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モーツアルトミサ曲「ブレビス」(KV49)の仕上げ [合唱]

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こんにちは。



12月に入った、今が一番暇な時期かな。
来年の2月が初の本番となるから。
その代り、音楽を楽しむ時間を設けている。



9日オケのクリスマスコンサート、13日は
歌う会の文京シビックでのコンサート、そし
て22日は後輩の混声合唱慶応義塾大学・
日本女子大学、コールメロディオンの定期
演奏会を聞きに行く。



でも本当はのんびりしていられないのだ。
来年5月に、所属する洋光台混声合唱団
の2年に1回の演奏会「アンデイ・ムジー
ク、コンサート」が控えているから。
後半年、時間は待ってくれない。あっという
間にやってくる。年を越えたら焦るだろうね。



指揮者が三名、一人あたり月2回。3月に
集中練習があるようだ。
2週間に1回のペースはそんなに多いわけ
ではない。だから1回1回の練習をしっかり
やることがが重要なのだが。



歌う曲はモーツアルトミサ曲(6曲)+タント
ム・エルゴ。そしてアヴェ・ヴェルム・コルプ
ス全てモーツアルトで計8曲。



その他J-POP6曲、そして組曲「ワクワク
」6曲を歌う。
1曲あたりはそんなに長くないのが取り柄だ
が。それでも12曲。



ミサ曲・宗教曲はラテン語で歌うため、譜面
もちOKだが、そのほかの曲は暗譜だ。慣れ
ているとはいえ、これからは暗譜の作業に
力を入れなければならない。



さて、ミサ曲は6曲あるが、小ミサで演奏時
間は10数分。そのため、タントム・エルゴと
アヴェ・ヴェルム・コルプスを加えて1ステー
ジとする。



どれも短いが中に長い曲がある。それは
「クレド」(230小節)。あとは一気に歌い終
われるがこれはそうはいかない。



アダージョ、アンダンテ、アレグロと変化す
る。なれないラテン語、下手をすると途中で
歌っている個所を見失う。
そうなると、途中から入れない、最後までク
チパクということになる。



モツレクでも最初はそういうことが良くあった。
でも、このクレドは数回歌っている。でも対訳
をいくら読んでもラテン語は慣れない。



だから歌詞読みを繰り返してメロデイ共々覚
えてしまわないといけない。これからはこれ
が一番の難物と思う。



でもね、普通に練習しているとアカペラなの
で飽きてしまう。まるでお経を読んでいる感
覚になるのだ。



階名読み、母音唱、歌詞読み。手を変え、
品を変えてメロデイを体に刻み付ける必要
がある。楽譜の後追いだと、必ず見失うか
ら。



いきなり歌いこまないで、毎日少しずつで
も練習した方がいいのかもしれない。次の
練習は珍しく1週間後、少しでも進歩したい
ものだ。



「ビブラート論議」について



合唱指揮者の中には音の揺れは、音が下
がるから、ビブラートは使わないようにとい
う人がいまでもいるらしい。



コンクールでもビブラートはご法度なところ
があるとか。どれほど単一の音に入れ込み
があるのだろうか。
確かに私が合唱を始めた1960年代はそ
ういわれていたのを覚えている。



教会で歌う時代だった18世紀のころはま
だ、混声などがなく少年合唱の時代で単
一の声、ノンビブラートでしか歌えない時
代だった。



ただ、近世は教会でなく演奏会場だ。ス
ペースは広くなり、隅々まで音を行き渡
らせる必要がでてきた。



音を行き渡らせるためには自然のビブラ
ートはむしろ必要といわれている。それ
もダメならベルカントなんてアウトです
ね。


★あるイタリアの声楽の先生の言葉


「支えのないビブラートはだめだけど、
しっかり息の支えがある上でかかる
ビブラートは構わない」



さて日本におけるビブラートのあり方
について興味深い記事を発見しまし
た。時間のある方はどうぞ。
http://stone.tea-nifty.com/blog
/2007/12/post_d7a3.html



アヴェ・ヴェルム・コルプスをビブラート
なしで歌えという課題に対して



決して声を荒げないで歌う、声は揺らさ
ない。内声テノールはきれいな声で・・・
CresとDimを多用して、静かに歌うこと。
少年合唱のように。



シニア合唱には結構難しい課題です。経験
値の少ない少年に戻るわけにはいかないも
のね。



声を揺らさない、ストレートに出す。これはエ
ネルギーいるよね。この曲はゆっくりだし、息
を持たせるのが難しいのだ。
ピアニシモ、会場の隅に届くかな?。




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