SSブログ

ボカリーゼ「夜明け」のコンセプト(11月10日昼どき合唱団練習) [合唱]


m_294e77249babdc1ba1d2f3990fe4ce28.jpg


こんにちは。


昨日は、昼どき合唱団の練習だった。
まず歌いだしの練習、ほぼ全曲を演奏順に
歌う。歌いだしの練習は重要だ、第一音を
発声する時に、事前ブレスが合わなければ
、音が揃わない。


バラバラに歌いだせば、その歌の評価は落
ちてしまう。まずは、伴奏のピアノ、オケの
前奏の段階から、楽譜を見ておくこと。
そして先生の指揮をしっかりで見る、ブレス
を合わせる。


自分のパートだけではいけない。他のパート
との共同作業だ。先生の指揮は、棒の最下点
から歌いだすという基準が明確だ。
これは全員がそうでなければ。


合唱指揮の場合は流れるように振る先生も
いるから必ずしも一緒ではないが、尾花先生
は器楽者、オケも指揮するわけ、明確に振る
のは良く分かる。


さて歌う側としては、指揮者が変わることが
あるときは注意が必要である。
歌いにくいからといって第一音を外すなん
でことはやってはいけない。


そのためには、伴奏からリズムを取っている
こと。第一音の1,2小節まえから、ブレス
の準備をしておくこと。
合唱の一番難しいところ。


今回はボカリーゼの曲「夜明け」、指揮が
変わる。
作曲者の尾花先生はバイオリンとビオラを
演奏する。後は、チエロとピアノが共演する。


新しい先生の棒になれる必要がある、
練習ではハイなどとスタートを促してくれる
が本番ではそうはいかない。怖いのが、言葉
がないので節の切れ目で新しく歌い始めると
き、遅れ、音程不安が起こりやすい。


昨日は本番で指揮をされるN先生の指揮(2
回目)で歌った。
N先生はこのこの曲のコンセプトをはっきり
と説明してくれる。


それによると、夜明けという綺麗な絵のよう
な風景をイメージするのではない。太陽が上
るダイナミックな情景明日への希望に掛けて
表現すること。
歌い方が全然変わって来るね。


譜面を見ると、フォルテシモの部分が多い、
作曲者の意図もその辺にあるかな。
もちろん作曲者の意図も斟酌しなければ
ならないが、やはり指揮者の解釈が最重要。


いずれにしても、コンセプトを明確にしてい
ただけるのは本当にありがたい。
で歌い方はダイナミック。夜明けの壮大な
場面を描く。
エネルギーが半端でない、A母音をフォルテ
シモで連続的に歌って見てください、大変で
す。


私的には歌い終わりが大変だった、スタミナ
切れ!!
最後は8分音符で切るのだがパシッと切れ
ないのだ!!、
んーん。
練習するしかないね。


良く考えると、この曲に関しては我々は楽
器同様である。
音で情景を表現する、器楽者、ピアニストの
大変さが身に染みる。


オーケストラのあのダイナミックさをわずか
50名で表現する。
もっとも、チエロ、バイオリン、ピアノとい
う応援がある。精一杯歌うのみだ。


にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ
にほんブログ村



合唱・コーラス ブログランキングへ







nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。