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終った!サマーコンサート [音楽]

、プロサマーコンサート.jpg


こんにちは。



私にとり、今年後半の最初のイヴェントが終
わった。今年は、6月に本番が集中したり、
胃を悪くしたりで、集中できない時期もあっ
た。



でも、このコンサートは格別で、なにより
自分しか頼りにならない状況で(あ、ピア
ニストさんは別格です)歌うということは合
唱にはなく、とても緊張するし、お客さんの
反応も気になる。



まだまだ、人に聴いてもらう実力もない、
(謙虚に思う)
こうゆう環境を与えてくれた山田先生に感謝
するとともに、聞きに来ていただいた皆様に
お礼を申し上げたいと思います。



さて、1曲目の出番は第1部4番手だった。
曲目は「o del mio dolce ardor」。一番力を
入れたた曲だったが、アリアは歌えて当たり
前、表現ができなければただの歌。



その点で、「歌うのが精いっぱい」では評価
も良いわけはなかった。でも自分的には、
アリアをとにかく歌えたということを評価し
たい。
ただ、来年もアリアを歌いたいが
ドイツリートに回帰するかで悩んでいる。



さて、いよいよ出番で楽屋の裏手に待って
いるときの気分は楽しいものではないね。
自信のない曲を歌う時など、それが最高潮に
なる。今はドキドキしなくなったが、待って
いてなんとなく、足元が覚束なかった。



これが楽しいと思うようになったら、いやい
や永久に来ないね。
実は、私には秘策があった。足の震える癖
の対策として、気分を収める薬を処方して貰
っていたのだ。



でもね忘れた。持ってくるのを忘れた(爆笑)
緊張が待っているのに忘れる、なんというこ
と。え!認知症。ブルブルそちらのほうが震
えるわ。



もう覚悟が決まる。
出番が来た、ステージに進み出る。
客席は暗いが、何となく見える。でも今日
の自分は老眼鏡だ。眼鏡のねじが外れて
いてレンズが水の中に落ちてなくなってし
まったのだ(泣)
これこそ泣きっ面にハチ、なんて冗談を
言っていられないね。



とにかく、周りがボーっしてなにも見えない。
近視+乱視+老眼、3重苦が襲い掛かる。
聴きに来ていただいた皆さんには悪いが、
「ま~ったく」見えなかったのです。ごめん
なさい。せっかく応援にきてくださったの
に。でも何も見えないことは,逆に緊張防
止になったのかな。



日本人のイタリア語で日本の人にわかって
もらえると考えるのは、笑止だね。
やはり歌の実力でわかってもらうしかない。
でもそうなるには、今の自分には100年早
い!(笑)



次回の曲の選択をしなければならない。
日本歌曲、イタリア・アリア、ドイツリート
どれにするか大いに考えよう。



O dei・・・というアリア、ピアノ伴奏はた
だリズムをとっているだけ。歌いだし、歌
い終わりの合図にはならない。ピアノから
の合図がないことほど不安なことはない。
信号はなにもないわけ。



歌い手は自由に歌う。だから、小節の始
めと終わりが(リズムトメロディ)がぴたり
と会わなければならない。それが難しい。
ピアノ合わせでも合わなかった。


メロデイ自体は難しくはないんだが。
歌い手が語る部分も多い。うまく歌えば
アリアの楽しさを伝えられると思うのだが
ほとんど伝わらなかったと思う。
まだまだ力不足、でもこれからもチャレン
ジしたいと思う。



2曲目は[彼女に告げてよ] この歌はお客
さんサービスとして選んだもの。
あまり知らなかったが、実はかなり有名な
カンツォーネで、いろいろな歌手が歌ってい
る。今の自分にはこれが一番合っているか
も知れない。



とにかく好きな人に直接告れなくて、仲介を
友人に頼む情けなさ・・・(フフフ誰かそっくり)
でも考えている内容は情熱にあふれている。
およそイタリア男性らしからぬ歌である。い
やいやイタリア男性の本質そのものかな。
でもこれ日本人の控え目さにも共通すると
思う。



気分よく歌った、発声がどうのこうのは忘れ
た。その気持ちが通じるのね、お客さんから
暖かい拍手をうけた。日本語の部分が効いた
かな。やはり歌は一方通行はだめ、歌い手
と客席との気持ちの交換。これが必要と思う。



レクチャーホールは200席ほどの小さなホ
ール。客席と気持ちがつながりやすい。
1000人もの大きなホールで歌いたいとも
思うが、それには大勢のお客さんと繋がれる
力が必要だ。



とまあ、まだ歌った後の興奮が収まらない。
合唱の本番がこれから大小、4回もある。客
席と繋がれるよう歌いたいものだ。



聴きに来ていただいた多くのお客様本当にあ
りがとうございました。次はもっと楽しんで
いただけるよう努力します。来年もよろしく
お願いします。



この歌「彼女に告げてよ」、私の心にも響い
ています。歌詞だけですが載せました。お
楽しみください。



「彼女に告げてよ」(Dicitencello vuie)


彼の人に伝えてよ
お前の友のその人に

この思い命をかけて
苦しい心に秘めた愛

伝えてよ この思いよ
夜ごとの夢に
忘れられぬ

狂おしく 燃える炎
この胸を焦がす  
愛しい人よ




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