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魂のピアノ曲「憾(うらみ)」・滝廉太郎 [音楽]





こんにちは。


滝廉太郎といえば、花・荒城の月
などをはじめとする歌曲だが、ピ
アノ曲も作曲していることも、ご
存知だろうか。


ここに掲載したピアノ曲は最晩年
(1903年)の曲。
曲名は 「憾(うらみ)」
何とも凄絶な曲名だが・・・


だれかの曲に似ている。
そう、ショパンの「ポロネーズ作品
26の2」 に似ているのだ。
ショパンのいくつかのエチュードの
和声進行や響きも似ているといわれ
る。


ネットでは、ショパンのパクリでない
かという見方もあるが、後世の人間が
安易に決めつけるのはどうか。
似ているが、同じではないからだ。


「当時のことは本人しか知る由もなし」
ドイツに留学していたのだから ショパ
ンに傾倒してたのかもしれないし、影
響もけたことだろう。


滝廉太郎は生涯に2曲のピアノ曲を作
曲している。
「メヌエット」とこの「憾」。


留学中に結核病にかかり、一年で帰国、
23歳の若さでこの世を去った。
夭折しても、歌曲では名曲を残した。
本当の天才だ。


荒城の月・花など歌曲はよく知られて
いるが、ピアノ曲を書いていたことは
あまり知られていない。


少なくとも、ピアノ曲に関しては習作
のを出なかったようだ。
でも、歌曲以外も勉強しようとした意
欲は見えると思う。


歌曲も、器楽曲もこれからという時の不
治の病さぞ無念だったに違いない。
タラレバは禁物だが、もう少し長く生き
ていたら、器楽でも名曲を世に残してい
たに違いないと思うと残念だ。


器楽で名声を残せれば日本を超えた世界
の作曲家になっていたかも・・・
運命には逆らえない。


しかし、ネットは詮索好きが多いね。
今となっては、誰もわかる人はいないし
あまり意味がないのにね。


この曲の自筆譜の余白に
「Doctor!Doctor!」と走り書きがあっ
たそうだ。
死を控えた無念さを感じる。


「憾」という曲名も心残りや未練、無念と
いった気持ちを現したとものと思う。
動画を載せました、滝廉太郎の心情をおも
んばかって聴いてください。





★この記事は以前、so-netブログ(歌の
 つばさ)に掲載した記事を再編集したも
 のです)


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