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O del mio dolce ardor練習中 [音楽]

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こんにちは。


今日はもう5日。一年の計ではないが
ソロレッスンを振り返ってみる。


声楽レッスンを受け初めて、もう3年にな
る。その間8月発表会で歌った曲は6曲、思
い出すと反省ばかりが先に立つ。


★アンデイムジーク(ドイツ語)
★夢路より
★シューベルトのセレナーデ(ドイツ語)
★アルディラ
★私の心はバイオリン
★秋の女よ


考えて見ると原語の歌少ないね。気後れがし
てしまうのだ。それと、聴いてくれる人の要
望があったりして。でも、外国の歌曲は原語
で歌いたいもの。


レッスンは発声練習から始まる。先生はピア
ノを弾きながら私の口元をじっと見ている。

★舌根が盛り上がる、
★舌は平らに
★口の中が狭い、あと3センチ開ける。
★声帯を引っ張るイメージで歌う。
★50、100m先に届けるイメージで.
★音程、リズム等etc・・・


などなど指摘が飛んでくる。


30分近く、各種の母音唱、スタッカート、
じっくり時間をかけて。裏声は禁止。


それから、課題曲を2曲歌う。不思議なこと
に良く予習したつもりでも、先生の前に立つ
とミスだらけ。自信のない音は必ず狂う。


当然前に進めない。リズム、音程、歌詞どれ
が悪くても出来るまで。当然だが。
できなければ次回の宿題、勉強してこなけれ
ば遅れるばかり。1か所良くても、他が悪け
ればダメ、厳しいね。でもなんて不器用なん
だと思う。


別にプロ歌手になるわけではないが、歌を追
及するにはプロもアマもない。でも声楽以前
の状態から、人前で歌えるようになったのは
、ひとえに先生のお蔭、感謝しかない。


ドイツ語は苦労した。1年目は大分見逃して
くれたらしい。2年目のセレナーデは全部直
された。Ichですらまともに発声できなかっ
た。子音はしっかり,撥音の発声、ウムラウ
トの発音。学生時代第2外国語で学んだな
んていうお飾りはなんの役に立てず、しっか
りとしごかれた。


お蔭で、セレナーデは暗譜も出来たしもう持
ち歌といって良いと思う。(先生によると、
暗譜してない曲は持ち歌といわないそうだ)
今年はイタリア語でしごかれることは覚悟の
上で、正月早々から練習なのだ。


今年はソロを歌う機会が増えた、頑張りたい
と思う。


〇4月12日、信州上田、ミニコンサート
★シューベルトのセレナーデ(予定)

〇8月EKOコンサート
カンツォーネとイタリア歌曲を歌う。
★彼女に告げて(日本語+ナポリ語)
★O del mio dolce ardor(イタリヤ語)


今は譜読みよりも、歌詞の読みこみに懸命。
1月15日のレッスンで始めて歌う。この曲
自体はイタリア歌曲を歌う人なら一度は歌っ
たことがあると思う。有名曲だ。


でも皆さんが何でもないと思う曲もわたしに
は難曲。8月のコンサートまで練習は計7、
8回と少ない、暗譜できるかな。


それでも、この頃、高音が裏返らず、声帯を
引っ張るイメージが何となくつかめてきた感
じだ。スタッカート練習は高音でも大丈夫に
なったし高音域も1度は上がっているし、や
はりレッスン効果だと思う。


まだまだ目標のハイAには届かないが、無理
すれば♯Gまではなんとか行けるかな。
昨年のコンサートの「秋の女で」はGが一杯
一杯だったので、普通に出るのはうれしい。
まだ喉声っぽいのが気になるが。もっとも、
先生には褒められることはないんだけれど。


口内が狭いのは相変わらずだが、仲間に姿勢
が良くなったといわれる、素直にうれしい。
姿勢が良くなったということ伸びる可能性が
あるのだから。合唱仲間でソロのベテランの
言葉は重い。



3日のNHKオペラコサートをみていて、歌
手の皆さんが口だけでなく、顔面一杯で歌っ
ていた。本当に感動した。ああでなければ、
声は届かないものね。



8月まで時間はあるが、レッスン自体は多く
ない。何処までやれるか、頑張ろうと思う。



o del mio・・・の楽譜つき演奏動画です。こ
のキーで歌います。ユーチューブは便利たね
、すっかりピアノ替わりを果たしてくれる。


 






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電設の歌姫「マリアカラス」を偲ぶ(NHKニューイヤーオペラコンサートを聴いて) [音楽]

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こんにちは。



波乱含みの年明けですが
今年もよろしくお願いします。
私は静かな新年を迎えました。



さて、3日、NHKニューイヤーオペラコン
サートを聴いた。オペラは友人がオペラ歌手
のお蔭で好きになった。ただ本格オペラは聴
いたことがない。ミニオペラは劇場で毎年聴
いているが。それでも録画とは臨場感が違
う。



オペラ歌手の何と表情豊かなことか。目を見
開き、口角を釣り上げしっかりと声量豊かに
歌う、素晴らしい。



合唱でも先生は目を見開いて歌えといわれ
る。教える時の先生の顔、パッチリと目を開
け口角を上げ、振りが付くとまさにオペラ歌
手そのもの。



先生、みなとみらい大ホールで開く0歳児の
コンサートでは歌のお姉さん。0から3歳児
が喜んで聴くものね。ステージ狭しと動き回
る。エネルギーはオペラ+ミュージカル並み
の運動量で感嘆する。



で自分はどうか、先生がソロステージの写真
を見るようにいう。ありゃ!どの写真れも目
を細めているではないか。




この動き、歌っている間中続けるのは結構大
変だ、とても疲れる。でも疲れるというと、
歌は疲れるものですと帰って来る。
合唱はできるだけ気をつけて、まずはソロで
しっかり実践しようと思う。ステージ写真を
見れば一目瞭だから。



どうも自分は口中の開け方が狭いようだ。し
かも目をつぶって歌うように見えることは最
悪だ。オペラを見習おう。もっとも、さすが
に振りは無しね。



今年のコンサートでもプッチーニのオペラ”ト
スカ”の「歌に生き、愛(恋?)に生き」が歌わ
れた。私はこの曲と「星も光りぬ」が大好き
だ。この2曲は歌姫トスカと捉われた恋人が
それぞれ歌う歌。



「歌に 恋に生き」の最後の歌詞「なぜ・・・ 
なぜ、主よ・・・! 私にこんな報いをお与えに
なるのですか?」には泣きます!!



