向きの悩みだ。



それと忘れてはならない災害のことだ。
2016年には熊本大地震が起きた。
死者273人住宅被害は19万8000棟
といわれる。



今も1万数千人の人が避難生活を送ってい
る現実を決して忘れてはならないと思う。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ことのない
ようにしたいものだ。



当時はドイツ語の発音で苦しんでいた。ブ
ログには発声もままならない当時の状況が
記載されている。



今年から自分はバリトンであることを自覚
して移調もしている。発声に負担はない筈
だ。



発音も油断しない限り大丈夫と思う。ただ
先生は曲の繋がりが切れてしまっていると
言われる。



要は流れるように歌えていないということ
かな。
私の歌唱、録音してみると確かに先生の
言われるとうりで、ゴツゴツしている。
歌っていても違和感がある。この歌は、
ドイツ歌曲には珍しく繊細に歌うべき曲
なのに。



もしかするともう2度くらい下げるのが妥当
だろうかと迷ってしまう。どうしても高音に
なると声を張り上げてしまうから。



最高音を「G]から「F]に下げた。でも張
り上げの傾向はまだある。
張り上げると綺麗な声にならないし、深みも
でない。ソロとしては落第だ。



さて、最近私は舌のストレッチに励んでい
る。舌の力を抜く運動だ。舌を犬のように
ダラリと長く伸ばす。また舌を伸ばして上
唇を舐める。
鼻の頭を舐めれたらいいけどそれは無理だ
よね(笑)



舌の存在は口内のスペース作りにとても重
要だ。丸まってしまうと口内は狭くなってし
まうから。響きに影響する。



舌が上手く収まると響きが倍化して、なに
より、悩みの種の声の裏返りが解消する。



舌は筋肉だから強化はできるはず。舌の筋
トレというわけ。
ほかの歌に関する筋肉は自分では動かせな
いしイメージに頼る部分が多い。



私は口の開け方が狭い。この癖は簡単には
直らない。
だから口の中は広く開けていたいのだ。
舌根が丸まらず舌が平らに保てれば口中は
は広くなる。



共鳴腔を確保して、それから声帯を引っ張
りあげる、そうすればバリトンでも高音が
無理なく出せる筈。



最近たまにであるが、ボリュームのある声
が出せるようになった。舌の筋トレのお陰
とまではいわないが、効果が出てきている
のかもしれない。



土曜日聞いたコンサート、歌手の皆さん
の口の開け方は凄かった。
圧倒されてしまった。
あんな風とはいかないがなんとか口の開け
方を工夫してみたいものだ。それには舌の
助けがどうしても必要となる。



それから新発見。木曜日にある歌の会にい
ってきた。演歌の「北国の春」を会場全員
で歌ったのだが・・・
案内役の先生にこぶしをぐるぐる回したと
話したところ、こぶしは舌根をやわらかく
する効果があるそうな。息も良く流れて
健康にもよいと。



コレコレ、何事も無駄なことはないのだ。
せいぜいこぶしを回して演歌も楽しもう
と思う。実は合唱仲間と月一のカラオケ
を楽しんでいるのだから。



話は逸れるが舌の動きで、できるように
なったのが巻舌である。カンツォーネを歌
うには必須のテクニック。
たった一か月だがかなり上手くできるよう
になった。



舌の先を上の口蓋に軽くつけるようにし、
「奥から口に向けてrrr・・ と軽く弾く」

・・・だけ。



舌先が振動してくれれば巻き舌となる。
これも自分の舌の訓練の一つ。
イタリア歌曲、カンツォーネ、ラテン語そ
れにドイツ歌曲は巻き舌ができた方がい
いしね。それだけで日本語臭さが抜けて
くれる。



舌のコントロールは発声,発音のためには
必須だから粘り強く工夫して行きたい。




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日曜日、今度は男声合唱(アイビー・メンネルコール演奏会) [合唱]

公会堂.jpg

日本橋公会堂。


こんにちは。


日曜日は、洋混のメンバーだった知り合い
の所属する合唱団の演奏会だった。


メンネルコール.jpg


私は、男声合唱の経験がない。でもあの
重厚な響きとアカペラのハーモニーが好
きだ。


実は、5月12日のアンデイムジーク・コン
サートの演奏曲の中に男声合唱がある。
メンバーは9名で歌うのだが、どうにも自
信が持てないでいる。


今回男声合唱をぜひとも聞いてみたかっ
た理由でもある。
アイビーメンネルコールはメンバー13名。
4声の男声合唱団である。
10年前日本興業銀行の有志の人たちが
はじめたという。


