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詩人「金子みすゞ」に癒される [合唱]

金子.jpg

金子みすゞさん肖像。



こんにちは。



久しぶりに、3日間なにもない日が続いた。明日
も休養。
木曜のの会は申訳ないがスキップしようと思う。
未だ喉の違和感は続いているが咳は落ちつい
たがまだ出る。声はまだかすれているようだ。
薬・のど飴が手放せない。無理は禁物。




9月は無理しないでいようと思う。あと5日の我
慢。その間2日の練習がある。聴き役に徹しよ
う。
10月早々からは忙しくなる。もともと体力が落
たちたところに、雨に濡れたのが原因だ。だか
ら体力回復が大事なのだ。



体はもう若くはない。一度落とせば回復に時間
がかかる。こじらせたらもっと大変だ、今は大事
にあつかおう。怖くて声が出せないのだ。
たぶん一番最後にのどが元に戻ると思う。それ
がいつになるか、自分では判別できない。練習
は声を出さなくてもできるのだ。



問題は10月の本番、申訳ないが特別メニュー
とさせてもらう。正直もう自分だけの胸の中。
無理して悪化させないための自衛手段だ。本番
で力を発揮できるようにするのだ。
暗譜に勤めれば大丈夫と思う。当日声がでなけ
ければ何をかいわんやだ。



10月本番用の練習日は6回のみ。
20・21日本番練習 29、13,20日。
26日本番練習   4、18、25日(オケ合わせ)
皆、パート人員は足りているので、声の温存は
可能だ。仕方がない。その分本番ではしっかりと
歌えなければならぬ。



問題は、通常練習のほう。最近日は10月6日。
モーツアルト、ミサ曲。心配だがそれまで体力
回復に勤めよう。



10月後半は本番が連続する。場合によっては
本番を断念するしかないかもしれない。喉のケ
アをこれから並行することになる。



フェイスブックの記事を読みまわしていたら、
「金子みすゞ」
の記事が目に着いた。



「金子みすゞをうたにす
る」プロジェクト 竹原ピ
ストル、坂本美雨の参
加が決定!



さて、金子みすゞさんはご存知だろうか。大正時
代の童謡詩人、20代で夭折しその後長く世に
知られなかった。
遺稿が発見されたのが1984年だという。それか
らは瞬く間に脚光を浴びる。
大変恵まれない人生を送り、自死を選んだ薄幸
の詩人。



でも其の作品、500編あまりは大変愛と希望と
慈愛にみちた作品ばかり。純粋無垢という表現
がこれほど合う詩人も珍しい。
最近は詩に曲がつけられ、いろいろなところで歌
われるようになった。



かくゆう私も、2015年洋光台混声合唱団のコン
サートで鈴木憲夫氏作曲のみすゞを歌った。
組曲「みすゞこのみち」
このみちⅠⅡ、月と泥棒、私と小鳥と鈴と、水と風
と子供、草山、雪、全7曲を歌った。



とても明るいが、どこか悲しみがある詩、今も心に
残っている。特に「雪」は印象に残っている。
詩の一節を紹介しよう。



「誰も知らない野の果てで
青い小鳥が死にました
さむいさむいいくれ方に・・・」



と悲しみを歌い、空は弔いにと雪を蒔くのだ。
でも最後は天上へと上がる小鳥のために空は
「みごとな晴れ」を用意する。
という感じの内容だった。聖書の1篇みたいな
心洗われるストーリーだ。



彼女は自分の境遇と重ねて詩を書いている。
でも嘆かないし卑屈にならない。
小鳥は空の祝福を受けて天上に上がってのだが
。結末が素晴らしい。


「ちいさな きれいなたましひの
神さまのお国へとゆくみちを
ひろくひろくあけようと」



これは組曲の最終曲である、「このみち」にも
よく表れていて、この道のさきには何かあると
先の希望を歌っている。



自分はいま独りぼっちで悲しい状況だが、この
先には希望が待っていると期待するのだ。



「このみちのさきには
大きな森があろうよ
ひとりぼっちの榎よ
このみちをゆこうよ」



よほど苦しかったはずだが、希望と慈愛を失わ
なかった稀代の詩人金子みすゞ。また歌ってみ
たいなと思う。



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