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記念演奏会、練習開始(モーツアルト・フォーレレクイエムを歌う) [合唱]

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こんにちは。


モーツアルト、フォーレのレクイエムを同日に
歌うという、普通では考えられない企画が
はじまった。宗教曲ですよ。
知人には無謀という人もいる。


モーツアルトは12曲、フォーレは7曲、ア
ンコールもちゃんと用意して(コルメロの
愛唱歌です)合計20曲。


無茶かなという思いがちらりと脳裏をかすめ
たが、いざ練習を始めると、杞憂だった。
きっと上手くゆく,確信を持つようになった。


10月の終わり、台風の余波の雨天にも関わ
らず大勢の卒団生が大久保の学生の家に集
まった。学生の家は55年以上前、私も練習
した思い出の場所だ。


でも、覚えていたのはステージくらい。もっ
と大きいイメージだったが、こじんまりした
印象だった。50名あまりが集まった。


さすがに、我々の年代は3,4人。でもみん
な今も合唱活動をしている。
殆どが働き盛り50代以下、練習を日曜に
した意味を理解する。
まだ仕事年代だからね。


本番のステージは100名が乗る。卒団した
OBOGがこれだけ集まるのは大変なこと。
今の時代、100名集めるのは大変だ。私た
ちが運営した初期のコルメロは、20数名か
ら出発し、オリエンテーションで募集したら
100名が獲得できたのだから、時代が変わ
ったね。


まあ、いきなりそれで、団の運営に苦労する
ことになるのだが。
また機会あれば記事にしたいと思う。


殆どが坂本先生の教え子たち。坂本先生には
コルメロを40年の長きに渡り指導していた
だいている,本当にありがとうございます。
今回のコンサートは教え子の先生へのプレゼ
ントでもある。


さて、坂本先生の指揮で練習が始まってみて
驚いた。まず声量が段違いだ。我々のフォル
テは彼らのメゾピアノか!素晴らしい。


でも年を重ねれば、声帯周りの筋肉が衰え
声も劣化する。だから若さに任せてケアを怠
れば年相応になるから、経験豊富な我々の背
中を見てほしいね。


大げさでなく、ソプラノが綺麗で、全体とし
て安定感がある。
何回も歌っている強者もいるようだから、殆
ど暗譜しているようなものか。
私も、50年前歌った、ハレルヤとか組曲を
覚えているものね。
頼もしい、良い演奏ができそうだ。


今回は現役生はお客さん、先輩の姿を見せよ
うと先生もいわれるとうり、言葉で示すより
数倍の効果があるだろう。
なにせ、現役生が得られないもの、人生経験
という貴重な重みを示すことが出来るから。


直線的に声を出すことはなかなかできない。
躊躇なく声で表現できる、物にしている証拠
だと思う。
私は彼らと違うから、追いつくための練習が
急務だけれどね。
やる気がでた初回練習だった。


この日だけで両方のレクイエム全曲19曲の
合唱部分を通して歌い終わった、信じられま
すか、全員初めて結団してのアンサンブル
練習ですよ。


天候の変化が懸念され、練習は早めに終わ
り、懇親会開始、約半分が参加した。遠隔地
から駆けつけた卒団性もいた。練習が目的
だが歌う仲間としての連携も大事だ。


大学は4年、あったこともないOBOGもい
るわけで、普通はなかなか馴染めないものだ
が。歌を通じて同じ価値観を共有できるので
そこから会話が始められる。
歌っていいものだなとしみじみ思う。


お父さんが私より若いOBもいる。それだけ
幅広い年代が集まったということだ。
それが、55年の重みということかもしれな
い。団の第2期生という立場からは、純粋に
うれしいね。


次回練習は11月19日、本番は来年の
6月、本当に楽しんで歌いたいと思う。


私はフォーレが好きだ、フォーレは死とは、
「苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜
びに満ちた開放感」という。
彼は宗教曲を特別扱いしていないのだ。


フォーレの曲で忘れることが出来ない合唱曲
がある。ラシーヌ賛歌だ。
以前、昼どき合唱団の定期演奏会で歌った。
しかも、フランス語、いや~難しかった。
とても美しい曲です、レクイエムと共通する
フォーレの思いが良く表れた曲。ぜひ聞いて
いただきたく思います。






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