会場は、日本橋の水天宮の近く日本橋公
会堂。小ホールであるが音響が良さそうな
ホールである。


横浜から渋谷へでて、地下鉄半蔵門線に
乗り換え水天宮前で下車。
水天宮を横に見ながら公会堂へと向かう。


自宅から1時間半、決して近くはない。で
も東京のホールは東部に集中しているか
ら時間がかかるのだ。


チケットは完売と聞いた。我々の演奏会も
そうだが、小ホールでやる場合は、リピー
トのお客さんがいるので早めに完売してし
まうことが多いと思う。


ただしまったく新しい状態でコンサートをや
ろうとしたら、500名を集めるのはハードル
が高い。いつも来ていただくお客様には本
当に感謝しなければならない。


演奏曲目はとても挑戦的なもの。ソロまで
飛び出して楽しめた。
私としては、最初の「心の四季」が気に入っ
たのだが。


★当日のプログラム


2メンネルコール.jpg


私自体、ソロを歌うので独唱のステージは
思いのほか共感できた。
小ホールといえど、隅々まで響く歌を歌う
のは容易でないことも。


第2ステージはメゾソプラノの栗林朋子さ
んのソロ。そして黒人霊歌と世界の民謡
と山形県の「最上川舟唄」で締め。
これぞ男声合唱という特有の響きとハー
モニーに魅了された。テノールのハルセ
ット良かったな。


アンコールの最後は「遥かな友に」、客席
も唱和して、客席が歌う部分と合唱団が歌
う部分が掛け合いになるよう編曲されてい
いて感心した。


終わってロビーの出てきた友人に挨拶し
て公会堂に別れを告げた。


さてさて、今週は木曜日から忙しい。さら
に来週はゲネプロ。いよいよ待ったなし。
のんびりは先週まで。


それにあと二週間で、元号が変わる歴史
的瞬間が近ずいている。
別に生活が変わるないが、ワクワクする
気持ちになるのだ。




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楽しい一日、優雅な週末 [音楽]

ムジカーザ.jpg

代々木上原、ムジカーザ入口


こんにちは。


先週末は、演奏会前の多忙な練習の中
合間をみつけて、コンサートを楽しんで来
た。



まず土曜日、コンサート・パーティー。これ
はとても楽しかった。
オペラ歌手の友人が主催する、コンサート
で、飲み物、食事つきで、限定100名。

1コンサート.jpg

会場は代々木上原のムジカーザ。人気の
あるホールだ。小ぶりなホールだが音響は
良さそうだ。
演奏曲目は当日のプログラムをご覧のほ
どを。






日本歌曲からアリアまで、幅広く楽しめた。
オペラ歌手の演奏を3メートル前で聴くこと
など、まずないからね。



間近できくと凄い声量。みなソプラノ。でも
リリコ、コロラトゥーラ、レッジェーロと声域
多様。それにバスバリトンの素晴らしい
響き。圧倒された。
いやあ、バスの響き間近できくと惚れ惚れ
します。



私は迷っていた。スパークリングワインが
飲みたい。耳元で悪魔がささやく。
でも17時半から、横浜に戻って合唱練習
あるというのに。
少しの自制心が邪魔をするのだ。



でも、意志が弱いのは昔から。勧められて
ついつい口に・・・
結果的にあとでトラブルとなるのだが文末
で。



楽しい時間はすぐに過ぎるもの、フィナーレ
は「みんなで一緒に歌いましょう」の時間。
花、朧月夜、すみれの花咲く頃を掛け合い
で歌い終了。



客席で歌う、昔は遠慮があったが、今はし
っかりと歌うことにしている。
だって楽しまなければね。



曲のボリュームが多いこともあり、16時近
かったたかな。友人への挨拶もそこそこに、
大急ぎで横浜に戻る。
練習会場は洋光台。横浜の外れだ。



ここでスパーリングワインが効いてきた。た
った一杯、されど一杯。千代田線から東横
線に乗り換え、横浜へ。
JR根岸線で心地良く眠りにつく。



気が付いたら終点の大船だった。いや起こ
されたのかな。洋光台は3つ手前の駅なの
です。
やっぱりアルコールはダメだった。
後悔は先に立たないもの。



それでも、17時半ぎりぎり会場にご到着。ア
ルコールはすっかり抜けていた。
3時間の練習をこなし帰り着いたのは22時
過ぎ。疲れたけれど満足の一日だった。



終わり良ければすべて良し
(by シェイクスピア)



