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終わった!日瑞交流コンサート [合唱]

日瑞.jpg

当日のプログラム表紙



こんにちは。



スイスの合唱団、ポスト・スクリプトムとの
ジョイントコンサートが26日無事終了した。
懇親会を終えて、雨の中深夜12時帰宅
全身綿のように疲れていた。今まで本番で
これほど疲れたのは初めてだ。





東京芸術劇場コンサートホールのステージ
は最高だった。2000人も収容できるホー
ルでありながら、こじんまりと感じる不思議
な空間が広がっていた。



ステージに登壇して客席を見る。さすがに
3階は見渡せないが、2回までは人で埋ま
っている。7割というところか、凄いね。
だって2000人も入る大ホールだから。



オケ、合唱団合わせ、二百数十人が乗って
も余裕を感じる広いステージ。
歌う環境としては最高だったと思う。ステー
ジの裏手も広く、椅子も備えてあり会話もで
きる空間があり、とても気に入った。



合唱団は総勢200人(スイスのお客さん
50人を含む)
オケは総数を把握してないが60人前後
だったと思う。全員女性というユニークな
「G・Dream21 レディースオーケストラ」の
優雅な演奏は素晴らしかった。



今回のソリストは大層評判が良かったよ
うだ。ソリストはソプラノ、テノールは別と
してバス、バリトンとアルトは堂々とした
体躯の人が多いね。
体は楽器そのものだからね。そうなるの
は必然かもしれない。



プログラムは第一部がオペラ合唱曲。そし
て子供たちとの交流を楽しむステージ。
第2部は大曲モーツアルトレクイエムのス
テージ。



200人の合唱だと聞いてコントロールが
大変だろうと思った。
並びをどうするか心配だったが、そこは以
心伝心、団員同士で適当に並んで、案ずる
ことなく出番を待つことができた。



なにせ、スイスのお客さんは並外れて大き
い。日本人は小さいからね。特に席順を指
定しないでも、スムースに入退場ができた。



私は並外れて小さい。というか戦後の欠食
児童そのものだから。
なんといっても昭和22年新制小学校第1
期生だもの。あのまずい脱脂粉乳で育った
年代と言ってももうわからないよね。



まあ、背丈ばかりはどうしょうもない。でも最
前列もいいところはある。



★当日のプログラム

交流日瑞.jpg


オペラはとても心配だった。イタリア語の早口
言葉にいまだ慣れていないから。
しかも指揮は初めてのスプリクトム合唱団のロ
マン先生だし、どんな指揮をされるか予想がつ
かなかった。実際はとてもわかりやすくすぐ慣
れたが。



オペラ合唱曲の最初はベッリーニの清教徒
「ア・フェスタ」
とても速い曲だ。160小節もある歌だが
とにかく速い。遅れないよう必死で歌った。
歌い始めてあっという間に終わった。まった
く心配することはなかった。



第2曲はナブッコ「Viva Nabucco」。合唱団
は群衆の役で、特に難しくはない。



第4曲合唱。カヴァレリア・ルスティカー
ナ「レジナ・チェリ(祈りの合唱)」
この曲は教会の中で復活祭の歌を歌う場
面、ラテン語だからほっとする。



ただ合唱としては難しかったかもしれない。
2分の2拍子から始まり、拍数が目まぐるし
く変化するので指揮を見てないとついてゆ
けない。



最後はヴェルディのアイーダ「デュエット・
フィナーレ」
この曲が一番お客さんの共感を呼んだと
思う。殆ど主人公(ソリスト同士)のデュエ
ットが中心。最後にアイーダが天上に旅立
つところを合唱がバックとなり祈るように、
静かに歌って終わる。
ドラマチックな幕切れも良いが、このような
抑制的なフィナーレも良いものだ。



最終曲だったからかもしれないが、お客さ
んの反応が凄かった。
ブラボーが飛び交う幕切れ。うれしいもの
ですね。



そしてスイスのお客さんのために、スイス
の国民的な歌という「愛国の祈り」をフランス
語で、お返しに日本の「さくらさくら」は日本語
で子供たちも入れて、全員でアカペラで歌っ
た。
ここら辺が交流コンサートの良いところ、ほ
のぼのとした雰囲気になるものだ。



子どもたちが出演してくれている間にしばし
の休憩を取らせてもらう。
「ジュニア・アーツ・アカデミー音楽」演奏曲
  ・ハイホー
  ・となりのトトロ



第2部は大曲モーツァルト・レクイエムを歌
う。





(後半に続く)




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