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未だ道の途中 [音楽]

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旧天城トンネル



こんにちは。



私の声域はハイバリトンだそうである。最
高音は今までGが限界だった。でも本当は
バリトンといえどもハイAはだしたい。
だが今は出そうとすると声が裏返ってしま
う。



発声練習で綺麗な声前提でなければハイ
Aも出ていると思うのだが。
それにGでも跳躍したり、高音が続いたり
すると苦しくなる。



ところが最近微妙な変化がでてきた。曲
とか歌い方?によっては、A♭がでるよう
になった。それと跳躍してもGが実声で楽
にだせるようにも。
あれれ!
いままでどうしてもできなかったことが。



最近歌った歌「ゆかいに歩けば」の最後
のフレーズは、「EーA♭ーG」と動く。
フォルテシモで伸ばしきって終わるのだ
が。



A♭の音域は合唱で出てくるのは宗教曲
くらい(第九はハイAだが)
いままでは裏声でしか出せなかった。で
も今は実声で出せる。



ただA♭、Gとも割り振られた歌詞は「り」
と「に」、母音はイである。
きれいに出しにくい。
フォルテシモだから地声で歌いたいのだ
が。
全員が出せる声域でないので裏声との併
用となるのはやむ負えない。


★2段目、テノールの部分に注目

愉快.jpg


それと今シューベルトのセレナーデを練
習しているが、原曲は最高音G、苦しい
からと一度下げて歌っている。



3年前、サマーコンサートで歌ったときは、
苦しくて悲鳴に近かったから。
ところが今は原曲(G)でも楽に歌える。



何かが変わりはじめたと感じる。
最も口内の狭さ、舌の硬さを指摘される
のは相変わらずなのだが。



まだまだ検証不足なので書くことをはば
かられるが、あきらかに喚声点が変わっ
てきた。



ただもう少し見守りたい。声楽レッスンの
効果であることは間違いない。やはり4
年の経験は無駄ではなかった。



最近合唱では相応の効果が出てきて、
自信もついた。不思議なことに楽譜を初
見で歌う力も強化されたように感じる。



もっとも母音によっては苦しさは変わら
ないので歌い方を工夫する必要がある
が。



今の課題は高音で裏返ることを止めた
いのと、舌の硬さと下あごの動きすぎ。
良く指摘されるが未だ暗中模索の段階
だ。



ある歌う会で知り合いになったプロの歌
い手さんに具体的なアドバイスをいただ
きエクササイズに励んでいる段階である。



それと最近ブロ友さんから目から鱗のア
ドバイスをいただいた。本当にありがたい
ことだ。



レッスンを受け始めた時、私には声量が
足りなかった。
口の中が狭かったのである。



昔から歯が悪くて歯を見せずに歌う習慣
がついて大きく口を開けないようになって
いた。典型的なボソボソ歌い。レッスンで
も指摘されてもなかなか直せなかった。



普通の人には当たり前のこと。私には口
を開くことが課題であった。
下顎を下げすぎると声帯を圧迫する、か
といって上顎をあげるのは難しい。



もちろんアゴの関節の構造上、上顎自体
は上がらないのだが。
今ある実験をしている。顔面の筋肉を簡
単に動かす方法だ。口角を上げろといわ
れるあれだ。上げろといわれて簡単にで
きるものではないと思うのだが。



顔面筋を動かせればこれは凄いメリット
がある。下あごはできるだけ並行を保つ
べきかな。(下げすぎると、喉を締めるか
ら)



これらに気を付けていたら、声域の変化
に加え、響きと声量が明らかに増した。
客席に届く声の実現に一歩近づいたか
なと感じている。



まだ、そんなに成果が上がったわけでは
ない。道の途中だ。ただどうしていいかわ
からなかった昨年とは違う。希望の光が
差してきたのだ、ワクワクしている。




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遠くなりにけり、50数年前の記憶 [合唱]

20160220021221.jpg



こんにちは。




先日、といってももう2週間前になる日
1年ぶりにコールメロディオン三楓会の
会合に出た。



この合唱団を立ち上げるときつけたOB・
OG会の名前だ。三は慶應の三田、楓は
日本女子大の楓風からとった。



愛称「コルメロ」。KOと日本女子大が提
携してできた。
提携をはじめたのが1962年。私が大学
3年のとき。
執行学年として生みの苦しみを味わった
から特に思い入れが大きい。



1昨日は総会を経て、後半は現役を交え
て恒例の合唱をし、女子大の会館で懇親
会、2次会になだれこむパターン。



結局帰り着いたのは日付の変わる10分
前だった。翌日も予定あるのに。
護国寺の居酒屋から自宅までなんと遠か
ったことか。



今年はうれしい知らせがあった。大学の
1年生がなんと29名も入部したという。
団員は総勢92名!となる。



少子化の時代団員確保は困難になって
いる。その中ですごいことだ、われわれ
も頑張らなければと思う。



名前が売れたのか今年が特別だったか
か判然としないが来年の結果でわかるだ
ろう。
大学のオリエンからもう2か月経つが退
退団者が1人もいないのがうれしい。



総会は現役の合唱からはじまった。粗削
りだが声が美しい。もはやわれわれとは
別次元の合唱だった。
幾年たっても後輩の発展はうれしいもの
だ。



私もこの6月に誕生日がきて傘寿への大
台までカウントダウンが始まっている。
正直嬉しくない。この先何年歌っていれる
か先が見えなくて不安だ。



今年は令和元年、時は容赦なくすぎてゆく。
多分今年も経ってみればアッという間だろ
う。子供、孫世代の後輩たちと一緒に歌う
と本当に若返るのだ。



現役交えての合唱は、団の愛唱歌集の中
から各年代の学生指揮者が思い出の曲を
指揮することになっている。



実は私も大学時代は指揮をしたことがある。
でも、もはや50数年前さすがに辞退したが
やってみたい気が起こってきた。
次回はできるよう再勉強してみようかな。



当日の演奏曲を羅列してみた。このなかで
まともに合唱できるのは、アヴェ・ヴェルム
と古時計、大地讃頌くらい。ドイツレクイエ
ムは数年前に歌ったが忘れかけている。

夢見たものは

アヴェ・ヴェルム・コルプス
ドイツレクイエムⅣ
大きな古時計
いざ起て戦人よ
大地讃頌
夜のうた



私の学生時代歌った曲も愛唱歌集にある。
磯部俶作曲の「子供と笛」だ。
大学3年のとき、指揮を体験した。その時
の振った思い出深い曲だ。4分の2拍子か
らはじまり4分の4拍子に変化に変化する
テンポの緩急がついて、最後は2拍子に
戻って終る。結構厄介な曲だ。



動画をさがしたがこの1曲のみしかなかっ
た。この曲はハーモニーがすきだ。
磯部俶先生の代表作品の一つである。
(片山俊彦 詞、磯部 俶 曲)
今はほとんど情報がないのが残念だ。



そのうちこの曲を振ってみたいと思っている。
指揮への再挑戦という大それたことでなく、
50年以上前に振った思い出深い曲とし



現役は6か月後の12月に定期演奏会が
ある。4月に新入団した1年生も歌う。
どんな演奏が聴けるか今から楽しみだ。



そして2年後は60周年記念演奏会だ。そ
の時ににステージに立てるよう精進しよう
と思う。




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