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ゴールデンウエーブ」本番、最終練習 [合唱]

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こんにちは。


10日、ゲネプロを兼ねた特別練習を行った。
17時から。
山田先生、尾花先生ご出席。


通し練習と不安箇所を何回も練習する。
尾花先生はバイオリンのプロだが、演奏日の前は
一日一曲50曲反復練習したという。

わたしなら、10曲も浚ったら力が尽きる。
凄い集中力と思う。
もっともそのまえに喉が持たないね。


練習でも集中力はとても大事。
ダラダラ練習しても身につかないのは事実。
暗譜条件でなくても、暗譜するという気持ちはとても
重要と思う。


今回はバイオリンとチェロとピアノと合奏することで
歌詞がない母音唱の歌「夜明け」は楽譜持ち、
「翼をください」はピアノ伴奏つきで暗譜ということに
なっていた。


ところが、演奏時間の関係で2曲ともバイオリンと
チェロも伴奏することになり
尾花先生が大急ぎで編曲し7日の音合わせで
合同演奏を行った。

でも、器楽者ってすごいね二人とも初見、
しかも、演奏しながら編曲していく荒業。
3人ともプロは凄い!びっくり


バイオリンもチェロも音は合唱より繊細で細いが
音は前に飛ぶ。ホールの端まで届く。
合唱は下を向いたまま、
ただ指揮者を見るだけではステージでは歌っている
つもりでも後席には届かない。

しかも歌詞があるので実は厄介だ。
発音(子音)をしっかりしないと隅には届かない。
とくに、響きの良いホールでは拡散してしまい
何を歌っているかさっぱりわからないことになる。


しかも、ピアノ以外の楽器は2台だけなので
尾花先生が遠慮なく音を出すように注文をつけている。


特にパートのソロ部分、
昼どき合唱団の歌は尾花先生の編曲でソプラノ以外
のパートでもソロが出てくる。
団員には評判がいいがそこが弱点にもなるわけ。


ソロパートの音量が足りなくなれば、悲惨なことになる。
他のパートはソロをいかすため、内声となる。
ボリュームを落とさなければならない。
支えあいの気持ちだね!


昼どきの演奏はグループの一番手。
山田先生も多忙なソロ活動の合間に
当日の発声練習に付き合ってくださる。
(でも本番は与えられた発声練習時間から
なんと3時間後? なんてこった)ガーン


先生は本番はみなとみらい大ホールの後席で
しっかり聴くそうだ
本番後の評価が怖いな~。
とにかく甘い先生ではないからね。


10日の練習で山田先生の指導事項、
テノールへの注意事項しっかり頭にいれておこう。


輪になって歌えば良く分かるパートのバランス、
ソロ部分の歌い方、わかってはいても、
いざ本番でしかもみなとみらい大ホールのステージで
横に並ぶとほかのパートの声が聞こえにくいので
気を使えるかな、でも意識だけはもって、
自己中心だけは避けたいもの。


「指揮者の先生の動きを視野にいれながら、
ホールの2階部分を見て歌え」と良く言われる。


でも暗譜していなかったらこれは無理だね
  ★遅れないため 「先生を見る」、
  ★声を遠くに飛ばすため 「2階を見る」、
  ★不安な箇所があるため 「楽譜を見る」

それを均等に見るなんて器用なこと出来るかな?
自信がなければ、確実に楽譜にしがみつく
表現の50%もできないなと思う。
まあ響きが重要なバスなら少し別だが。


話は横にそれるがオケの演奏動画を見ていたら
楽譜を親の仇みたいに睨んで演奏している動画が
目に入った。必死度が半端でない感じ。

ちょっと不思議に思った。
しっかりとリズム、音程が身についていて
指揮者と一体だとばかり思っていた。

でも器楽者は独立した音楽家、
合唱団員とはちがう、一人ひとりがワンパート
ということに思いが至った。

ということは、同じ楽器のグループでもライバルだ。
歌でいえばソリストの領域かな。
少しでも体力が落ちたらと思うと・・・

合唱みたいにアンサンブル練習を何度も
重ねてということはなく、音取り、リズム練習は
自己責任だから厳しいね。

知り合いのビオラ奏者に聞いたが、
高年齢で楽譜が見るのが大変になり
長らく在籍した交響楽団からの引退を
決意したそうだ。

器楽奏者は本当に大変だと思う。
合唱は80過ぎても元気なら歌えるからね。
最も、耳が遠くなり、目は老眼が進みでは
とても器楽なんてできないね。

合唱はアンサンブルが生命、だから一人ではない。
でも調整不足は誰かがカバーしてくれる
と思った心得違いだ。ニヤリ

30人の合唱団で調整不足が20%いたら24人と同じ
になってしまう。

一人ひとりが目立ちすぎてはいけないのも事実
言葉は、何人いても一人の言葉で揃えるのも事実
音色はそろえるのが理想的

でもねそれでは無味乾燥で人間味がなくなる。
単に歌が上手いだけなら、プロには敵わない。
やっぱりシニア・アマは人間性で勝負だね。
人生経験の豊富なシニア合唱団の生きる道かな。ウインク

どう考えても、若い声は戻らないし、
リズム感も衰えているのも事実
若い先生の言うことになかなか対応できない。
自分ながら嫌になることもあるけど
それはそれで年の功、感動を与える歌い方はあるはず。

合唱団はプロではない限り、絶対音感がある人も
器楽者のようなリズム感がある人も少ないと思う。

ただ合唱は器楽では表現できない
「音と言葉の融合」の世界がある。
もちろん、オーケストラとのジョイントもOK
合唱しかできないアカペラも歌えるもいいね。口笛

なんか脱線気味のブログになってしまった。
本番間際でアドレナリン全開なんです。

ゴールデンウエーブは音楽祭、
沢山の合唱団が演奏するため、課題曲は少ない。
わずか2曲、されど2曲、
不安もあるが、楽しみだ。

 



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