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花の色は うつりにけりな・・・ [日記]

8大岡川.jpg

横浜大岡川桜、日ノ出町付近(撮影4月11日)



こんにちは。



近くの桜の名所大岡川、さすがに尋ねる人
もなくなった。
散り始めた、桜。それでも今年は異常気候
のせいか、葉桜になった木はわずか。それ
でもけなげに咲いている。

5桜散る.jpg



散った桜の花弁が川面を流れてゆく。儚い。
風情がある。

1桜散る.jpg


昨日は冬になったかと思うほど冷えた。桜に
目をやる人はもういない。
桜はぱっと咲いて、さっと散ると思っているも
のと思っているのかな。
懸命に咲いているのを見ると、頑張れと励ま
したくなる。



カヌーが1台、みなとみらいに向けてさかの
ぼってゆくのどかな4月11日の風景を写し
てみた。
スマホを使いこなせていないので素人写真
そのもの。ご了解のほどを。

6桜散る.jpg



みなとみらいのビル街を望む。

2桜散る.jpg


今年の桜も散って、新しい旅に旅立った。
別れるということは新しい旅立ちだという。
さくらはまた来年になると新緑を迎え咲く
のであるが。



遥かなる昔は花といえば「梅」だったとい
う。ただ梅は外来種だ。
桜は違う日本古来から日本自生の花木。



国花は菊だと思っていた。でも本来国の
花として公式に定めれていないそうだ。
菊でも桜でも正解。



でも、菊は奈良時代に渡来した外来種だ
という。しかも菊の時期は秋。桜は春。
菊は重厚、桜は華やか。でも最も愛され
ていると桜かな。



桜に関する和歌で有名なのは、百人一
首の、小野小町の歌が有名である。



花の色は うつりにけりな 
いたつらに わが身よにふる
ながめせしまに



いまの私の共感する句は良寛禅師の
辞世の句だろうと思う。



散る桜 残る桜も 散る桜


当たり前のようにに歌っている句だが
皆さんはどう感じるだろうか。
私は、桜の散り際の儚さ、潔さに人生
を連想して感動するのだが。



万物は必ず散ってゆくものである。良
寛はそう歌っている。
人も桜も同じ、生まれて咲いて寿命がく
れば散ってゆく。



ほんと自分は咲ききれるだろうか思って
しまう。
東洋の無常観を表すともいわれるが、人
の命のなんと儚いものか。桜に教えられ
るこの頃である。





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ソロレッスン,「成果と課題」② [音楽]

1大岡川.jpg

家の近くの大岡川の桜



こんにちは。


次のレッスンまで、解決しなければならな
い課題がある。
それはシューベルトのセレナーデの表現
方法要するに歌い方。


今の歌い方では評価は不合格。
ゴツゴツ、ブチブチ切れて歌っているそう
な。録音を聴いても恥ずかしいほど。


リズムの注意箇所もある。
附点8分音符ー16分音符の間、附点4分
音符ー8分音符の間。
タァタ タァァァタ タァタ タァァァタが
正しい。
つい附点なしでタタ タァァァタと歌ってはア
ウト。軽はずみすぎる。
次のフレーズのタタタ(3連符)タァァァタ
とはっきり区分できなければならない。


音程の不安も1か所あり。♯EをEで歌
っていたり(低い)。
かなり歌いこんでいるのにと思う。不注
意極まれりの心境だ。
まあこの二つのミスは注意すれば解決で
きるから。次までは直せる。


先生に歌い方難しいですねといったら難
しいよと返って来た。"何を今更"と思われ
たかもしれない。


ドイツ歌曲,発音にこだわると、流れる
ように歌うのは難しいなァ!!
アクセントを強調すると余計ゴツゴツする
し、子音を強調するとブチブチに切れて
しまう。しかも子音の発音はしっかり聞え
なければだめだ。


終わりの”mich”だけは、ブツっと切らない
ようにという具体的な指導があっただけ。
自分なりに工夫して歌ってみて、指導を
受けることになる。


家に帰ってから歌いまわしを考えて見た。
1番を例にとる。
ローマ字で表示しているので、間違いあれ
ばごめんなさい。



ラァィゼ フリーェン
マァィネ リ-デル
    (ルは巻く)

ドゥル ch(ヒ)ディ ナハッツ デール
(ドゥル ヒは柔らかにハッは息をしっかり)

ィンデン シュテーレン ハィンヘル ニーデル
(シではなくシュ)   (ルは少し巻く)

リープヘン コォムツゥ  ミール
     (3連符)

