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ドイツリート大好き(シューベルト・セレナーデ) [音楽]

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こんにちは。



今日は外出せず、シューベルトのセレナーデ
練習をしている。4月12日にミニコンサー
トでソロを歌うので、時間が迫ってきている
のだ。しかもソロのステージでは最後を歌う
ので緊張この上なしだ。



数ある歌の中でも、これは男声の歌。だっ
て、夜の窓辺で、愛を歌い、去ってゆく歌な
のだから。だから夜鳴く鶯、ナイチンゲール
なんです。それはきれいな声で鳴くそうだ。
でも今ならこれをやったらさしずめストーカ
ーで逮捕されるのは確実だね。夢のない時
代になったね。せめて歌で再現しよう。



セレナーデはシューベルトの最後の歌曲集
「白鳥の歌」に収録された品で、いわゆる連
作ではなく、遺作集だ。
白鳥は死ぬ前に一度だけ鳴くという言い伝
えから、シューベルが亡くなる1年間で作曲
した曲14曲を「白鳥の歌」と名づけて出版
したそうだ。



男声目線の歌だが、アリアと違い女性にも歌
うことが許された男性の歌。
前半は美しい3連符で構成され美しく優しい。
最後で、感情が爆発する歌い方。でも女性が
歌うと全体に優しいイメージが強い。



私は、男性の歌うシューベルトはあまり好き
では無いが、今回は私は男声だから、歌うの
にすこし困っているわけです。ドイツ語は歌
い方次第でゴツゴツしてしまうから。



個人的には、ナナ・ムスクーリの抑制的でさ
さやくような歌声が好きだ。男声のは朗々と
歌い過ぎるようだなあ。
でもマイク無しだから、どのみち朗々でない
とダメか。



まあ男声の歌なら朗々が当たり前か。そうす
ると美しくもなんともなくなるがね。
ただ美しさなら、一番はピアノとバイオリン
だね。これは相性最高だ。バイオリンは人の
声に近いといわれるが、本当にセレナーデに
あっている。



困ったものだ。朗々と歌ったら、とてもドイ
ツ人にはかなわないし。「嫋々」と歌うしか
ないね女性的だが。



ここはやはり男声歌手。






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