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「港南区ひまわり管弦楽団第21回定期演奏会」を聴く [音楽]

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7月19日、14時から上大岡の「ひまわりの郷」で開演です。

ひまわり管弦楽団は、地元の市民合唱団です。
もう21回目。昨年は20回の記念公演を「音楽堂」で行い
好評でした。
私は歌のみで楽器は弾けません。楽器を弾ける人、
大いに尊敬します。

13時半、開場に少し遅れて会場につきました。
一階席は満席状態。
人気があるし、地元の人から愛されていますね。
私の友人がご夫妻で出演されているのです、とても羨ましい。

中央席は一杯。前の左側に座ります。
こんな前で聴くことは初めてです。
どんな演奏が聴けるかとても楽しみです。

昔は良く聴きましたが、オーケストラは久しぶりです。
最近はオペラ、オラトリオなど歌や合唱とセットの演奏を
聴くことが多くなりました。

オーケストラにはもちろん歌がありません。
歌とは違った表現力が求められるわけです。

私は、楽器はダメなので、良くわかりませんが
楽器で音楽を表現することは、
歌うことよりも数段難しいかなと感じています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

14時、開演です。

「プログラム」

L.V.ベートーヴェン

「交響曲 第8番 ヘ長調 Op.93」

 Ⅰ、Allegro vivace e con brio
 Ⅱ、Allegretto scherzando
 Ⅲ、Tempo di Menuetto
 Ⅳ、Allegro vivace

J.シベリウス

「交響曲第2番 ニ長調 作品43

 Ⅰ、Allegretto
 Ⅱ、Tepo andante,ma rubato
 Ⅲ、Vivacissimo
 Ⅳ、Finale,Allegro moderate

指揮:山田慶一
管弦楽:港南区ひまわり管弦楽団

港南区民文化センター「ひまわりの郷」ホール
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

★「ベートーヴェン 交響曲 第8番 ハ長調」

第8番は、第7番と並行して作曲されたそうです。
規模の大きい7番とくらべコンパクトです。
ひまわり交響楽団は中編成(60名弱)なので、
選んだ曲としては合っていますね。

アレ、楽器の配置がいつもと違う!
コントラバスが左手に来ている。
弦楽器の配置も違います。

我々合唱団も並び順では工夫(苦労?)をします。
パートのバランスが良ければ、一定で良いと思いますが、
大体は偏っている。
演奏会の直前で変えることもしばしば。
オーケストラでも同じ悩みがあるのでしょうか。

ベートーヴェンはある意味演奏者には意地悪です。
でも聴き手にとっては面白いでしょうね。

激テンポ、リズムがずれたりひねりの効いたメヌエット形式、
3連音符の連続(なんと弦楽器は6連音符!?)
弦楽器の動きが素晴らしかったです。

ひまわり管弦楽団の団長さんが、身の丈に合った演奏を
選曲の段階から心がけているというお話しをされていますが、
ひまわり交響楽団には大編成のオケにない良さが
随所に見られました。

弦楽器、金管楽器、木管楽器、打楽器の
バランスが良く取れた良い演奏だったと思います。

★「シベリウス 交響曲第2番 ニ長調」

今年は生誕150周年。
シベリウスを聴く機会が多い年になるでしょう。

意気込みが伝わってきます。
いつもながら、私はひまわり交響楽団の弦楽器の
繊細さがお気に入りです。とてもクリアーな音色です。

弦楽器、とりわけコントラバスが印象的でした、
コントラバス側に座っていたので、特に強く感じました。

第4楽章はトランペットと弦楽器の掛け合い、チェロとビオラの
の動きから木管楽器への受け渡し、最後はトランペットで
高らかにフィナーレ、
ブラボー!

合唱は年齢とともに、クリアーさは失われてしまいます。
でも楽器は年を取らない。とても羨ましいですね。

友人のメールには、ものにするまでは苦労の連続だった
と書かれていました。
でも演奏は軽やかで、大変楽しめました。

最近はアンコールのあるステージは少なくなりました。
でも、今回はちやんと用意されていました。
地元との距離感が近く感じられて、
ほのぼのとした気持ちで会場を後にしました。

若々しい、溌剌とした山田マエストロ、演奏者の皆さん、
裏方の皆さんお疲れ様でした。


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