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洋光台混声合唱団「アンデイ・ムジーク、コンサート」終了! [合唱]

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 歌のつばさのnaoka19です。

洋光台混声合唱団の「アンデイ・ムジーク、コンサート」

4月4日(土)、無事終了しました。

特に、今回の演奏曲は、団歌を除くと
全てが作曲家、鈴木憲夫先生の曲なのです。

しかも、今回鈴木先生をお招きしてのコンサート、
洋混としては1大イベントです。

このような機会は、二度とあるかどうか、貴重な経験です。

2年にわたり練習してきた成果も試されます。
私は、暗譜という課題に対する不安を抱えての参加です。
現実に22日に行われたゲネプロでは、惨敗に近い
出来でした。

その後の練習でかなり、追いついた実感はあるものの、
やはり、不安,,,

ですが、最終練習での土居先生の笑顔、ハイタッチ!?
とても励まされました。
やってやるぞ、ファイトが湧いてきます。

ステージは4ステージ+2曲、午前中の練習でかなり消耗します。
でも、不思議なもの、ステージに上がると集中力が出てくる。

いよいよ開演。お客様の入りは、6~7割か。
さすが、1100人も入る会場を満席にするのは難しい。

でも、こんなにも大勢の人が聴きに来てくれるのです。
やったろかという気持ちが溢れて来ますが、そこは抑えてスタート。

今回は、作曲者の鈴木先生にも来て頂いているのです。
それは緊張しますよ。
先生も、自分の曲がどのように歌われるか、
心配だったに違いありません。

演奏は、団歌として定着している、
”アンデイ・ムジーク(楽に寄せて)”で始まります。

第一ステージは、「みすゞこのみち」、指揮は土居先生です。
大正末期から昭和初期にかけて活躍した、詩人「金子みすゞ」の詩。

本人は若くして亡くなり、後世になって見い出されました。
その人生は決して幸せではなかったと聞いています。

でも、詩は純粋さと慈愛にあふれています、
そして、とても繊細です。

作曲者の鈴木先生の思いも聞かせていただきました。
組曲の冒頭の曲「このみち」の最後の一節に、
みすゞさんの祈りの気持ちが込められていると言われます。
     ---------
     このみちのさきには
     なにかなにかあらうよ。
     みんでみんなで行かうよ、
     このみちをゆかうよ。

そして、「このみち」は、この組曲の最後で、もう一度歌います。


みすゞさんの祈りの声、そして、土井先生がいつも言われる、
「自分の心のことば」、上手く歌で表現出来たでしょうか。

第二ステージは川上先生。
組曲のテーマは「マザーテレサ愛のことば」。
もうこれはミサ曲に近いです。
最初「マザーテレサ愛のミサ」として、発表されたそうです。

まずはマザーテレサの含蓄のある言葉を歌でしっかりと伝えること
、表現に気を使い演奏します。


ラテン語は心の中の祈り、「だれもそばにいてくれない」
「主よ、今日一日」などまさに、祈る気持ちで歌いました。

日本語とラテン語が混在するこの組曲、最初は戸惑いましたが、
マザーテレサの祈りの言葉が本当に印象的です。
歌っていてとても癒されたステージでした。

会場のお客様、教会ミサの雰囲気を味わって頂けましたでしょうか。

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さて、休憩をはさみ、第三ステージへ。





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舞台では、鈴木先生をお迎えしてのトークが行われています。

時間が押してきました!?少し焦ります。

第三ステージ、指揮は吉田先生です。
詩は、「坂村真民」。ネットで調べると仏教詩人とあります。

「仏教の心を超えた、世界観・宇宙観を持つ詩人」と
吉田先生は言われます。

小品で6曲、
最後の「二度とない人生だから」は大曲。


短いが、独特で哲学的な詩風、一筋縄ではいかない作品ばかり。
やはり反省点が残りました、今後につなげたい。

「マザーテレサ愛の言葉」とは共通点があります。
それは”祈り”です。

キリスト教と仏教の違いはあれど、
祈りには変わりありませんね。

今の世相を考えたとき、祈りこそ必要な時代かも知れない、
そんな思いを込めて歌いました。

そして、最後の、「二度とない人生だから」は、
洋混にとり、歌い慣れた味わい深い曲。

気持ちを込めて歌いました、会場からブラボー!の声がかかります。
ブラボー!と声をかけて頂けると本当に嬉しいものですね。
全ステージで、聞こえてきた気がします。ありがとうございました。

ラストは「日本・こころのうた」、3人の指導者が
2曲ずつ指揮しバトンタッチしていく、バトンタッチステージです。

良く知られた名曲ばかりですが、これが実は難しい。
ゲネプロでは練習不足だったので、かなり練習しました。

お蔭で何とか歌いきりましたが、
鈴木先生の美しい旋律を活かすことが出来たかどうか、
余裕がなく反省すべき点がありました。

バトンタッチステージ最後の曲は「ほほえみ」、
なんと鈴木先生が指揮台に立たれました。

再会を約して「ほほえみ」でお別れ、エンデングにふさわしい美しい曲です。
作曲者の指揮で歌えるのです、本当に幸せな瞬間でした。

緊張感とともに、今日の気持ちが会場の皆様に伝わるよう
精一杯歌いました。

ステージの見送りソングは、団歌「出会いの歌」、
元気よく、気持ち良く歌ってお客様を送り出します。

お客様、暖かい拍手ありがとうございました、
次回の定期演奏会「アンデイ・ムジーク、コンサート」は
2017年です、また会場でお会い出来ますように。

鈴木先生、お忙しい中、ゲネプロ、本番と
朝からお出でいただいて熱心なご指導と励まし、
ありがとうございました。

そして、先生方、団員の皆さん、
本当に、本当にお疲れさまでした。

今回の実感ですが、楽な歌、手抜きなどありえませんね、会場の反応は正直です、
厳しいのは当たり前、一曲一曲心を込めて歌う、それしかありません。

体調に気をつけ、次回(2017年)
も出れるよう精進したいものです。


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