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ドイツレクイエムを歌う(コルメロ記念演奏会) [合唱]

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 こんにちは。
歌のつばさのnaoka19です。


12月14日は文京のシビック大ホールで
開催のコルメロの55回記念定期演奏会に参加した。


コルメロの正式名称は「慶応義塾大学・
日本女子大学コールメロディオン」です。
長いですね~、でも省略するわけにいかない。


だから「コルメロ」という可愛い?愛称で
呼ばれる。
私にとっては可愛い孫たちみたいなもの
一生懸命な姿が清々しくていいね!。


最初に言うが、現役諸君、レセプシォンでの
坂本先生の講評は厳しかったが、愛のムチだ
からね、それだけ期待されれているんだよ。


なにくそという見返す気持ちが重要、56回
の定演で頑張れ、応援しているよ!
 

来場者は1100名という発表があった。
収容数1800人の会場と聞く。
7割も来場してくれた本当にうれしい。
 

今日の客演指揮者は斎藤純一郎先生。
今や指揮者界の大先生。私の後輩にな
るがもはや斎藤君とは呼べず、斎藤
先生と呼ぶことにしよう。


今日の演奏は力を使いきった。
演奏時間2時間、3ステージ、、、
な~んだ?普通じゃないかと思うなかれ。
演目が尋常ではないのだ。


第一ステージは現役だけで「心の四季」
清々しい演奏でブラボーだったと思う。


第二ステージは現役、卒業生合同で
ブラームス「ドイツレクイエム」を
70分の熱唱、いや~疲れたな~。



第三ステージは斎藤先生のダイナミック
な指揮でヘンデル「ハレルヤコーラス」
これを文字通り絶唱した!(イヤ絶叫かも)
100名超の大爆発、疲れを忘れ気持ち
よかった。



終わって、足はガクガクのどカラカラ
本当に疲れた!でも気持ち良い疲れ。
ドイツレクイエムは7曲、演奏時間70分
でその間休憩はない。聴いているお客さん
も疲れたと思うよ。
 

レクイエムは葬送曲、重く歌いがち、
そうしたら歌が重くなり音程も下がる。
だからむしろ明るく歌え。これは私の所属する
「昼どき合唱団」の指揮者の尾花先生がいつも
言われていること。
 

でもね、今回は私は初体験、現役の大半も
初体験、ドイツレクはコルメロとしては
過去の演奏会で6回も演奏していて愛唱歌
みたいなものだが。
 

学生団体としてはコルメロが1978年の
17回定演で日本で初演した聴いている。
その開拓者精神や良しだ。
 

今回OB,OGはドツレクの経験者が8割
(全体の4割)経験者だから参加したのだろう、
それだけ難しいのだ。未経験なので残念ながら
見送った人もいると思う。
 

やはり厳しい。わかっていても体が動かない。
第九のフーガと似ている、
早いよ~舌が回らない。ついてゆくだけで精一杯。


でも第九の合唱は最後の一楽章のみ。
ドツレクは7楽章全部(当然だが)比べもの
にならないボリュームだ。


ベートーベンは合唱をまるで楽器扱いにして
いるが、ブラームスは人間賛歌だものね。


ドツレクは死者を葬送する曲であるが死者を
賛美する歌でもある。


ブラームスはシューマン夫妻との交流があり
生涯独身であった。それについては、推測と
独断で記事を書いている。
ブラームスの人間性に惚れた。

  http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2015-01-07

(何度も見た方またかというクレームは無しね、スルーしてください)

曲にはそれが良く表れている、ドツレク最終(第七)楽章の
歌詞が印象深い。

 Selig sind die Toten,
 die in dem Herrn sterben,
 von nun an.

 さいわいなのは亡き人々である、
 主の身元で死ぬ、今から後


最高音は、B♭、今の私ではA♭が限界、裏
声で歌った。フォルテの時は裏声しか出せ
ないのは悔しいな!でも無理をすると、
裏返ったり、悲鳴になって悲惨だ。


今回は自身の定期演奏会(11月7日)の
すぐ後だった。しかも不注意で風邪をひき
練習が少なくて苦しかった。
でもそれは言い訳、自己管理がなっていない。


でも、ドイツ語の発音で苦しまなかったの
は去年から今年にかけ、ドイツ語を叩き込ん
んでくれた、「昼どき合唱団」の声楽指導者
の山田先生のおかげ、最高に「感謝!」です。


ハレルヤコーラスは斎藤純一郎先生の力強い
指揮ではじけた。私としてもあんなに気分良
く歌ったのは最近にないこと。
それも斎藤マエストロの魔力だね。
自信なげな現役も本番では頑張っていたもの。


ドツレクもハレルヤももはやコルメロの
愛唱歌だ。孫ほどの年齢差のあるもの
の同士が心を一つにできるこれぞ合唱だね。

オケの皆さん、ブラボーな演奏でした。
ありがとうございました。


ソリストの皆さん素敵でしたよ。

指揮者の斎藤先生、坂本先生、
学指揮の吉原君ありがとうございました。


当日の裏方、現役諸君慣れない仕事でお疲れ
様。OBOGのお世話本当にありがとうね。


お手伝い頂いた友好サークルの合唱団の
皆さま本当にありがとうございました。


そして、共に歌ったコルメロの仲間たち
お疲れ様。ブラボーだったよ!

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

終わってからのレセプション、懐かしい
顔がいっぱい、いろいろな学年のOB、OG
との交流も楽しかった。
先生方とも歓談できたし昔が蘇った思い!


23時30分終了、あれ間に合わない!
池袋駅に向かいダッシュ、
東横線浜行最終に間に合った。
でも結局横浜から先は徒歩!?。


帰り着いたらなんと3時・・・
長い長い一日、そして疲れたが充実した
一日だった。


(追記)

ツイッター見ていたら、下記の文章が
目に入った。これテノールの私にとって
嬉しいね、
応援ありがとうございます。


「コルメロのドツレク良かったなあ。
テノール少なかったけど頑張ってた」


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