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8月31日昼どき合唱団定期練習「新曲&難曲」 [合唱]

昼どき.jpg思い出して.jpg



この曲は団の指揮者、尾花先生作詞・作
曲のオリジナル曲。
すなわち我々が歌うことで世に出る正真
正銘の本邦初演曲。
昼どきの演奏会では尾花先生の本邦初演
曲が2年に一回は演奏されるので、お客さ
んも期待してくれている。



今回の曲はいつもと違ってコミカルでリズ
ミカルな曲だ。それだけに我々の演奏の良
し悪しがポイントになるので責任が重い。
この曲はパフォーマンスもあり、簡単では
ないのだが。



演奏会も、同じ傾向の曲とかが続けば、単
調で飽きてしまう。この曲はお客さんが一息
継げるよう変化をつけることが目的かもね。
遊びの要素が入っているのだ。
新曲は第2ステージの冒頭で演奏される。



ステージの前半は、木下牧子の曲で幕開け
、山田英津子先生とのジョイントステージ
「世界の子守歌」で最高潮に達する。



ステージの後半は新曲「思い出して」で、一
息入れたあと。
繊細な小林秀雄ワールドにお客さんを招待
することになる。
「落葉松」「飛騨高原の早春」などなど。
これら真面目にさらったら、時間をいくらか
けても足りない曲だ。



特に「飛騨高原の早春」はテンポが緩急自
在に変化する。指揮を見なければ歌えな
い。対位法をふんだんに使っているし。
変化する中で、rit,ten,フェルマータがあるか
らね。



指揮者と歌い手の連携がこれほど重要な歌
はあまりないと思う。他の合唱団の演奏を聴
いても、皆完全にこなしているとは言えな
い。



8分の6拍子。
テンポ♪=216,180,216,132,216,162
全100小節の中でこれだけ変化するのだ。
いわば、
指揮者泣かせ!
8分の6拍子で歌い手泣かせ!



これほど作曲家に翻弄される曲もないと思
う。小林先生、みんなの苦労を天国で笑って
見てたりして(笑)
フォルテシモ1回だけ。最後はピアノで静か
に終わる。全体に静かな基調の歌。
それだけでは、面白くないので緩急の表現
をつけているのかな。



日本歌曲は簡単?、最近はそうではない。
歌うのが難しい曲がたくさん出てきている。
小林秀雄、木下牧子、信長高富さんたち
の組曲は簡単には歌えないものね。



テンポ緩急自在化、対位法、4声を超越し
た8声までの複雑な和声。宗教曲とかオペ
ラとかの手法も取り入れられている。その
うえ、クラシックのみでなく、ポップスの流
れも取り入れられている。



だから、それらを歌いこなすということは
合唱団としての実力を上げることになる。
難しいからと避けないで、敢然とチャレン
ジする合唱団になりたいと思うのだが。



自分としても歌に関しては随分と前向きにな
った。今年は難しいと避けてきたジャンル、
レクイエムなどの宗教曲、オペラの合唱曲、
アリア、J-POPなど広い分野をどんどん歌っ
った。確かに難しいがとても楽しかった。



来年以降は、合唱は一人のものではないの
で自分に投資したいと思う。
・イタリア語をもっと習得したい。
・ドイツリートの勉強をし直したい。
・フランス語の勉強に着手したい。
そのうちどれだけ、実現するか怪しいもの
だが、それでも少しでもできれば次につな
がるからだ。



今年はまだ終わったわけではない。10月
に3回の本番、11月に定期演奏会が待ち
構えている。まだまだ気を緩められないの
だが、それでも来年やりたいことを考える
と気持ちが高揚するのだ。






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