SSブログ

みなとみらい昼どき合唱団員「徒然ノート」 [音楽]

 満月.jpg

 こんにちは、歌のつばさのnaoka19です。

ついに連休も終わってしまいましたね。
おおいにリフレッシュしましたか。

さて、インターネットを見ているといろんな合唱団の情報がはいってきます。

最近こんな記事を見ました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「成長する合唱団と衰退する合唱団」

かれこれ20年以上も合唱に携わり、
一般・職場合唱団を10年以上経験すると、

大人の合唱団で、成長する団と衰退する団の違いが
おぼろげながら分かってくる。

以下、成長する団・・・・◎、衰退する団・・・▼

◎ 団員の平均出席率が70%以上
▼ 平均出席率が50%以下

  言うまでもないが、半分しかこない団員ばかりでは、
  「毎回同じことの繰り返し」となり、
  技術の進歩が分かりにくい。

◎ 練習の習熟度が、前回の練習時より確実に上がっている。
▼ 習熟度は上がることもあるが、毎回微増か下がることもある。

  「いい合唱団」は、個人が次の練習までに復習をしてくるため、
  確実に実力が積み上がる。

  「ダメな合唱団」は、1週間のうちにほとんど忘れてしまい、
  次回も真っさらのレベルからのスタートとなる。

◎ 責任者もしくは指導者に強烈な牽引力がある。
▼ 厳しいことが言えない、事なかれ主義の人間がリーダー。

  合唱団は利益追求の会社でもないし、宗教団体でもない。
  つまり、仲良しクラブになりがち。

  明確な目標を掲げ、団員を厳しく管理・牽引できる人間が
  トップでないと、結局は人間関係で内部崩壊するところが多い。

  (以下省略)・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか、
皆さんの合唱団はどちらに該当しますか。

一般・職場合唱団では、合唱を追求すればするほど
尽きない悩みがあると思います。

とくに、近年男性合唱団の衰退が著しいといわれています。
大学の合唱団も例外ではないようです。
目に見えて、団員数が激減しているのです。

少子化とか、趣味の多様化とかあると思いますが、
やはり合唱の魅力が伝わっていないのではないかと思うのです。

たとえば、技術の追求のし過ぎだと人気が落ちるし、
逆に仲良しクラブになり過ぎてもつまらない、
いまさら合唱など、魅力がないと思われているのです。

クラブの方向性については、とても大事ですが、
★明確な目標を持ち技術の向上を追求したい、
★仲良しクラブでいいから好きな歌を歌いたい、
学生時代は、この二つは相入れないものとして、良く議論しました。

私自体も半世紀前、学生のころ所属する合唱団で、
技術か親睦かの議論でクラブが分裂する苦しみを味わいました。

後輩の合唱団になるわけですが、結成後50数年たったいまは、
大学有数の混声合唱団として活躍しています。
(さすがに少子化と多様化の波には苦労しているようですが)

いまは、二つの大学で構成されているとは思えないほど
親睦は自然と融和が進み、技術は積み上がっていき、
この合唱団の伝統となっています。

良く考えると、この二つはいわば車の両輪みたいなものですね。
親睦あってのハーモニー向上、また技術がなければ、歌っていて
楽しくないのも事実でしょう。

まあ、永遠のテーマではありますがね,,,

今年も彼らは定期演奏会を開きます、ぜひ聴いて上げてください。
昨年は「モーツアルトのレクイエム」で、ハイレベルで美しい演奏
でした。
(参考記事;http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2014-12-14)

今年は12月25日、「蔵王」を歌うようですが、
直近になったら、情報を流します。

学生の若々しい清冽な声を聴いたら、合唱の素晴らしいことを認識し
何年も若返ること間違いありません。


さて、私の所属する「みなとみらい昼どき合唱団」
を紹介させていただきます、
職場合唱団ではなく、市民合唱団であり60歳代から上の
シニア世代で構成されています。

練習の出席率は総員の70%を超えているので、合格ですね。
幸いにして、最近少しずつ団員が増加中なんです。
もうじき実働人員で60名間近か、うれしいですね。

指導は、指揮の尾花先生と声楽の山田先生がそれぞれの分野で
分担します。
自主練習は自宅でのみやって、団での自主練はありません。

二人の指導者に強烈な牽引力、指導力があるのは事実です。
まあ、二人の先生に憧れて入団する人が圧倒的なのですが、

指導者は厳しいなりに「人間的魅力」がないと、
皆ついてこないでしょうね。

わが団は技術追求型では、ありません。
といって、仲良しクラブでもありません。

二人の先生の指導は徹底していて、 練習中絶対に気が抜けません。

でも団員はそれぞれキャリアを積んだ「いい大人」です、

「明確な目標を掲げ、団員を厳しく管理・牽引できる人間がトップ
でないと、結局は人間関係で内部崩壊する」
ということにはなりません。

練習中も水を打ったようなシーンした雰囲気ではありませんし
それを強く強制されることもありません。大人ですから,,,
まあ、尾花先生は「高級社交場」?と称していますが。

年一回の演奏会は,練習の成果を発表する場ではありますが、
エンターテインメント性をたっぷり織り込んだ
聴いていて楽しいステージが「売り」です。

ここで、少し演奏会のPRをしますね、
今年は12月14日(火)「みなとみらい小ホール」(15時開演)
で行ないます。
ぜひ、聴きに来てください。一度聴いたら病みつきになりますよ!

各地にはアマチュアの合唱団が群立しています。
合唱を追求するあまり、厳しい目標を立て、
練習を強制しすぎると、
演奏会が終わったら抜け殻となってしまいます。

演奏会が終われば、合唱をやめてしまうことになりかねない
それではあまりにも勿体ない。

私は、練習のときから、指導者は自分を押し出すばかりでなく
団員がもっと合唱ライフを楽しめるよう気を遣って
団を導いていく必要があるのではないかと思っています。

全国の合唱団員の皆さん、楽しい合唱ライフを!

★昨年の「昼どき」の演奏会のレヴュー記事です。時間があればご覧くださいね。

昼どき合唱団2014;http://gaku-nao.blog.so-net.ne.jp/2014-10-29



にほんブログ村 クラシックブログ 合唱・コーラスへ
にほんブログ村



合唱・コーラス ブログランキングへ


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。