フリュゥ-ステルント シュランーケ
(3拍子の中で語る、はみださない)

ヴィップェル ラォーシェン
(ヴィは上唇に下の歯をすり合わせ)

ィィンデス モーンデス リchト
(ィィは装飾音、chは息)

ィィンデス モーンデス リchト

デス フェア-レィーターズ   ? ??
ファィント リch? ラォーシェン

フゥルch-テ ホォゥルデ ニchト
           (chは息)
フゥルch-テ? ホォゥルデ ニchト


もちろん子音はすべて発音する。ゴ
ツゴツした歌い方にならない方法は
まだ見つからない。


とりあえず子音はしっかり、母音は
柔らかく歌ってみよう。


力まかせ、勢い任せはいけないのは
わかる。カンツオーネ風もダメ。
朗々と歌うとも違うような気がする。
でもドイツ歌曲だからね。ボリューム
感は必要だ。


歌詞の再見直しから考え直そうと思う。

そういうことで意訳です。

[→]ひそやかに 訴えかける
私の歌声は
夜の闇を抜けて君のもとに
届くだろう。

この静かな森の中に
さあおいで。
月の光の中で
木々の細い梢がざわめいている

告げ口のすきなおしゃべりが
聞き耳を立てているのだ。
恋人よ心配しないで[→]


おおロマンチックな歌詞だね。カンツオ
ーネに負けないくらい。
でもカンツオーネとは少し違うようだ。
歌い方も、優しく語りかけるように歌わ
なければならないだろうか。


ドイツ著名テノール歌手ペーター・シュラ
イヤーの動画を歌い方の参考にしてみ
た。さすが子音はしっかり歌っている。


顔も含めて迫力がありすぎて怖い(笑)
カンツオーネのあっけらかんさとは違う。
男だからこれでいいのかもしれないけ
れどね。朗々としているが滑らかだ。
迷ってしまうね。






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ソロレッスン「成果と課題」① [音楽]

erez.jpg
「I'te vurria baza」の舞台、美しいナポリの夜景



こんにちは。


3月25日は月一回のソロレッスン日だった。
20日が歌う会、22日、23日、25日と
合唱練習が続き、大変ハードな日程だった
ので声が出るか心配だった。


ただ最近は発声練習の成果かいくら歌っ
ても滅多に喉を傷めることがない。枯れな
いのだ。


でも今回は特別で、前日は12曲を6時間
も練習した。男性陣が少ないので、かなり
声を出さないと負けてしまう。


声を温存するなんて配慮はしていられな
い。だって歌は、ピアノやピアニシモだけで
はないんだからね。フォルテシモになれば
嫌でも声は出さなければならない。


ソロレッスンの練習に出る時点で喉は疲
れていた。声枯れも少しだがあったと思う。
ただ、時間が15時と遅いので喉を休める
ことができた。


だからといって中止するほどひどくはなか
ったのだが。友人から聞いたが花粉症でレ
ッスンを休んだそうな。


そういえば先生から花粉症は大丈夫かと
聞かれた。私は以前から大丈夫。加えてべ
別の症状で抗アレルギー剤を飲んでいるの
で大丈夫なのかもしれない。
花粉症は歌手の大敵、無視できないね。


さてカンツオーネ、何度歌ってもピンとこな
い。イタリア的イタリア語?が歌えない。巻
き舌も下手だ。嫌な予感がする。


まあ、セレナーデの方は2度移調したから
不安はない。ドイツ語はイタリア語ほど癖
癖がないので問題はない。


自信のない曲は、先生の前では必ず馬脚
を表わす。かといって、自主練習では評価
してくれる人はいない。


間違った練習をして時間をドブにすてている
ことが多いのだ。
だから先生は、習い始めは自宅での練習を
推奨しない。間違えて覚えられると修正が
大変なのだ。


さて先生の前に立つと必ず体調を聴かれ
る。これは当たり前だよね。
そのときは、正直に話す。取り繕ったりして
も声に出てしまう。
発声の前のおしゃべりタイムは貴重な時間
だ。


以前は緊張してそんな気持ちにならなかっ
たが4年目だから遠慮は無用だ。
発声の悩みを相談して今後の指針にしたい
しね。


発声指導は先生によって違うことも多い。
同じことをを違う表現でという側面もあるけ
れども必ずしもそうではないと思う。違う理
論があっても不思議ではない。まあ真逆で
は困ってしまうが。


発声生理学という分野がある。声楽と医療が
タックを組んだものだが、今注目を浴びてい
るという。
クラシックの音楽理論も生理学的に合理的
に統一されているのだろのだろうか。


