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記念演奏会が終わった [合唱]

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当日のパンフレットです。


こんにちは。


私にとり、今年最大イベントの一つ、記念演
奏会が終わった。
今日7月1日、気の抜けたビールみたいにな
ってしまっている。
それもそのはず、演奏会、記念パーティー
2次会まで参加し、横浜の自宅帰着は午前
様。昨日はフル運転、自分でもやりすぎたと
思う。


6月30日、13時30分開演。
ステージに登壇する。大ホール1階は7,8
割方埋まっている。ブラボーだ。


坂本和彦 指揮者生活40周年記念演奏会

指 揮   坂本和彦

ソプラノ  安達さおり(藤原歌劇団)
アルト   古澤真紀子(藤原歌劇団)
テノール  岸野祐貴(東京芸術大学・オペラ科)
バス・バリトン 三浦克次(藤原歌劇団)

オーケストラ としまユングフェスタ・
        オーケストラ


坂本先生は日本オペラ振興会の指揮者。

としまユングフェスタオーケストラ指揮者。
ソリストは藤原歌劇団の皆さん。
そしてテノールは将来性無限の若手。
何とも興味深い組み合わせだと思う。



現実はゲネプロでかなり消耗し,不安のスタ
ート。演奏自体は目一杯頑張った。これほど
みんな頼もしかったことはない。
若い人が多いから集中すると凄い力になるの
だね。パワーを分けてもらった。これはまず
同年代からは貰えないもの。



フォーレはピアノ、ピアニシモ、ピアニシシ
モと変化するのが難しかった。
ピアニシシモの音を響かせるのは本当にパワ
ーがいる。でも私はあまり不得意ではない。
テノール長年やっていて、内声の歌い方が身
に沁みついているのかな。



音程を下げず、歌うには細心の注意とパワー
の維持が重要で、腰から背中を通り、頭まで
のラインを想定し息を押し上げる感じ。



だから、フォーレは歌いやすかった。若い人
は息のコントロールに苦労している感じが見
えた。



モツレクは音程の維持と音の変化をコントロ
ールするのにパワーがいる。私にはまだうま
く歌えない。
今年の10月16日にもう一度歌う。それま
でにものにしたい。団員のほとんどは活き活
きと歌っていた。



フォーレはソロは少ないが、モツレクは絶妙
なところでソロが歌われる。ホットする。
ソリストは本当に凄い。大ホールでマイク無
の歌唱だからね。オケのピアニシモも素晴
らしい。余裕がない癖にそれでも感じるとこ
ろは感じているのだ。



最後のアンコールはサプライズ。客席の現役
OBOGそしてお客さん、歌いたい人集合。
坂本先生の呼びかけに大勢の人が応えてくれ
ました。ステージは満席状態。フォーレは7
曲、モツレクは12曲、アンコールとの拍手
は3回きりのチャンスしかない。
だからか、終了時の拍手が凄かった。



大地讃頌は堂々とした曲。
それに答えて合唱団+客席応援団の歌唱が大
爆発。先生最後を目いっぱい引っ張る。本当
に楽しい大フィナーレでした。



ステージの壮観です(bunさん何処かな)

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さて当日行われた記念パーティーの後の2次
会でのパート別の坂本先生の講評。
(私の感想も入っています)



テノールは本質的に目立ちたがり屋(笑)だか
ら要領が良い。目立てるパートソロにくると
元気になる。先生にそれを指摘されてずっこ
けた、うふふ(笑).参加20名。
私はテノールで歌っているけれどハイバリト
ンだからね(逃げるな!



やはり宗教曲はソプラノ命、ほかのパートは
自分の特性でそれに協力する姿勢が必要。だ
から、今回もソプラノが功労者。もっとも人
数も38名、数の力は強いものね。



アルトは20人と少数でもよく頑張った。オ
ーケストラに対抗して、自分を表現するには
本当に難しいのです。
モツレクのフーガは素晴らしくて誇れるよ。



バスは19名。時々オケのベースの助けを借
りていたとか、先生の耳は鋭い。
(これを人は釣られたという、笑)
でも支えを忠実に再現していたと思う。



合唱はそれぞれパートが独立して上手く歌え
てもダメで、ハーモニーが生まれなければな
らない。
いつも1緒の合唱団は簡単にできても、今回
のような寄せ集め合唱団は本当は難しいの
だ。



みんなで1つの音を作ることを、これからも
目指したい。
合唱の良さをしみじみ感じた1日だった。



やはりレクイエムは小人数では表現が難しい
パワーが不足するとも感じる。
特にモツレクのフーガ、今回はアルトが鮮や
かだった。腹筋の使い方がグッド!
私のこれからの課題でもある。



合唱団の絆の強さは、学生合唱団が一番だと
思う。4年という期間限定だが絆は強い。同
期の連携は折り紙付き。集まれば1次回も2
次回も歌、歌。
コルメロの絆の強さは学生合唱団での3大不
思議とか。



2次会では、次から次へと学指揮リードで歌
う。ついには私まで指揮をさせられた、もっ
ともこの合唱団の創成期の学指揮だから逃げ
られない。



56年ぶり、汗をかいた。簡単な3拍子が振
れない。みんな優しいね、しっかりと合わせ
てくれる。最も指揮を見なくても歌えるから
ね。



坂本先生が目前50センチで見つめているこ
れ最大のプレッシャー。
でも、過去の学指揮たちは堂々と振る。本当
に羨ましい。これからは絶対指揮も練習して
おくぞ!



今回のコンサートに、ブログ友達のbunさん
が駆けつけてくださいました。
ありがとうございました。大変な励みになり
ました。お会いできなかったのが残念ですが
次の機会に取っときます。



それと素敵なブログ記事にある、声を上に上
げる(響かせる)ということは大変重要なことだ
と思うのです。上に上げれば、跳躍しても、同じ
音程でのロングトーンも下がらないからね。歌
う時はいつも意識して歌っている。



合唱団て人間関係が難しいのが難点だが、こ
んな合唱形態もあるのだ。
ただ同じ合唱団に所属しただけ、歌ったこと
もない顔も知らない同士の緩い関係。
ただ、今回のように出演者の大半が指揮者と
繋がっていることが条件かな。



今回の練習は譜読みもなくいきなり歌唱から
始まった。私は大変だったがみな慣れたも
の。発声練習も団員同士。ボイトレはつかな
かった。専門家は指揮とピアニストのみ。



40年だから、40人の3割が参加するとし
て10数人の指揮者がいるということ。彼ら
は、私なんかよりはるかに上を行っている。
それも、先生が来られないときは、学指揮経
験者が振った。
そういう意味では、もうセミプロ級かな。自
前でなんでも出来てしまう。



さて、今年も後半に突入しました。前半程忙
しくは無いが
8月にソロコンサート
10月にジュネーブ合唱団とのジョイント
11月は昼どきの定期演奏会
と本番が連続し、息が継げない。練習が必ず
付くものだから忙しい。



しっかりと準備してゆきたい。




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