考えてみるとイタリヤオペラの大半は悲劇で
ないだろうか。まあ悲劇はドラマチックだか
らね。最も、ベルカントの歌唱は少しも悲し
くないんだが。まあステージではマイクな
し、隅々まで声を届けなければならないから
ね。



我が団の先生からも悲しい曲はことさら哀し
く歌うなと釘を刺さている。
歌い手は感情に流されることのないように。
確かにラクリモサなど悲しく歌ったら、本当
に涙、涙になってしまいそう。



ところでニューイヤーオペラコンサートを聴
いていてマリアカラスを思い出した。私が大
学生のころはもう伝説の歌姫だった。
今年は没後41年だという。そんなに古い時
代ではない。



ユーチューブで検索しらマリアカラスの「歌
に生き 愛に生き」を発見した。
マリアカラスの細い体のどこからあの素晴ら
しい声が出るのだろうか。



1974年に来日公演、それが公式公演の最
後だったという。まだ50代の若さで亡くな
っている。



マリアカラスの録音盤を載せました。当時の
録音技術でも際立った歌声ですね。
まだ、お正月休みの方が多いと思います。
ゆっくりお楽しみください。





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「ウイーンフィル、ニューイヤーコンサート」と「一枚の写真」 [音楽]

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(ウイーン楽友協会)



あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。



久しぶりにゆったりとしている。テレビでウ
ィーンフィルのニューイヤーコンサートを聴
いている。毎年1月1日にウィーンの楽友協
会で演奏されるコンサート。



そういえば、今年の10月にウィーンの楽友
協会でドイツレクイエムを歌うツアーが組ま
れている。憧れのウイーン楽友協会で歌える
のだ。師匠もソロで歌う。こんな機会はもう
ないだろう。行って歌いたい。
でもさすがに、無い袖は振れない。残念なが
ら、諦めざるをえない。



その代わり今年4月にはミニコンサートだ
が、信州上田でソロが歌える。
6月5日はプロとジョイントコンサートに賛
助出演する。
そして6月30日は2つのレクイエム、モー
ツアルトとフォーレを歌う。



8月はアリアに挑戦する。イベントが前半に
偏るので、大変だが、ウィーンに行っている
暇はないかも。ウィーンの話は先生から聴く
ことにしよう。



今日は、8月に歌うグルックのアリア
「o del mio dolce ardor」を流してみた。キー
の合う楽譜がなかなか見つからず、ようや
く、Fマイナー、ソプラノ・テノール版をネ
ットで見つけた。最高音がGで歌えるので、
これで行く。



装飾音が多く、ピアノとの連携が難しいが。
イタリア語はゆっくりなら何とか、速くなる
ともうダメ。問題だなぁ。どうなることやら
頑張るしかないものね。



さて、ネットをみていて、心惹かれた記事が
ある。
ローマ法王が、長崎原爆投下の被害者の姿を
とらえた写真をカードに印刷して配布するよ
う指示を出したという。カードの裏には、法
王の要請で「戦争が生み出したもの」という
言葉が記載されるそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6266880



さてこの写真は、皇后陛下もお話されたこと
がありご存知の方が多いと思う。そう、日本
に原爆が落とされた直後に撮影されたという
この写真。



少年は赤ん坊を背負っている。背中の赤ちゃ
んはすでに亡くなっている。少年は真一文字
に口を結び、歯を食いしばっている。今にも
泣き出しそうな悲しそうな顔。きっと哀しみ
をこらえているのかもしれない。



その凛々しさ、気高さには涙を禁じ得ない。
終わるとそのまま立ち去り、後日も申し出
ることもなかったという。


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(出典:東京新聞)



原爆の悲劇は、いうまでもない。同じ悲劇が
広島、長崎で起こっていたのだ。人とはここ
まで残酷になれるものかな。



わずか70年前のことだ。私は当時5歳だっ
た。その後日本は平和となったが世界では争
いが絶えない。自分だけが平和でも周りが平
和でなければ災難となる。



もちろん核兵器が使われることはないと思う
が抑止力と見られている限り、イランとか北
朝鮮のような国がでてくる。
もし使われたら、人類に最大級の悲劇が襲
う。原爆でなく水爆だとしたらもっと非道い
ことになる。70年前の悲劇が再現されるこ
とがないことを祈るばかりだ。



音楽は直接的な抑止効果はないが、世界共通
言語だと思う。食べることさえ困難な人の前
では無力かもしれない。でも人の気持ちを癒
し落ち着かせる効果は何物にも代えがたい。



今年は何事もないように祈りたい。歌に平和
への祈りを込めていきたい。ウィーンフィル
の演奏を聴きながら思った。



人、民族間、気持ちは様々、紛争の種は尽き
ないが、それでも平和を愛する人がいる限り
人類は生きていけるのだと思いたい。一人の
力はしれたもの、個人にできることはなく祈
るしかないのだが。
この写真は戦争と平和を改めて考えさせるき
っかけになるかなと思った。


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