それと音大では生理学的理論を教えている
だろうか。もう一つの合唱団の声楽の先生
の言葉からはそこら辺が今一つ明確ではな
いと思うのだが。歌うだけに特化するのでは
将来教える立場になったら困るだろうね。


だからといって音大をでて歌い手になり、
声楽を教えている先生を否定するつもりは
毛頭ない。


先生の教えを右から左に伝えて、それは
違うと否定された経験がある。
でも声楽の先生によって教え方は違うわけ
で、それを違うといわれても戸惑った。


だからこれから書くことも私の場合という
ことに限定しているのでご承知おきくださ
い。


とにかく私の欠点は、口のあけかたが狭く
舌根が盛り上がりやすいので口内が狭くな
ってしまう。、共鳴腔としての機能が大幅に
低下している。
だから、遠くに届ける声がだせないのだ。


もっと声を出せ、出せるのにもったいない
といわれる。
実際口が空いた状態ではテノールの音域も
だせるのだ。ただ安定しないだけ。


声質は高音部の響きからハイバリンといわ
れている。今年からはその点を考慮して選
曲をした。
しかしカンツオーネだけはテノールの楽譜
だ。最高音がFだから大丈夫と判断した。
まあ、移調したセレナーデもFだから問題
はない。


最近気になるのは、中音域で声が裏返るこ
とだ。それも舌の動きがコントロールできて
いないからだという。


どのようにコントロールすればいいのか、
それはいつも舌の動きを意識の中にいれて
合唱でもソロでも、歌を歌うときは舌の動
きをイメージして歌うように言われている。


下あごの使い方などなど、相談しながら
進める。でも改善が上手くできないまま
早くも2,3年たってしまった。


理論はどれも正しいところがあると思う、
私としてはどれが正しいどれが誤っている
などと批評する立場にない。正式な声楽の
教育を受けていないからだ。


だから、一人の先生についたら信じてついて
ゆくのみだ。
声はこの2,3年でかなり上達したと思う。
それが声楽にあまり表われずカラオケに表は
われているのだから笑ってしまう。


実際にカラオケは普通に歌っても95点以上
はでるからね。前は80点台がせいぜいだっ
たのに。


カラオケの採点基準は音程だといわれてい
る。その点は声楽と共通だ。違いはマイクの
ある無し。マイクがあると引いて歌うように
なる、マイクなしの声楽は悪影響があるのも
確かだ。
ステージで歌うには適さないのだ。当然対策
はあるがこの話は置いておこう。


さて、いつものごとく発声練習からはじめる。
・母音唱。特にイー母音に注意。
・スタッカート練習。
・それから、50メーター先100メーター
先をイメージして歌う練習。etc・・・


先生は舌の動きと開口の状態を目の前でピ
アノを弾きながら注視している。開口が狭い
、声が裏返るとやり直し。
口内が狭いと遠くに届ける声はでない。


今年はこれが課題だね。
合唱練習にも取り入れているが、ソロは
先生と1:1だから密度が濃い。
だって、1:1では逃げようがないものね。


歌唱練習は2曲選んだ。
8月のサマー・コンサートに歌う曲だ。

★カンツオーネ 「I’ te vurria vasa」
(あなたに口づけを)
★ドイツ歌曲「シューベルトのセレナーデ」


カンツオーネは音取りと歌詞読みの段階を未
だウロウロしている段階。8分の6拍子は苦手
意識が先に立つ。


それでも先生からはようやくリズムがとれるよ
なったねという評価をもらった。うれしい限り
だ。滅多にほめなてくれないから。
目の前がパーっと明るくなった気持ちかな。



今日はその言葉だけでなにもいらない。実は
イタリア語が不安なので歌詞カードも用意
していったのだが・・・


歌詞も歌えるようになっている。
歌詞カードNG今は、楽譜に専念するように
といわれる。


ただ、音無しのリズム読みでは曲の題名すら、
イタリア語のイントネーションにならないのだ
から困ったものだ。


セレナーデのほうは、発音の細部の修正と、
リズムの細部の修正があったのみ。
暗譜を口にしたら、今は必要ないそれは直
前でよいという。まあもう暗譜でも大丈夫だ
けれどね。
ドイツ語の歌詞読みは一応卒業したと思う。


ただしセレナーデ、流れるような歌い方が
できない。
ゴツゴツ・ブチブチと酷評されてしまった。
そいうときは容赦がない先生なのだ。
そのとうりだと思う。思うのだができない
ジレンマ。


