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3年前の投稿(第九とドイツリートに寄せる思い) [合唱]


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こんにちは。



私にとって最初に出会った大曲は第九だった。
3年前、第九を2回歌い、ほかの大曲に移っていった。
当時の投稿をご覧ください。


★クラシック、「第九の呪い」と「神童モーツァルト」
(歌のつばさ:So-netブログ
 gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2015-09-23)



今年も、年末が近づき第九の話題がちらほら
聴かれる。私の中では、3年前は大曲というと第九
しか引き出しがなかった時代のことです。



私が今お邪魔している「なつかしの歌をうたう会」
でも、12月の例会に向けてこんな趣向が用意さ
れている。



★歓喜の歌(An die Musik)を巻き舌でドイツ語
で歌う。古沢利人先生、桜庭先生、このテキストは
本当にブラボーです!



日本語では第九の一部分を「歓喜の歌」として歌う
がそれをドイツ語の巻き舌を強調しながら、ローマ字
のドイツ語で歌おうという企画。これがドイツらしく
聞こえるのです。



ドイツ語はたしかにイタリヤ語より難しい。とくに
子音の使い方に慣れないと歌ってもドイツ語らしく
聞こえないのだ。でも第九だからそんなことどうも
もいいよね。それに巻き舌はドイツ語だけでなく、
イタリア語にも大事だからね。



私も、2014年のソロコンサートでドイツ語で
「An die Musik」を歌って日本語式ドイツ語だと
酷評されたことがある。
その話は笑い話になっているので、また機会を
見て記事にしたいと思う。



私は「日本語式ドイツ語事件」をきっかけにし、
先生にお願いして、ドイツ語の発音の訓練とドイ
ツリートのレッスンを受け直した。
ただドイツリートは2曲しか歌えないが、今は持
ち歌となっている。



当たり前だが先生も教え子が歌うとなると目の
色が変わる。
厳しい!妥協一切なし!
(言葉は優しいですよ・・・)



もともと大学時代に法学部で必須科目であった
ドイツ語。実戦では全く役に立たなかった。
会社時代、社用でドイツに行ってもしゃべれない
聞き取れない。
それでもミュンヘンでドイツ人に交じって乾杯し
ていた変な外国人だった。



ローカルの飛行路線ではドイツの抑揚のあまり
ないセンテンスの切れ目がわからなく長い、長
~いドイツ語が聞き取れなくて往生した。



まだ、ベルリンが東西に分かれていて、ベルリン
の壁があった時代でした(古いね!東ベルリンの
生活までしっかり見てきましたよ)
ブランデンブルグ門に無造作にポツンと置かれ
た国境を示すBar、印象的で覚えている。



2014年、ドイツ語を歌い始めたもの、いままで
のキャリアはまったく通じなかった。クラシックは
話言葉とは異なる面があるにしてもそれ以前の
問題。
先生からは徹底的にやるからという怖い、こわ~
いお言葉。そういえば、表情も生き生きとしていた
ような。



イタリア語のほうが入りやすいといわれたが。ド
イツリートが好きだからとキッパリ。
お陰で、1年間苦労することになる。すべてにダ
メ出しの連続、発音の全否定。トホホ・・・



でも、そのおかげで、2曲だが、シューベルトの
An die MusikとSerenadeは今でも暗譜で
歌える。今年4月に信州上田で暗譜で歌ったが
覚えていた。暗譜で歌えるとうれしいね。
もはや私にとり財産になりつつある。



そして一昨年のコールメロディオンの55周年記
念演奏会ではドイツレクイエムにまでチャレンジ
することができた。
歌曲を学ぶには普通はイタリア語から入るのが
常識という。私はドイツ語からソロの世界に入っ
たのである。



さて、3年前の記事は第九に関連する軽い読み物
となっています。読んだことのある方はスキップ
してくださいね。
秋の夜らしく少しホラー仕立てですが 笑



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