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「今日はソロのレッスン日」 [音楽]

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 こんにちは。
歌のつばさのnaoka19です。

さて今日(26日)は、久しぶりに山田先生のソロの
レッスンを受けた。
8月の発表会に歌う準備としてはまだ日があるが。

合唱のレッスンは、集団で受けるので
ある意味気が楽だ、できなければパート全体の責任だから。
でも、個人レッスンは違う。1:1で逃げ道はない。

今日は発声練習と課題曲1曲だった。
課題曲はシューベルトの「セレナード」。
ドイツ語で歌う。

4分の3拍子、苦手なリズム、
ドイツ語は学生時代はドイツ法学を学んだので、
必須の外国語だった。

イタリヤ語よりも馴染みがあるのと
歌い出しの前の前奏部がとても素晴らしいので
選んだが、一筋縄ではいかない曲だ。
先生も難しいと認めるほど。

ドイツ語はイタリヤ語のようなローマ字読みが通じない。
発音も表記では表現できない子音ばかり。
練習は今日で2回目、1番をようやく浚い(それも次回課題満載で)
とにかく、日本語に似ていても非なる子音に悩まされた。

予習してきても、発音は楽譜を見るだけでは難しい。
先生が模範の発音をしてくれるが、なかなか再現出来ない、
きっと不詳の弟子とおもっているだろうな・・・

今日は2番の数小節まででタイムアウト。
牛の歩みだ、いやカメさんだな。
山田先生は、急がずものにしていこうと言われる。

曲に没頭すると、姿勢、舌の動きが疎かになる。
しかも今日はGが出ない!落ち込んでしまった。
そして出ないとすぐ裏声で歌う悪い癖が出てくる。

先生は地声で歌うようにいわれるが、
裏返りをおそれて裏声になる、地声で出すと裏返る。
体の力み、舌の位置に問題があることがわかっていても
治せない。
さてさてつぎはどうなることやら。

さて、レッスンで良いことは発声練習を入念にやって頂ける
ことだ。
母音発声による音階の移動、スタッカート、
30分はみっちりと鍛えられた。
でも歌うとなると、高音域が裏返るクセが抜けない。

まあ、高音域はある程度は強化するとしても
今はGまで歌えれば良い。
最大の課題は舌、平らにならない、とくに奥が丸まる。
高音発声には障害になるのはいうまでもない。

そして高音になるとアゴがあがり、姿勢も崩れるのを
指摘される。
力みまくりということか。
腰を落とし目にして、安定させて歌ってみようかなと思う。

私は合唱ではテノールだが、
声質は「ハイ・バリトン」のようだ。
自分でも、中音域になると響きが良いような気がする。
ソロで歌う曲はハイ・バリトンに合った曲を選ぶのがいいのかな。
良く考えよう。

悪癖を治すのは容易でないが、
8月までには何とかしたいもの。

歌っているとき、先生はピアノを弾きながら
口の中だけは本当に穴のあくほど見ている。

細かい指示が出るので、体で覚えるしかないが
そこはシニア、物覚えの悪さと物忘れのテンコ盛り。
歌は本当に認知症の予防にはいいかもね。

自分でわかるミスは別として
自分でもわからないミスをすると、先生は「ニコリ」する。
これ怖いんですけどね。
先生が「ニコリ」としたら、要注意、
そのあと、必ず指導が待っている!!

ただ、うまくいかなくても、
ピンポイントのアドバイスをしてくれる。
困っていると、具体策を示して理解するように導いてくれる、
これ抜群に凄いんです、がらりと変わりますよ。

合唱では、いろいろな先生に教えてもらっているが、
お手本は示してくれるが具体策がわからず、
結局身につかないことが多いように思うので・・・

個人レッスンは対面だから、
厳しいし妥協は許されないと思う。
われわれは趣味の域を出ないが、
それでも、”歌道”(あえていいます)の厳しさの一部を
体現しているのだ。

大変なものだなと思いながら帰路についた。


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