ドイツ人の男性歌手は歌い方も結構無骨だ。
参考にしようとバリトンの名手、フィッシャー・
ディカウのバリトンでの歌唱をさがしたが見
つからない。
この曲、テノール用なのだね。


女性歌手は華やかに流れるように歌う。ナナ
・ムスクーリなどの歌は心に響く。女性歌手を
参考にした方が良いかもしれない。


次は流れるように歌えるようにして見せると
いう意欲が湧いてきた。
今回は大筋では順調だったが、カンツオーネ
はまだまだという状態だったと思う。


8月のコンサートまでは間があるが、レッス
ンは4、5、6,7月の4回のみ。
実のある練習をしたいものだ。
今回はいつもとちがい、敗北感はなくこれか
らの希望が見えたレッスンだった。


あ!しまった!先生宅の近くの公園のさくらが
八部咲きなのに撮影し忘れた。来月のレッス
ンは4月22日、もうさくらは散ってしまってい
る。ほんとに桜の時期ははかなく短い。撮影
の時期を失したのが残念。!


代わりに家の近くの大岡川のさくらがこれ。
横浜1位、全国7位であるそうな。
まだ満開ではない。少し遅いかな。

1さくら.jpg



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アンデイ・ムジークコンサート、強化練習の記(2日目) [合唱]

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17332.jpg
「ワクワク」楽譜


こんにちは。


強化練習二日目です。前日の疲れが取
れないうちに、5時半に起床した。眠くてな
かなか起きられなかった。



出発は8時半だが、やはり出発前は落ち着
かない貧乏性。もうなおらないね。
時間に追われながら、支度をするのが嫌な
だけだけれど。



今さらどうにもならないが、楽譜に目を通す。
今日の練習は


ポップス5曲
組曲「ワクワク」6曲
団歌「出会いの歌」



ワクワクはじめ今日の練習曲は暗譜で歌
う。今の時期結構きつい。
とくにポップスは暗譜が常識だろうから。



京急で能見台に向かう。会場は能見台ケ
アプラザである。
ギリギリが厭なので、どうしても早めににで
てしまう習性が厭だが変えられない。
着いたら先行部隊が会場準備を終えてい
た。ありがとうございます。



9時40分練習開始。体操、発声練習の後、
ポップス曲から始める。

★どんなときも(槙原敬之)
★糸(中島みゆき)
★ひこうき雲(荒井由実)
★TRAIN TRAIN (THE BLUE HEARTS)
★瑠璃色の地球(松田聖子)


ポップスではもう殿堂入りの名曲ばかり。
混声3部で、男声は1パートだから気が楽
だ。



午前中はそれほど疲れなかったのだが・・・
問題は午後の4時間だった。昼食休憩の
後、12時40分から開始した。



「合唱のための6つのソング」
”ワクワク”
(信長高富曲、谷川俊太郎詞)

〈序)ワクワク
1、詩
2、ほほえみ
3、ひとりぼっち(男声合唱)
4、歩くだけ(女声合唱)
5、風のマーチ
6、ワクワク(ロングバージョン)

この組曲は全7曲混声4部である。ただ、
男声、女声合唱があるので歌うのは6曲。
震災の年に作曲された。合唱では多くの
合唱団が手掛けている人気曲だ。


指導は土居先生。熱い指導をされる先生
だ。波乱の予感が・・・傘寿目前の私には
厳しい時間だった。



第(序)のワクワクはテノールが高らかに
歌いあげ、それに全パートが追いかける
形。7曲目のワクワクはそれのロングバ
ージョンである。



テノールの人数は5人だからこれがなか
なか揃わないで目立ってしまう。テノール
が上手く歌えなければ価値は半減する。



歌っているときに自分の声しか聴かない
のも問題だ。少人数だと意外に一つの響
きにするのが難しい。



あとで録音聞いてすぐ理解した。やはりバ
ラバラ先生はさぞイライラしたことだろう。
それでも指導者は我慢強いもの、何度も
やり直し。



でもこれはどうしたらいいのだろう。これか
ら短い時間で、みなの声を聴きながら声を
揃える工夫をするしかないのだが。
誰かソロをやればいいのだという意見が
ある。そうすると合唱の存在意義が失われ
てしまう気がする。



曲はすべてが個性的。曲によりガラリと雰
囲気を変えて歌わなければならない。すべ
て独立した歌と考えて歌うべきだ。



1番の「詩」は男声のユニゾンで始まる。い
わゆるパートソロ。これがとても繊細な歌詞
でがなかなか揃わない。先生がついに強行
手段をとられた。全員ソリスト。他人頼りの人
はアウト。もはや罰ゲームだね。
一人ずった、参ったな!



