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手ごわい、モーツアルト・ミサ曲 [合唱]

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MOZART   Missa breviis in G
(KV49)



こんにちは。



やはりモーツアルトは手ごわい。ほぼ毎日
手元の目につくところに楽譜を置いて、歌
詞と譜読みをしている。



これをしまい込むと、見なくなってしまう。
目の前にあれば嫌でも手に取るからね。
メインの練習はクレドに絞っている。あれも
これも手を出しても混乱するだけ。



不思議なことに、クレドを読み込むようにな
ったら、グローリアも譜読みができる。歌詞
読みは別に必要だが、曲さえ読めればなん
とかなる。



クレドで印象的なのは、最後の歌詞
「et vitam venturi  saecui」
以降のフーガ。上昇形の六音音階により進
行する部分。



バッハのハ長調のフーガで良く知られてい
る声部でもある。
アーメンの連続形だが簡単そうで歌いにく
い。



クレドでは多彩なメロディやハーモニーが
使われている。77小節からは減7和音を
含むメロディー、半音階的な下降形和声
など。



キリエ、サンクトウス、ベネディクトウスは
全編が短い定型詞でほぼ歌える。あとは
アニュスデイの歌いこみだけだ。
後半のアレグロ部分が曲者。非常に軽や
かなのだが・・・問題は滑舌か。



ミサ曲のポイントはテンポがアレグロに変
わる部分とフーガ。アンサンブルが合わな
くなってくるのだ。そして歌詞を見逃すとつ
いてゆけなくなってしまう。



モーツアルトがこの曲を作曲したのが12
歳のころ。ザルツブルグ滞在中、1768年
という。



しかも、この年に交響曲7,8番、オペラま
で、10曲を作曲したというから、もはや化
け物というしかない。才気あふれた少年で
あったに違いない。



ピアノを弾くモーツアルト少年。

album_pic-Mozart-2.jpg


私としてはアニュスデイの後半部が好き
だ。前半は荘厳に後半は羽根がはえたか
のような軽やかさ。この軽やかさを十分表
現したいと思う。それには滑舌をもう少
頑張らねばならない。





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