ソロで慣れているから一人で歌う分にはな
んでもないはずがとんでもない。
慌て症の私はあえなく轟沈。



緊張しまくり、蚊の鳴くような声、全くのリズ
ム音痴が露呈、情けない。
見事に指摘されてしまった。



本当にヘタレだ、集中心に欠
けるとこうなる見本みたいなもの。



それでも、問題になる歌、重要視する歌が
はっきりした。
今後の練習に活かしたいと思う。



最後は、団歌「出会いの歌」を練習して、
2日続きの強化練習は終わった。
団歌といっても、2年に一度しか歌わない。
とてもロマンチックできれいな曲だが難し
い。



新しい人は初めて歌う人も多い。しかも
しかも暗譜は必至だし新曲が演奏会直前
に一つ増えたと思うべきだろうね。



これからの課題は、団歌を含めた12曲の
完全暗譜。それぞれ違う曲想の表現と、お
互いを聴き合う気持ちで歌うことなど。



アンサンブル練習で覚えてしまわなければ
ならないが、あと4回しか練習はない。いよ
いよ迫ってきた。



今回の強化練習がどれだけ歌唱力向上に
なったかわからない。でもみなの気持ちが
演奏会に向かって一つになったとは言える。



自分の問題もわかったと思う。
これからは個々の団員の気持ち次第、どれ
だけ努力するかにかかってくるのだから。



といっても私はもう高齢者。さすがに疲れ
たなぁ~!!
足元をふらつかせながら帰りついた感じ。



さあ、25日はソロレッスンだ、
頑張るぞ!!



◎アンデイムジーク・コンサートのご案内

当日のチラシです。

An die Musik.jpg


横浜にお住まいの方、近郊の方、お気軽
においでくださいませ。
JR関内駅から5分、アクセスも最高です。
私のブログのメッセージにご連絡いただけ
れば手配いたします。
チケット代金は全席自由で1500円です。




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アンデイ・ムジークコンサート、強化練習の記(1日目) [合唱]

ダウンロード (3).jpg


こんにちは。



アンデイムジーク・コンサートまであと1か
月半。
先ごろ強化合宿ならぬ、強化練習を2日に分け
て行われた。
場所はJR新杉田駅の近く杉田劇場の練
習室を借りて行われた。



時間は9時45分から16時45分まで。途
中一時間の昼食休憩をはさみ実働6時間
の長丁場だ。



1日目は、モーツアルトの宗教的作品を練
習した。

ミサ・ブレヴィス全曲
タントウム・エルゴ
アヴェ・ヴェルム・コルプス

それと
アンデイムジーク(シューベルト)



その前に1時間半ほどかけて、いつになく
念入りに発声指導が行われた。ピアノの
前に全員集合して・・・

・声帯生理学?
・発声理論
・息だけで声帯を鳴らす発声から始まり
・呼吸を使って50メートル先に音を飛ば
す発声
・響きを出す発声法
・胸声発声の仕方 などなど・・・



喉を使う声が混じると厳しい声が飛ぶ。
たしかに響きでわかるよね。
喉を使った発声はNGということは分っ
ているが、油断すると喉声になりやす
いものだ。歌い始め、強く歌うときなど。



だだし、決して隣を意識して競争しよう
としないことと、念押しが。
自分なりの声の響きを鍛えてゆくの
だ。



いつもの練習ではできないことをたっぷ
りと念入りに行った。
発声法についてはまだまだ知りたいこと
がある。ここではまだまだ教わる立場だ
ら。


問題はそれを具体的に実行に移せない
でいるのが現状だ。
学んだ内容は改善できてから、記事にし
ようと思う。



ただ個人の自習では難しいことでもあ
る。先生について数年声楽を学んでいる
が、まだまだ入り口をうろついている。
自分の問題点はわかっていてもである。
さんざん指摘されているからね。それでも
諦めないで頑張ろうと思う。



年齢の大台はすぐそばで焦りもあるが青
年の気持ちで追求して行きたいものだ。
行けるところまで・・・



11時一休みしてミサ曲の練習から。6曲
全曲を歌った。
私の問題点はラテン語が早いテンポにな
ると、ついてゆけなくなること。
グローリアは鼻からアレグロ、、クレドのバ
リトンソロ以降のアレグロ部分。ほんの数
小節だが速い!!暗譜が早急の課題だ。



ミサ曲の構成

キリエ
グローリア
クレド
サンクトウス
ベネディクトウス
アニュスデイ



クレドとグローリアが長いがあとは短い。
全曲で20分くらいか。
小ミサと呼ばれる。
モーツアルト12歳の時の作品だという。
驚きだ。正真正銘の天才と思う。


ミサ曲のあとはアヴェ・ヴェルム・コルプス。
アヴェ・ヴェルム・コルプスの作曲は
1791年、35歳の時だという。
モーツアルトは同年35歳で亡くなって
いる。死の予感があっただろうか繊細
で魂の洗われるような旋律はとてもお
気に入りだ。


モーツアルトの最後はタントム・エルゴ。
タントムエルゴは偽作という話もあるが、
この曲の価値は損なわれないと思う。
軽快なテンポで神を礼賛するモテット。



続く1800年代、シューベルト、ショパ
ン、メンデルスゾーン、シューマン、ビ
ゼーなど多くの作曲家が30歳代で早
逝している。



人生の短い間に後世に名曲を残した。
心から尊敬したい。
凄いとしか言いようがない。



16時45分。、ソロの練習のあと終了。
帰りは雨天だった。
寒暖の差が激しい、不安定な天候が続
く、体に気を付けよう。



本当はミサ曲全曲暗譜したいところだ
が、外国語だし自信がない。問題箇所
を重点的に覚えることにする。



演奏会場は大ホールだ。30名あまりの
少人数での演奏だから。声を前に飛ば
すには楽譜に貼りついていたらダメだか
ら。



歌については新しいことはなにもない。
今まで学習したことをしっかりと身に着
けることだ。



でも、さすがに6時間は大変だった。
とにかく疲れた~。
座っていての練習が多かったが、下半
身が硬直してしまった。



この記事を書いているのが25日深夜、
結論からいうと、24日の強化練習も無
事終わり、本日のソロレッスンも実り多
い時間だった。関連記事はまた別の
日に。



22から4日間歌づけ。火曜から木曜ま
でしばしの休息となる。



アンデイムジーク・コンサートのチラシ
です。お近くの方ぜひお運びください。
5月から新元号。身が引き締まります。



An die Musik.jpg




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ジョン・ラターを歌う(改訂版) [合唱]

ジョン・ラター.jpg
ジョン・ラター


こんにちは。


6月12日のジョイント・コンサートで
ジョン・ラターの曲を英詩で歌うので、
今鋭意練習中である。


音取りがすんでいるのだが、英語の歌詞
で歌うとなると簡単でないということを
つくづく感じる。


タイとシンコペーションの存在のためだ。
ラターの曲は大半が宗教曲である。
世のクラシックの権威の人たちはクラシック
と認めないという。ポップス曲扱いされて
いるのだ。


この歌も聖公会の讃美歌で、多くのキリスト
教の宗派でも歌われている曲なのだが。


英語圏の人たちにとっては簡単がことだが
日本人にとり英語詩はハードルが高い。
意外と難しいのだ。


日本人のローマ字の発音と英語のアルファ
ベットでは発音自体が違うので、日本的
感覚で歌えば、日本語的英語になってしま
う。それはしょうがないと思うのだ。


それを認識して、いかにネイティブの英語
らしく歌うかがポイントとなる。
それはラテン語、イタリア語、ドイツ語も
おなじだと思う。


いかにらしく歌うか発音とイントネーション
を近づけることだ。
私は歌詞読みを徹底しすることにしている。


「音無しのリズム読み」だ。完璧な英詩読みは
ネイティヴでないので難しいが雰囲気を近づけ
ることはできるだろう。


それと、ユーチューブでよいから、実際原語で
歌っているのを繰り返し聴くこと。


それに、ユーチュ-ブには四声の音源がア
ップされている。リズムと音はそれで覚えられる。
グッジョブ!!
ピアノの弾けない私としてはこれが一番の練習法。



6月12日は2か月半先そんなに時間がない。
まずはリズムを体で覚え、英詩を読み込む。
ひたすら単純作業だが、自主練習ではそこまで
後は集まってのアンサンブル練習で仕上げる。



これはソプラノの音源と4声の楽譜です。
リズムに注目願います。




ラターの曲自体は他の宗教曲と違いポッ
プスの要素も入っていて親しみ易いのが
特徴だ。
昨年のコンサートでも別の曲だが歌って
いる。


「All things bright annd beautiul」の演奏
動画を載せた。混声四部合唱の編成で
ある。


今回練習している曲と同じ編曲と思う。
歌詞も明瞭だし良い教科書になりそうだ。






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